6月になってしまいましたね。
年が変わって丸5ヶ月経過と言う事で焦らないといけない案件が思い浮かびます・・・
人気ブログランキング←水曜日もクリックをお願いしますね。
きのうは、朝から建物の大幅リニューアルを承った現場へ行ってきました。
この案件、アパートを解体する為に追い出しをかけている物件と同じオーナーさんの所有物で、元喫茶店を改造して現在は法人さんの休憩室になっています。
これから1ヶ月かけて内部の解体と、内外装のリニューアルを行う予定です。
この案件を受けたのは2月だったのですが、法人さんからのご希望で比較的忙しくない6月に工事を指定されました。
少し大きめの工事になってくると工程がしっかりと予定組されるので頼む方も安心ですが、梅雨時なのが心配なところです。
まぁ そんな事も予測して予定をしっかり決める事が大切なのでしょう。
・・・
実は、手掛けている土地売却案件で、予定組が全然できない物件があります。
この土地、お付き合いのある大手地主さんから、「売っちゃっていいよ」と依頼を受けたのは去年の秋でした。
クマ 「何か市道との境界が現況と違ってる感じですけど」
地主 「えっ? あそこは新幹線の側道に絡んで市が切ったんだから問題無いと思うよ」
公図で見ると物件の南側に三角形の土地があるのですが、現地へ行くときちんと道路があって、U字溝が一直線になっています。
南側の三角形の土地は道路では無く戸建てが建っている私有地で道路ではありませんでした・・・
クマ 「と、言う事で残念ながらこの土地、U字溝から約1m内側の部分まで市の所有地になっていました」
地主 「え〜 おかしいなぁ 道路作る時に買いとる範囲を間違えたんじゃないかな・・・」
クマ 「一応道路に接道している事は変わらない訳ですけど、売る時には道路から1mの部分に塀とか出来なくなるし、駐車スペースにするのも問題になりますね」
地主 「今まで使ってたのに市役所から何も言われなかったんだから同じように使わせてもらってよ」
クマ 「買った方が駐車場として引き継ぐなら黙認するかも知れないけど、家を建てるとしたら問題にされると思うので、はっきりしておかないとダメですよ」
と、言う事で土地家屋調査士さんに確定測量してもらい、市の担当者を交えて打ち合わせした結果、市が所有している部分について、地主さんに払い下げる手続きをすることになりました。
道路部分をセットバックして下がった部分を市に寄付する「採納」は良くあるのですが、市から道路部分を買い取る「払い下げ」は初体験です。
で、時間が掛かっているのは、市の対応が遅い訳では無く、道路の反対側にある新幹線の敷地所有者の境界確認に時間が掛かっているのです。
市と地主さんの境界に関しては当社の依頼した土地家屋調査士さんの測定ポイントで問題無いのですが、道路の反対側の土地所有者である大手企業さんが道路との境界に異議が無いとハンコついてくれなければ市も進めようがありません。
超大手企業ですので、他人が測った境界を「わかりました」とは言わずに「自分で調べて返答する」となるのでしょう。
が、何だかんだで半年も経過しています
昨日は市役所の担当職員さんと打ち合わせしてみました。
クマ 「もう6月に入ったんですけど待たされ過ぎですよねぇ」
職員 「いや、あそこは半年くらい待たされるのが普通ですよ」
クマ 「急ぎで売却するなんて事だったら大変ですよ」
職員 「急いでるんですか?」
クマ 「そうじゃないですけど待たされ過ぎて地主さんに呆れられてますよ」
職員 「そうですかぁ そろそろ返事くると思いますけど、その後もお時間かかかりますよ」
クマ 「えっ 返事が来てから1ヶ月くらいで土地の分筆が終わるって聞いてますけど」
職員 「はい、市で道路と対象地を分筆するまでは1ヶ月ですけど管財課で鑑定調査して払い下げ金額が出るまでは更に3カ月程度見て頂きたいです」
大体でもいいから事前に払い下げ金額出しておいて欲しいとお願いしましたが、手順通りやるのが役所の仕事みたいです
と、言う事を地主さんに報告しましたが、「別に焦って無いから待ってるよ」との返事を頂きました。
結局、1年も待たされるなんて急いで売る場合だったら大変な事になっていましたね・・・
同じような事例が出ない事を祈ります
さて、本日は定休日です。
午前中、少し仕事しに出社した後は頼まれた家の仕事を終わらせてプライベートな時間にしたいと思ってます。
ではまた明日
←不動産系ブログの最新更新情報です。
次のブログへはツバメ君をクリック!
Google AdSense
年が変わって丸5ヶ月経過と言う事で焦らないといけない案件が思い浮かびます・・・
人気ブログランキング←水曜日もクリックをお願いしますね。
きのうは、朝から建物の大幅リニューアルを承った現場へ行ってきました。
この案件、アパートを解体する為に追い出しをかけている物件と同じオーナーさんの所有物で、元喫茶店を改造して現在は法人さんの休憩室になっています。
これから1ヶ月かけて内部の解体と、内外装のリニューアルを行う予定です。
この案件を受けたのは2月だったのですが、法人さんからのご希望で比較的忙しくない6月に工事を指定されました。
少し大きめの工事になってくると工程がしっかりと予定組されるので頼む方も安心ですが、梅雨時なのが心配なところです。
まぁ そんな事も予測して予定をしっかり決める事が大切なのでしょう。
・・・
実は、手掛けている土地売却案件で、予定組が全然できない物件があります。
この土地、お付き合いのある大手地主さんから、「売っちゃっていいよ」と依頼を受けたのは去年の秋でした。
クマ 「何か市道との境界が現況と違ってる感じですけど」
地主 「えっ? あそこは新幹線の側道に絡んで市が切ったんだから問題無いと思うよ」
公図で見ると物件の南側に三角形の土地があるのですが、現地へ行くときちんと道路があって、U字溝が一直線になっています。
南側の三角形の土地は道路では無く戸建てが建っている私有地で道路ではありませんでした・・・
クマ 「と、言う事で残念ながらこの土地、U字溝から約1m内側の部分まで市の所有地になっていました」
地主 「え〜 おかしいなぁ 道路作る時に買いとる範囲を間違えたんじゃないかな・・・」
クマ 「一応道路に接道している事は変わらない訳ですけど、売る時には道路から1mの部分に塀とか出来なくなるし、駐車スペースにするのも問題になりますね」
地主 「今まで使ってたのに市役所から何も言われなかったんだから同じように使わせてもらってよ」
クマ 「買った方が駐車場として引き継ぐなら黙認するかも知れないけど、家を建てるとしたら問題にされると思うので、はっきりしておかないとダメですよ」
と、言う事で土地家屋調査士さんに確定測量してもらい、市の担当者を交えて打ち合わせした結果、市が所有している部分について、地主さんに払い下げる手続きをすることになりました。
道路部分をセットバックして下がった部分を市に寄付する「採納」は良くあるのですが、市から道路部分を買い取る「払い下げ」は初体験です。
で、時間が掛かっているのは、市の対応が遅い訳では無く、道路の反対側にある新幹線の敷地所有者の境界確認に時間が掛かっているのです。
市と地主さんの境界に関しては当社の依頼した土地家屋調査士さんの測定ポイントで問題無いのですが、道路の反対側の土地所有者である大手企業さんが道路との境界に異議が無いとハンコついてくれなければ市も進めようがありません。
超大手企業ですので、他人が測った境界を「わかりました」とは言わずに「自分で調べて返答する」となるのでしょう。
が、何だかんだで半年も経過しています
昨日は市役所の担当職員さんと打ち合わせしてみました。
クマ 「もう6月に入ったんですけど待たされ過ぎですよねぇ」
職員 「いや、あそこは半年くらい待たされるのが普通ですよ」
クマ 「急ぎで売却するなんて事だったら大変ですよ」
職員 「急いでるんですか?」
クマ 「そうじゃないですけど待たされ過ぎて地主さんに呆れられてますよ」
職員 「そうですかぁ そろそろ返事くると思いますけど、その後もお時間かかかりますよ」
クマ 「えっ 返事が来てから1ヶ月くらいで土地の分筆が終わるって聞いてますけど」
職員 「はい、市で道路と対象地を分筆するまでは1ヶ月ですけど管財課で鑑定調査して払い下げ金額が出るまでは更に3カ月程度見て頂きたいです」
大体でもいいから事前に払い下げ金額出しておいて欲しいとお願いしましたが、手順通りやるのが役所の仕事みたいです
と、言う事を地主さんに報告しましたが、「別に焦って無いから待ってるよ」との返事を頂きました。
結局、1年も待たされるなんて急いで売る場合だったら大変な事になっていましたね・・・
同じような事例が出ない事を祈ります
さて、本日は定休日です。
午前中、少し仕事しに出社した後は頼まれた家の仕事を終わらせてプライベートな時間にしたいと思ってます。
ではまた明日
←不動産系ブログの最新更新情報です。
次のブログへはツバメ君をクリック!
Google AdSense