自分の管理している物件で追い出し対象になっている滞納者が1人だけいます。

IMG_2487数年前から滞納者一掃作戦を行い、その時に対象となった方なのですが、連帯保証人が全額支払ってくれてリセット。

しばらくは遅延程度でおさまっていましたが、去年から保証人も払わなくなり大物滞納者に育った感じです。



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ここ最近は保証会社の利用が浸透して、保証会社による明け渡し訴訟が年に1回程度ありますが、管理会社として大変なのは兄弟や親が保証人になっている案件です。

自分のところは、管理している件数が1300室程度ですので明け渡し訴訟まで行く大物滞納者が年間2件程度と言うのは少ないような気がしていますが全国的にどうなのかわかりません。


多分、今回の案件が終われば滞納者とのやり取りも一段落する感じなのですが、自分の場合は自主管理大家さんと連携する事もあるので、管理物件が正常化しても関わりを持ってしまう事でしょう。


で、今回の大物滞納者さん、今月8日に明け渡しの判決が出たところで本人と保証人に電話をしても無視。

貸主から滞納者本人に「強制執行になる前に自分から退去して欲しい」、保証人には「お互い退去を求める気持ちは一緒なのだから引越しを促して欲しい」「滞納金の支払いお願いします」と優しい感じの内容証明郵便を送ったのですが、配達されているのに無視。

さすがに自分も頭にきて「電話くらいして下さいよ」と滞納者と保証人の留守電にメッセージを残していました。

そうしたら滞納者のA氏から電話がありました。

A氏 「留守電のメッセージ聞きました」

クマ 「Aさん、わかってると思うけど判決が出たんだから引越して頂きますよ」

A氏 「その件についてなんですけど、私は納得していません」

クマ 「判決文届いたでしょ? 今さらAさんの意見は聞かないですよ」


A氏 「兄(保証人)から電話があったんですけど電話は止めて欲しいんです」

クマ 「裁判するまでの5ヶ月、判決が出るまでの4ヶ月1円も払って無いんだから保証人に払えって当然ですよ」

A氏 「弁護士に頼んで控訴する事にしましたので」


クマ 「はぁ・・・ Aさんもお兄さんも裁判で滞納してる事認めてるのに控訴?」

A氏 「はい、明け渡しについて納得していませんので・・・」

クマ 「どう言う理由で控訴するの?」

A氏 「それは控訴審で明らかにします」


クマ 「大家さんに1円も払って無いで弁護士先生にはお金は払えるって?」

A氏 「お金の件とは違う件で・・・ 詳しくは控訴審で明らかに・・・」

何ともテレビドラマで聞くようなセリフですが、一応控訴する権利があるのですから、自分が何か言えるものでもありません。

クマ 「大家さん、ホントに生活困ってるんですよ、何するんだかわからないけど、きっちり対応させてもらいますから」

一審の裁判所で滞納が有ることを認めた上で明け渡しの判決が出ているのに控訴するってのは簡単じゃ無いかと思います・・・

もし本当に控訴されたら本人訴訟で継続するのは難しそうなので、大家さん側も弁護士先生にお願いしますが、ドラマのような展開があるのでしょうかね?

実に気分が悪く、もっといろいろ書きたいところですが時間稼ぎ的に管理会社や自分の事を攻撃してくるかも知れませんので程々にしておきます。

ではまた明日


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