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ここ最近、某ホームセンターで購入した照明器具の故障が頻発しています。
当社の管理課は、記録の徹底を行っているので、過去の履歴が細かい話でもわかるのですが、最初に気が付いたのが、今年の4月。
ワンルーム物件の入居者さんから、「突然洋室の電気が切れて蛍光管を交換しても点灯しません」との連絡がありました。
こちらの、照明器具は当社にて交換したもので、当時購入から約2年経過していました。
電化製品の保証書には1年が保証期間だと書いてあります。
杓子定規に言えば1年経過すれば無償交換などしてくれない事になります。
が、この時は、管理課S君が某ホームセンターに相談に行ったところ、担当さんから「保証期間は経過しているのですが、メーカーに同様の苦情が出ていないか確認します」との返答でした。
当時はこの1件だけでしたが、30台近く仕入れているので、他の物件で同様の事が起きたら実に迷惑な話です。
約2週間位してメーカーからの返答が来ました。
「故障原因はダイオードの故障で、他の消費者からの苦情は無いが新品を提供します」との回答でした。
その時は、親切な対応だと思っていたのですが、その後同じ製品で合計5件同様の症状が出ました。
その都度、新品交換して頂いてるのですが、昨日新人君がホームセンターへ行った時に店員さんから言われてしまいました。
店員 「実は、この件メーカーさんから3年経過したものに関しては交換できないと言われてしまったんですよ」
新人君 「えっ 不良品なんですから困りますよ」
店員 「メーカーは不良だとは認めて無くて譲歩している感覚なんです」
新人君 「え〜 どう考えても不良品だと思いますよ」
店員 「本来1年保証のところ3年まで特例で伸ばしたので勘弁して欲しいとの事なんです」
新人君 「そろそろ3年経つのが出てきますけど、壊れたら持ってきますからね」
部品の寿命だと言いたいのでしょう・・・
確かに1年保証ですので、理屈的にはメーカーが拒めば諦めないといけないのです。
そこを3年まで延長してくれたのは善意と受け止めるべきなのでしょうか?
まぁ この件に関しては微妙な感じがするのですが、このやり取りを聞いて思い出しました。
ちょっと話が飛んで恐縮ですが、7日の日に参加した大島てるさんのセミナーで自分が大島さんに質問した事があります。
事故物件に関する告知期間に関連しての話だったのですが、今現在多数の裁判事例があるのに、法律で明確な告知しないといけない期間が決められていません。
ここら辺、仮の話ですが法律でバシッと「自殺の場合は5年間告知すること」と決まった場合の対応について尋ねました。
大島氏 「仮にそうなったら5年経てば告知しないつもりですか?」
クマ 「そう解釈するでしょう」
大島氏 「そこら辺が良くないところなんです」
クマ 「永久に告知するなんてのは物件の所有者には酷ですよ」
大島氏 「仮に決まっても最低限の事を決めたまでで、無かった事にするのは倫理的じゃないです」
クマ 「では法律が出来ても炎マークは消えないって事ですね?」
大島氏 「どんな法律になるかによりますけど続けます」
仮に法律で期間が決められても、最低限のルールと解釈して期間が過ぎた途端に無かった事にするのは倫理的に間違っているとのご主張です。
メーカー保証が1年だけど2年で壊れた製品に消費者は不満を持つ。
でも、そう言う取り決め・・・
法律の場合は解釈の問題、理屈の場合は見る角度や立場の問題、倫理観の場合は、人によって違いがあるのでしょう。
倫理観と気持ちの問題は違うのかも知れませんが、根底は個人の感情だと思います。
取引はビジネス、住むのは生活、どちらにも人が関わりますので最終的には気持ちの問題なのです。
やっぱりブログで短くまとめるのは無理がありそうなので、引き続きいろいろ考えてみたいと思います。
ではまた明日
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当社の管理課は、記録の徹底を行っているので、過去の履歴が細かい話でもわかるのですが、最初に気が付いたのが、今年の4月。

こちらの、照明器具は当社にて交換したもので、当時購入から約2年経過していました。
電化製品の保証書には1年が保証期間だと書いてあります。
杓子定規に言えば1年経過すれば無償交換などしてくれない事になります。
が、この時は、管理課S君が某ホームセンターに相談に行ったところ、担当さんから「保証期間は経過しているのですが、メーカーに同様の苦情が出ていないか確認します」との返答でした。
当時はこの1件だけでしたが、30台近く仕入れているので、他の物件で同様の事が起きたら実に迷惑な話です。
約2週間位してメーカーからの返答が来ました。
「故障原因はダイオードの故障で、他の消費者からの苦情は無いが新品を提供します」との回答でした。
その時は、親切な対応だと思っていたのですが、その後同じ製品で合計5件同様の症状が出ました。
その都度、新品交換して頂いてるのですが、昨日新人君がホームセンターへ行った時に店員さんから言われてしまいました。
店員 「実は、この件メーカーさんから3年経過したものに関しては交換できないと言われてしまったんですよ」
新人君 「えっ 不良品なんですから困りますよ」
店員 「メーカーは不良だとは認めて無くて譲歩している感覚なんです」
新人君 「え〜 どう考えても不良品だと思いますよ」
店員 「本来1年保証のところ3年まで特例で伸ばしたので勘弁して欲しいとの事なんです」
新人君 「そろそろ3年経つのが出てきますけど、壊れたら持ってきますからね」
部品の寿命だと言いたいのでしょう・・・
確かに1年保証ですので、理屈的にはメーカーが拒めば諦めないといけないのです。
そこを3年まで延長してくれたのは善意と受け止めるべきなのでしょうか?
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ちょっと話が飛んで恐縮ですが、7日の日に参加した大島てるさんのセミナーで自分が大島さんに質問した事があります。
事故物件に関する告知期間に関連しての話だったのですが、今現在多数の裁判事例があるのに、法律で明確な告知しないといけない期間が決められていません。
ここら辺、仮の話ですが法律でバシッと「自殺の場合は5年間告知すること」と決まった場合の対応について尋ねました。
大島氏 「仮にそうなったら5年経てば告知しないつもりですか?」
クマ 「そう解釈するでしょう」
大島氏 「そこら辺が良くないところなんです」
クマ 「永久に告知するなんてのは物件の所有者には酷ですよ」
大島氏 「仮に決まっても最低限の事を決めたまでで、無かった事にするのは倫理的じゃないです」
クマ 「では法律が出来ても炎マークは消えないって事ですね?」
大島氏 「どんな法律になるかによりますけど続けます」
仮に法律で期間が決められても、最低限のルールと解釈して期間が過ぎた途端に無かった事にするのは倫理的に間違っているとのご主張です。
メーカー保証が1年だけど2年で壊れた製品に消費者は不満を持つ。
でも、そう言う取り決め・・・
法律の場合は解釈の問題、理屈の場合は見る角度や立場の問題、倫理観の場合は、人によって違いがあるのでしょう。
倫理観と気持ちの問題は違うのかも知れませんが、根底は個人の感情だと思います。
取引はビジネス、住むのは生活、どちらにも人が関わりますので最終的には気持ちの問題なのです。
やっぱりブログで短くまとめるのは無理がありそうなので、引き続きいろいろ考えてみたいと思います。
ではまた明日


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