きのう(30日)は、アパートの決済で朝から六本木の銀行まで行ってきました。
そろそろ、営業の新人君(28歳)が一人で契約から決済まで対応ができるようにと教え込んでいるのですが、今回の決済も良い機会なので自分は口出しをしないようにしようと考えていました。
人気ブログランキング←本日もクリックをお願いしますね。
新人君、あまり都内へ行った事が無いとか言ってるので、一緒に行くのをやめて、勉強のために自力で電車に乗って現地へ来てもらう事にしました。
自分の方は、前日会議&忘年会で出社していなかったので、何度も決済書類関係や、お客さんに持参してもらう書類を確認するように言ってありました。
で、午前10時半の集合だったので、心配症な自分は10時には決済場所の銀行へ到着しました。
すると、売主さん3名(3人共有)も遅刻しないようにと、既に自分よりかなり早く到着していたとの事です。
しばらく売主さん3人と雑談していたのですが、新人君があらわれません。
まだ電車乗ってるのかな?
メールを送って見たら、なぜか銀行の前で待っているとの返答です。
大きな銀行なのでビビっちゃったのでしょうか?
銀行の前まで迎えに行きました。
クマ 「何で入って来ないんだよ、売主さん揃ってるよ」
新人君 「えっ 早いですね これからだと思って外で待ってたんです」
クマ 「とりあえず、1階のロビーにいるけど、決済場所は2階?」
新人君 「いや、聞いてないんです・・・ 窓口の人に聞いてみます」
窓口 「◯◯様の決済ですか? 承ってないですね」
クマ 「融資使うんだったら応接室に入ってるんじゃないのか?」
新人君 「契約の時は現金でも払えるって話だったんですけど、融資借りるかも知れないみたいな感じでした」
クマ 「はぁ? 仲介さんに電話してみなよ」
新人君が電話をかけたところ、仲介さん出てくれません。
クマ 「ホント、この銀行なんだろうな?」
新人君 「間違いないと思います・・・」
クマ 「そこら辺、確認しておかないからドキドキする事になるんだよ」
新人君 「あっ 仲介会社の社長さん来ました」
社長 「すみません、ちょっと買主さん遅れてまして、先に売主さんの手続き進めましょう」
クマ 「司法書士さんは?」
社長 「えっ・・・ いました、あそこに座っている人が事務所の方です」
クマ 「さっきから、いらっしゃったんですね、じゃぁ応接に向かいましょう」
社長 「いや、それが今回融資使わないで決済する事になったので部屋借りれなかったんです」
クマ 「えっ じゃぁロビーで書類書いたりして買主さんに振込してもらうって事ですね・・・」
結構広い銀行なので、ロビーにイスがたくさんあって助かりましたが、委任状とか引渡しの書類を書く時には伝票を書く机を借りて書いてもらいました。
新人君には仕切ってもらおうと思っていたのですが、バタバタしちゃって自分が進めてしまいました。
けっこう暖房が効いていて、汗をかきながら手続きを終わらせ買主さん登場を待つこと15分。
クマ 「振込と現金の金種説明、ちゃんと伝わってるのか?」
新人君 「はい、メールで社長さんに伝えたので大丈夫だと思います」
クマ 「じゃぁ 買主さん来たら説明して入金してもらって」
買主 「スミマセンお待たせしちゃって、これからお金引き出して振込しますね」
新人君 「振込が◯◯◯◯万円で、現金で◯◯◯万円で、お願いします」
今回は、仲介手数料の他に建物の修理代に関しても売主さんから受領するために、結構な金額を現金で当社が受け取りました。
で、今回困ったのがコピーです。
普段、決済時には領収証や振込証等を銀行員に渡してコピーしてもらうのですが、今回は融資を受けないでの決済なので、新人君にコンビニ探してコピーを取って来るようにと考えていました。
が、今回は売主さんも買主側仲介さんもメール対応ができる方なので、写真を撮るとPDFにして保存してくれるiPhoneアプリを使ってみました。
少し前に600円で購入したアプリなのですが、実に優秀で、自動で紙の範囲を拾い出して書類の保存ができました。
斜めっているイスの上に置いて撮影したにしては、かなりハッキリと映る事にビックリです。
振込証と領収証のコピーを取る代わりに、PDFに変換して、売主さんと、仲介さんにその場でメールしておきました。
ホントこう言う系のアプリは進化したものですね。
決済が無事終わり帰り道に、「いつものお約束」を新人君に仕掛けてみました。
新人君 「ホント今日はありがとうございました、今回もドキドキでしたよ」
クマ 「ホントだよ、1人だったらパニックになってたろ?」
新人君 「応接じゃない場所の決済になるなんて、予め言って欲しかったですよ」
クマ 「いや、こっちから聞いてればわかった話だから、確認しない方が悪いんだよ」
新人君 「そうですね、勉強になりました」
クマ 「バタバタして現金受取忘れてないだろうな?」
新人君 「えっ・・・ あっ! 現金どうしましたっけ
」
クマ 「どこやったんだよ?」
新人君 「やばい、銀行戻ります
」
新人君、あまりの慌てぶりにマフラーを落としてしまい、通行人が拾ってくれました。
クマ 「今回はバッチリ引っかかったな、俺が持ってるよ
」
決済が終わり気が抜けた所で一気に気合が入り、良いイメトレになった事でしょう。
さて、本日より12月になりました。
1年掛かりで対応していた老朽化したアパートの立ち退き案件ですが、本日最後の1件が引渡しとなります。
長かったですが、約束どおりの期間内に完了して良かったです。
ではまた明日
←不動産系ブログの最新更新情報です。
次のブログへはツバメ君をクリック!
Google AdSense
そろそろ、営業の新人君(28歳)が一人で契約から決済まで対応ができるようにと教え込んでいるのですが、今回の決済も良い機会なので自分は口出しをしないようにしようと考えていました。
人気ブログランキング←本日もクリックをお願いしますね。
新人君、あまり都内へ行った事が無いとか言ってるので、一緒に行くのをやめて、勉強のために自力で電車に乗って現地へ来てもらう事にしました。
自分の方は、前日会議&忘年会で出社していなかったので、何度も決済書類関係や、お客さんに持参してもらう書類を確認するように言ってありました。
で、午前10時半の集合だったので、心配症な自分は10時には決済場所の銀行へ到着しました。
すると、売主さん3名(3人共有)も遅刻しないようにと、既に自分よりかなり早く到着していたとの事です。
しばらく売主さん3人と雑談していたのですが、新人君があらわれません。
まだ電車乗ってるのかな?
メールを送って見たら、なぜか銀行の前で待っているとの返答です。
大きな銀行なのでビビっちゃったのでしょうか?
銀行の前まで迎えに行きました。
クマ 「何で入って来ないんだよ、売主さん揃ってるよ」
新人君 「えっ 早いですね これからだと思って外で待ってたんです」
クマ 「とりあえず、1階のロビーにいるけど、決済場所は2階?」
新人君 「いや、聞いてないんです・・・ 窓口の人に聞いてみます」
窓口 「◯◯様の決済ですか? 承ってないですね」
クマ 「融資使うんだったら応接室に入ってるんじゃないのか?」
新人君 「契約の時は現金でも払えるって話だったんですけど、融資借りるかも知れないみたいな感じでした」
クマ 「はぁ? 仲介さんに電話してみなよ」
新人君が電話をかけたところ、仲介さん出てくれません。
クマ 「ホント、この銀行なんだろうな?」
新人君 「間違いないと思います・・・」
クマ 「そこら辺、確認しておかないからドキドキする事になるんだよ」
新人君 「あっ 仲介会社の社長さん来ました」
社長 「すみません、ちょっと買主さん遅れてまして、先に売主さんの手続き進めましょう」
クマ 「司法書士さんは?」
社長 「えっ・・・ いました、あそこに座っている人が事務所の方です」
クマ 「さっきから、いらっしゃったんですね、じゃぁ応接に向かいましょう」
社長 「いや、それが今回融資使わないで決済する事になったので部屋借りれなかったんです」
クマ 「えっ じゃぁロビーで書類書いたりして買主さんに振込してもらうって事ですね・・・」
結構広い銀行なので、ロビーにイスがたくさんあって助かりましたが、委任状とか引渡しの書類を書く時には伝票を書く机を借りて書いてもらいました。新人君には仕切ってもらおうと思っていたのですが、バタバタしちゃって自分が進めてしまいました。
けっこう暖房が効いていて、汗をかきながら手続きを終わらせ買主さん登場を待つこと15分。
クマ 「振込と現金の金種説明、ちゃんと伝わってるのか?」
新人君 「はい、メールで社長さんに伝えたので大丈夫だと思います」
クマ 「じゃぁ 買主さん来たら説明して入金してもらって」
買主 「スミマセンお待たせしちゃって、これからお金引き出して振込しますね」
新人君 「振込が◯◯◯◯万円で、現金で◯◯◯万円で、お願いします」
今回は、仲介手数料の他に建物の修理代に関しても売主さんから受領するために、結構な金額を現金で当社が受け取りました。
で、今回困ったのがコピーです。
普段、決済時には領収証や振込証等を銀行員に渡してコピーしてもらうのですが、今回は融資を受けないでの決済なので、新人君にコンビニ探してコピーを取って来るようにと考えていました。
が、今回は売主さんも買主側仲介さんもメール対応ができる方なので、写真を撮るとPDFにして保存してくれるiPhoneアプリを使ってみました。少し前に600円で購入したアプリなのですが、実に優秀で、自動で紙の範囲を拾い出して書類の保存ができました。
斜めっているイスの上に置いて撮影したにしては、かなりハッキリと映る事にビックリです。振込証と領収証のコピーを取る代わりに、PDFに変換して、売主さんと、仲介さんにその場でメールしておきました。
ホントこう言う系のアプリは進化したものですね。
決済が無事終わり帰り道に、「いつものお約束」を新人君に仕掛けてみました。
新人君 「ホント今日はありがとうございました、今回もドキドキでしたよ」
クマ 「ホントだよ、1人だったらパニックになってたろ?」
新人君 「応接じゃない場所の決済になるなんて、予め言って欲しかったですよ」
クマ 「いや、こっちから聞いてればわかった話だから、確認しない方が悪いんだよ」
新人君 「そうですね、勉強になりました」
クマ 「バタバタして現金受取忘れてないだろうな?」
新人君 「えっ・・・ あっ! 現金どうしましたっけ
」クマ 「どこやったんだよ?」
新人君 「やばい、銀行戻ります
」新人君、あまりの慌てぶりにマフラーを落としてしまい、通行人が拾ってくれました。
クマ 「今回はバッチリ引っかかったな、俺が持ってるよ
」決済が終わり気が抜けた所で一気に気合が入り、良いイメトレになった事でしょう。
さて、本日より12月になりました。
1年掛かりで対応していた老朽化したアパートの立ち退き案件ですが、本日最後の1件が引渡しとなります。
長かったですが、約束どおりの期間内に完了して良かったです。
ではまた明日

←不動産系ブログの最新更新情報です。次のブログへはツバメ君をクリック!
Google AdSense






