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DSC_1576「この森は、はるか大昔から変わってないんだよ」
と、昨日ご自宅訪問させて頂いた、地主さんに言われました。




森が、自宅の敷地にあるってビックリです・・・


現在抱えている案件で、畑を買い取ってもらう交渉をしています。

買主予定の隣地地主さんは、開業医の院長さんで、病院の休憩時間にご実家を案内してくれました。


BlogPaint江戸時代以前から続いている家で、農地解放の時にかなり土地を取られたそうですが、それでも農地系で10000平米はあるそうです。






BlogPaint現在、自分の方は、農地法の3条許可で、農地を農地として売買する予定なのですが、この地主さん、開業医をされていて農業資格者名簿に記載がありませんでした。





ですが、広大な面積の農地を代々相続しているので、管轄している行政も良く知っているようです。

形式的に、農業をしている証拠を出して欲しいとのことなので、農機具小屋の写真を撮影させてもらう事になり、病院の休憩時間に抜け出してもらい案内して頂いた訳です。

DSC_1608クマ  「古そうな小屋ですねぇ」

先生  「築100年くらいだと思うよ」

クマ  「中の写真撮っていいですか?」





DSC_1595この小屋は2階建てになっていて、2階の方はかなりの荒れ具合でしたが、何やら昔の道具だとかいろいろ出てきました。







DSC_1604先生  「これは何だと思う?」

クマ  「桶ですよね」

先生  「木を組み合わせて作るなんて手間がかかる物が普通だったんだよね」






DSC_1593 (2)先生  「これは何だと思う?」

クマ  「・・・芋とか野菜を干す入れ物ですかね?」

先生  「ようさんやってたんだよ」




クマ  「ようさんですか?」

先生  「蚕(かいこ)を育てる養蚕ね、今時は知らないか」

クマ  「へぇ そう言えば小学生の頃、授業で育てた事ありましたよ」

先生  「昔の農家は田んぼや畑の他にいろいろ副業やってたんだ」



そんな話を聞きながら、30分くらい案内して頂きました。

クマ  「農地系で一町歩(いっちょうぶ)っておっしゃってましたけど農地以外もたくさんお持ちなんですか?」

先生  「この実家の他に人に貸しているのがたくさんあって苦労してるんだよ」


自分が想像していた以上の大地主さんだったようです。
借地系や、売買系で相談したいとも仰ってましたので、今回をご縁に、いろいろ絡ませて頂けたら嬉しいです。

ほんと、突然に他県の大地主さんと接点を持てた事に感謝です


さて、本日は、しばらく前から手掛けていた中古住宅の売買契約があります。

こちらは、営業の新人君に役所調査から重要事項説明や売買契約書の作成を下請けさせた案件です。

営業の新人君は賃貸契約の方はかなり件数をこなしていますが、売買の契約は自分と一緒に経験させたのが1件、マンションの賃借人が貸主から買い取った案件の仲介が1件で今回は3回目です。

新人君昨日からドキドキしてるみたいです。

自分も同席しますが、全て彼に任せる予定です。

ではまた明日



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