いよいよ2015年も本日が最終日です。
このブログ、2005年に開始して以来11回目の大晦日を迎えた事になります。
2015年も、365日毎日更新を続けられて、2011年の3月以来57か月間連続更新記録を継続中です。
まぁ 書けば良いと言う訳で無いのはわかっていますが、飽きっぽい自分が良く続けられているものだと不思議に思っています。
人気ブログランキング←2015年最後のクリック!
2016年も365日、毎日更新する予定ですのでよろしくお願い致します。
と、思ったら2016年は、うるう年で366日でしたね
2月が29日まであると言う事は、何となく得した気分になるものですが、契約書類関係に注意しないといけませんね。
さて、毎年大晦日の恒例となった「今年を振り返る」ですが、自分の独断で2015年の出来事を振り返らせて頂きます。
なんと言うか、自分でも良く書いたものだと読み返すのに恐ろしく時間がかかりましたよ・・・
(1月) ダブルパンチされる
新年早々、火災発生。
原因は、タバコの火の不始末で、消防隊の突入が早く、畳を焦がした程度で鎮火してくれました。
が、この部屋の70代の男性入居者さん、部屋を汚部屋状態にしていた事も同時に発覚。
大家さんダブルパンチだったのですが、この状態でも押し入れをベットにしている事に保険の鑑定人さんも感心してました。
その後、大家さんだけでなく入居者さんにも保険金が入りました。
ゴミにしか見えなかった衣類や布団にも価値があるものですね。
(2月) 脅すのは程々に・・・
地主さん宅で雑談をしていると、奥の部屋から謎の物音が聞こえました。
古いお屋敷部分の仏壇スペースからの音だったので、ポルターガイスト現象だと思いましたが、ハクビシンが出るそうです。
で、この時の大家さんの対処方法が、天井裏に登って包丁で脅すとの事でした。
その時は笑い話になっていましたが、最近後日談を聞きました。
何度もしつこく土地活用の営業をかけてきた某30年一括借り上げの建築会社営業担当に「二度と来るな!」と警告したにも関わらず翌日に訪問してきたとの事で・・・
農作業用の包丁持って怒鳴りつけたそうです
二度と来なくなったそうですが、お巡りさんの世話にならないようにして頂きたいところです
(3月)認めません・・・
汚部屋で天井までゴミが積もっている・・・
そんな状況を見ても驚かなくなりましたが、解約立ち合いに行ったマンションのエントランスの天井までゴミが積み上げられている場面に遭遇しました。
間違いなく、積ゴミ2m級の汚部屋ゴミを短期間で移動させたのでしょう・・・
繁忙期の忙しい1日を更に忙しくさせた出来事でした。
(4月)新人君入社
自分が力を入れたいと考えている賃貸管理の派生業務である、相続・売買系に力を入れる為に、管理課に人員補充してもらいました。
管理課の新人君と言う名前で度々ブログに登場していますが、実に助かっています。
元々、PCでのデザインとかやっていたそうで、業務の効率化を図る部分でも活躍してくれています。
おかげで、今年は過去最高の売買取り扱い件数となりましたよ。
(5月)上司S部長危篤?
普段から偏頭痛持ちで、たまに「頭が痛いから休ませてくれ」と連絡が来て会社を休むアラ還の自分の上司が、早朝に救急車で緊急入院。
奥様から連絡を受けた時に、偏頭痛が原因だと早とちりして以来、ボタンの掛け違いが発生。
本人は痛さで口もきけない状態ですとの事で危篤状態と推定。
脳幹が詰まった・・・
そんな状態を伝えると涙ぐむ社員も。
で、しばらくして脳幹では無く尿管が詰まったと判明。
尿管結石も大きな病気で大変な状態なのですが、社員一同、「なんだ、大したことないじゃん」と安心。
自分は、「話をよく聞けよ」と大顰蹙を買いました。
上司本人は、「死ぬほどの激痛だったのに、なぜみんな大した事なくて良かったと言うんだ」と不愉快だったそうです
(6月)そんな事までやる?
ブログでは書けませんでしたが、6月は特殊な案件を対応しました。
ホテル経営の地主系大家さんからの依頼だったのですが、ホテルでお客さんがケガをして治療費と休業補償を請求しているとの相談です。
アパートの話では無いので弁護士さん紹介しますよ、と伝えたのですが、相手が大迫力の刺青をチラつかせるおじさんで、土曜日に案件発生して月曜日に他県にある医者まで同行しろと、全く準備期間が無い焦らせぶりです。
「誠意があるなら、病院まで同行するのが筋だろ!」
と、凄まれてその場で行くと約束してしまったそうです。
早速、顧問弁護士の携帯に対応を求める依頼をしたのですが、反社会的勢力は担当外との事で、専門の弁護士事務所を紹介してくれると言われましたが、着手金20万円が相場で、土日は連絡が付かないとの事で自分が同行する事になりました。
月曜の午後の面談約束だったので午前中に所轄警察署の生活安全課へ行きアドバイスをもらったのですが、結局、警察は民事不介入が原則であると思い知りました・・・
更に県警本部にある暴力追放センターへ行きアドバイスを受けてきました。
いろいろ交渉時のテクニックを伝授されましたが、「余計な事は言わない」と、「時間切れです」が大切だと知る。
結局、相手は自分が同行して来た事を警戒し、恫喝的な話し方をやめましたが、こちらが法的手続きで対応したいと告げると「では私も裁判で争います」と、弁護士を使って何年でも対応すると反論。
自分としては、平行線の話で本当に訴訟で争うべきだとオーナーさんに伝えたのですが、「本当にケガをしている」(かもしれない)事と、「訴訟の間の休業補償が莫大になるから」との警告に2回目の交渉でお互い終わりにしようとの事で、大人の対応で終わりました。
まぁ詳しく書けませんが、どんなに気を付けていても、隙間を突いてきたり、本当に突発的な現象だったりとリスクが潜んでいるのが現実です。
民泊系の話が盛り上がっていますが、施設賠償保険とかビジネス用の保険特約の加入がすごく重要だと実感した案件でしたよ。
こう言うブログネタにできないような案件こそ、自分自身を成長させる糧になる訳ですね。
(7月) たくさんの人が集まった誕生日
2015年は火災案件が2件発生しました。
7月の火事も高齢入居者さんが火元でした。
火災報知機の音に気が付いて通報が早くボヤ程度で済んだのが幸いでした。
入居者さん77歳の誕生日だったとのオチが付きました
(8月) 他人様に聞かれてしまうとは・・・
「いま言わなきゃいつ言うんだ!」
と、夢の中の出来事が現実だと思ってしまう瞬間、ついつい大きな声を出してしまうものです。
楽しい社員研修で恥ずかしい思いをしましたよ。
(9月)雨どいに穴があいた理由
マンションの雨水用の樋(とい)に穴が開いているんです。
との事で出動し、何らかの劣化が原因かと思っていましたが、交換してみるとタバコの吸い殻が詰まっていました。
熱で溶けちゃったと言うのが理由でしたが、ほんと危険な行為ですね。
(10月)そんな訳は・・・
2015年も対応が続いたピンホール漏水。
なぜか全国的に見ても多いような気がしてます。
お陰で当社の対応力はかなりのレベルになったと自負していますが、原因を探ってみたところ・・・
(11月)ヘリに乗る
毎回参加させて頂く度に刺激を受けさせてもらっているのですが、まさか会議に参加してヘリに乗れるとは・・・
結構、怖さがありましたが素晴らしい景色で実に良い思いをさせて頂きました。
次は潜水艦ですかね?
(12月) 3年かかりました。
「あんたなんて知らないよ」と、言われたり前日にアポ取って訪問したのにスッポかされたりした土地の売主Aさん(80代女性)。
3年間も対応を続けた結果、やっと決済が完了しました。
「もう取引できません」と、一度は手を引いた案件でしたが、行政のバックアップとAさんの売りたい気持ちが天に通じたのでしょうか・・・
区役所の社会福祉課から区長さん経由で成年後見人制度を利用する対応を取ってくれた事が大きな理由だったのですが、これから高齢者が増える訳ですので、自分としても大変勉強になりました。
「ちょっと忘れっぽいかな?」なんて程度であっても日常生活での忘れっぽさと、金銭的な財産処分や不動産取引の認識については別の次元で判断しないといけない訳です。
これから同様な案件が増えると思いますが、取引は安全に行いたいものですね。
と、いう事で独断で2015年を振り返ってみたのですが、この話以外も350話ほどありますので、ブログを書き続けるって凄い事だと思います。
ぜひ来年も「賃貸管理クレーム日記」をよろしくお願い致します!
と、いう事でまた明日
皆さま良いお年をお迎えください。
←イメージトレーニングになりましたでしょうか?
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2015年も、365日毎日更新を続けられて、2011年の3月以来57か月間連続更新記録を継続中です。
まぁ 書けば良いと言う訳で無いのはわかっていますが、飽きっぽい自分が良く続けられているものだと不思議に思っています。
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2016年も365日、毎日更新する予定ですのでよろしくお願い致します。
と、思ったら2016年は、うるう年で366日でしたね
2月が29日まであると言う事は、何となく得した気分になるものですが、契約書類関係に注意しないといけませんね。
さて、毎年大晦日の恒例となった「今年を振り返る」ですが、自分の独断で2015年の出来事を振り返らせて頂きます。
なんと言うか、自分でも良く書いたものだと読み返すのに恐ろしく時間がかかりましたよ・・・
(1月) ダブルパンチされる
新年早々、火災発生。
原因は、タバコの火の不始末で、消防隊の突入が早く、畳を焦がした程度で鎮火してくれました。
が、この部屋の70代の男性入居者さん、部屋を汚部屋状態にしていた事も同時に発覚。
大家さんダブルパンチだったのですが、この状態でも押し入れをベットにしている事に保険の鑑定人さんも感心してました。
その後、大家さんだけでなく入居者さんにも保険金が入りました。
ゴミにしか見えなかった衣類や布団にも価値があるものですね。
(2月) 脅すのは程々に・・・
地主さん宅で雑談をしていると、奥の部屋から謎の物音が聞こえました。
古いお屋敷部分の仏壇スペースからの音だったので、ポルターガイスト現象だと思いましたが、ハクビシンが出るそうです。
で、この時の大家さんの対処方法が、天井裏に登って包丁で脅すとの事でした。
その時は笑い話になっていましたが、最近後日談を聞きました。
何度もしつこく土地活用の営業をかけてきた某30年一括借り上げの建築会社営業担当に「二度と来るな!」と警告したにも関わらず翌日に訪問してきたとの事で・・・
農作業用の包丁持って怒鳴りつけたそうです
二度と来なくなったそうですが、お巡りさんの世話にならないようにして頂きたいところです
(3月)認めません・・・
汚部屋で天井までゴミが積もっている・・・
そんな状況を見ても驚かなくなりましたが、解約立ち合いに行ったマンションのエントランスの天井までゴミが積み上げられている場面に遭遇しました。
間違いなく、積ゴミ2m級の汚部屋ゴミを短期間で移動させたのでしょう・・・
繁忙期の忙しい1日を更に忙しくさせた出来事でした。
(4月)新人君入社
自分が力を入れたいと考えている賃貸管理の派生業務である、相続・売買系に力を入れる為に、管理課に人員補充してもらいました。
管理課の新人君と言う名前で度々ブログに登場していますが、実に助かっています。
元々、PCでのデザインとかやっていたそうで、業務の効率化を図る部分でも活躍してくれています。
おかげで、今年は過去最高の売買取り扱い件数となりましたよ。
(5月)上司S部長危篤?
普段から偏頭痛持ちで、たまに「頭が痛いから休ませてくれ」と連絡が来て会社を休むアラ還の自分の上司が、早朝に救急車で緊急入院。
奥様から連絡を受けた時に、偏頭痛が原因だと早とちりして以来、ボタンの掛け違いが発生。
本人は痛さで口もきけない状態ですとの事で危篤状態と推定。
脳幹が詰まった・・・
そんな状態を伝えると涙ぐむ社員も。
で、しばらくして脳幹では無く尿管が詰まったと判明。
尿管結石も大きな病気で大変な状態なのですが、社員一同、「なんだ、大したことないじゃん」と安心。
自分は、「話をよく聞けよ」と大顰蹙を買いました。
上司本人は、「死ぬほどの激痛だったのに、なぜみんな大した事なくて良かったと言うんだ」と不愉快だったそうです
(6月)そんな事までやる?
ブログでは書けませんでしたが、6月は特殊な案件を対応しました。
ホテル経営の地主系大家さんからの依頼だったのですが、ホテルでお客さんがケガをして治療費と休業補償を請求しているとの相談です。
アパートの話では無いので弁護士さん紹介しますよ、と伝えたのですが、相手が大迫力の刺青をチラつかせるおじさんで、土曜日に案件発生して月曜日に他県にある医者まで同行しろと、全く準備期間が無い焦らせぶりです。
「誠意があるなら、病院まで同行するのが筋だろ!」
と、凄まれてその場で行くと約束してしまったそうです。
早速、顧問弁護士の携帯に対応を求める依頼をしたのですが、反社会的勢力は担当外との事で、専門の弁護士事務所を紹介してくれると言われましたが、着手金20万円が相場で、土日は連絡が付かないとの事で自分が同行する事になりました。
月曜の午後の面談約束だったので午前中に所轄警察署の生活安全課へ行きアドバイスをもらったのですが、結局、警察は民事不介入が原則であると思い知りました・・・
更に県警本部にある暴力追放センターへ行きアドバイスを受けてきました。
いろいろ交渉時のテクニックを伝授されましたが、「余計な事は言わない」と、「時間切れです」が大切だと知る。
結局、相手は自分が同行して来た事を警戒し、恫喝的な話し方をやめましたが、こちらが法的手続きで対応したいと告げると「では私も裁判で争います」と、弁護士を使って何年でも対応すると反論。
自分としては、平行線の話で本当に訴訟で争うべきだとオーナーさんに伝えたのですが、「本当にケガをしている」(かもしれない)事と、「訴訟の間の休業補償が莫大になるから」との警告に2回目の交渉でお互い終わりにしようとの事で、大人の対応で終わりました。
まぁ詳しく書けませんが、どんなに気を付けていても、隙間を突いてきたり、本当に突発的な現象だったりとリスクが潜んでいるのが現実です。
民泊系の話が盛り上がっていますが、施設賠償保険とかビジネス用の保険特約の加入がすごく重要だと実感した案件でしたよ。
こう言うブログネタにできないような案件こそ、自分自身を成長させる糧になる訳ですね。
(7月) たくさんの人が集まった誕生日
2015年は火災案件が2件発生しました。
7月の火事も高齢入居者さんが火元でした。
火災報知機の音に気が付いて通報が早くボヤ程度で済んだのが幸いでした。
入居者さん77歳の誕生日だったとのオチが付きました
(8月) 他人様に聞かれてしまうとは・・・
「いま言わなきゃいつ言うんだ!」
と、夢の中の出来事が現実だと思ってしまう瞬間、ついつい大きな声を出してしまうものです。
楽しい社員研修で恥ずかしい思いをしましたよ。
(9月)雨どいに穴があいた理由
マンションの雨水用の樋(とい)に穴が開いているんです。
との事で出動し、何らかの劣化が原因かと思っていましたが、交換してみるとタバコの吸い殻が詰まっていました。
熱で溶けちゃったと言うのが理由でしたが、ほんと危険な行為ですね。
(10月)そんな訳は・・・
2015年も対応が続いたピンホール漏水。
なぜか全国的に見ても多いような気がしてます。
お陰で当社の対応力はかなりのレベルになったと自負していますが、原因を探ってみたところ・・・
(11月)ヘリに乗る
毎回参加させて頂く度に刺激を受けさせてもらっているのですが、まさか会議に参加してヘリに乗れるとは・・・
結構、怖さがありましたが素晴らしい景色で実に良い思いをさせて頂きました。
次は潜水艦ですかね?
(12月) 3年かかりました。
「あんたなんて知らないよ」と、言われたり前日にアポ取って訪問したのにスッポかされたりした土地の売主Aさん(80代女性)。
3年間も対応を続けた結果、やっと決済が完了しました。
「もう取引できません」と、一度は手を引いた案件でしたが、行政のバックアップとAさんの売りたい気持ちが天に通じたのでしょうか・・・
区役所の社会福祉課から区長さん経由で成年後見人制度を利用する対応を取ってくれた事が大きな理由だったのですが、これから高齢者が増える訳ですので、自分としても大変勉強になりました。
「ちょっと忘れっぽいかな?」なんて程度であっても日常生活での忘れっぽさと、金銭的な財産処分や不動産取引の認識については別の次元で判断しないといけない訳です。
これから同様な案件が増えると思いますが、取引は安全に行いたいものですね。
と、いう事で独断で2015年を振り返ってみたのですが、この話以外も350話ほどありますので、ブログを書き続けるって凄い事だと思います。
ぜひ来年も「賃貸管理クレーム日記」をよろしくお願い致します!
と、いう事でまた明日
皆さま良いお年をお迎えください。
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