しばらく前に、売買契約を締結した土地を合意解約した話を書きました。

単純に書くと、自分しか相続人がいないと思って相続登記の手続きをしていたら、売主さんに全く知らない姉がいたと言う内容なのですが・・・


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これがまた通常の判断能力が無い状態である事が医師の診断で証明された為に、すんなりと行かず、成年後見人制度を利用しての手続きを進めていました。

ここら辺の分野に関しては顧問弁護士の事務所にて司法書士の先生にお任せして進めていて、時間が掛かりながらも順調に進んでいた感じでした。

ちょっと気になった疑問を先生に質問してみたところ・・・

クマ 「なんか時間が掛かっていますけど、そろそろ進みそうですかね?」

先生 「やっと後見申請を家庭裁判所へ行えた状態ですので、動くのは年明けですね」

クマ 「一応、手続き終わったら元買主さんに声かける事になっているんですよ」

先生 「でしたよね、また話が復活して買ってもらえると良いですね」

クマ 「ちょっと疑問なんですけど、今回の売買代金は相続税評価額より半分以下になるんですけど後見人さん大丈夫ですかね?」

先生 「一応は、不動産業者が売り出したけど全く買い手が付かなかったので、その金額になったと説明すれば良いと思いますよ」

クマ 「後見人が、そんな安い値段で売るのはおかしいとか言って反対しないですかね?」


先生 「成年後見人は、被後見人の財産を守る義務があるので、意見を言うと思います」

クマ 「そこら辺、ご理解頂けるような人でお願いしますよ」

先生 「それは無理です、そんな事が出来たら悪いこと出来ちゃうじゃないですか」



正直言って、今回発見された売主さんのお姉さん、売主さんのお父さんとは生まれた直後に別れているので、お父さんの存在すら知らない可能性があります。

そんな方にも財産を分けなくてはならない仕組みですので仕方のない話ですが、せめて判断能力がある状態でしたら今の状況をご本人に説明してハンコ代程度(これも奥深いでしょうけど)のお金を払って解決できたかも知れません。

先生 「でも、法定相続分で土地に共有持ち分付けるのは後見人関係なくできますよ」

クマ 「えっ そうだったんですか・・・」

先生 「それなら、以降の売却問題も後見人と相談しながら出来る形ですので、協力してくれますよ」

クマ 「してくれますかね?」

先生 「だって、共有するんだから不動産の固定資産税だって雑草の除草費用だって負担してもらう事になるんだし使ってない土地なんて売ってお金にするしか無いでしょ」

クマ 「なるほど・・・ 何となく大丈夫そうですね」



結局、先生の方は後見申し立てと、相続登記までやって頂いて、その後の事は後見人さん交えて打ち合わせる事になるのでしょう。


と、ここまで書いて思い出しましたが、ちょうど1年前に3年掛かりで売却した案件も成年後見制度を利用したものでした

その時も、売却金額が妥当なのか売り出し状況の経緯書を作って欲しいとかいろいろ面倒な事を後見人に言われたのですが、「自分で使う」・「人に貸す」の選択肢が無い以上は「売る」事をしないと固定資産税と維持費を持ち出すだけの負債であるとの判断ですんなりとOKだった記憶があります。

と、言うことで何とか先が見えてきましたよ。


そんなやり取りをしていた定休日でしたが、夜は三男(小6)と飲み屋に行って来ました。

奥さんは忘年会、上の兄貴達二人(大3・大1)はバイトとの事で、二人だけで忘年会してきました。

と、言っても車だったのでアルコール無し・・・

飲み屋で食事した感じです。

IMG_0953いろいろ写真を撮っていたのですが、初めてポートレート機能を使ってみました。

iPhone7Plusは、カメラが2つあって、一眼レフの様に背景をボカして手前にピントを合わす事ができるのです。







IMG_0952何だか焦点が全体に合っている場合と何が良いのだかイマイチ不明です

被写体が、さしみ醤油の入れ物だったからありがたみが感じられないのでしょうか・・・






今後、研究してみます。

ではまた明日


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