「毎日、トラブル対応している訳じゃありません」

と、昨日のブログ記事で書いたばかりなのですが・・・



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運気とか流れみたいな目に見えない何かがあるのでしょうか?


fd2af8fe2日前の金曜日、朝一番で消防署のレスキュー隊から会社に電話があったそうです。

「オタクの管理している◯◯アパートの202号室の方が中で倒れてうめき声がしているとの通報があったので、大至急窓を割って救出活動をしますが、宜しいでしょうか?」




今回の物件、たまたま当社が貸主の物件ですが、「窓を割って良いでしょうか?」何て聞かれても、貸主や管理会社に判断する権限が有る訳ではありません。

一応、消防署の方も緊急性が高い事を伝えて許可をもらった形を取りたかったのでしょう。


自分は日頃から「安否確認は人命救助優先で躊躇するな」とスタッフに伝えています。

「入居者さん本人の許可が無いと開けられません!」

と、言うのが平時の常識なのですが、安否確認依頼がある場合は入居者さんと連絡が取れずに倒れているのでは無いかと心配している状態なのですから、人命救助最優先の考えをしています。

今回は、消防署からの連絡で、中でうめき声がしているとの事でしたので、スタッフは即OKしました。


当社の場合、会社で合鍵を保管しているタイプの管理会社なのですが、本当はいろいろリスクがあるので、保管したくありません。

しかしながら、安否確認の9割は何も問題が無いと言うのが現実ですので、合鍵が無いことで鍵穴を破壊したり、窓ガラスを破壊すると後が面倒です。

残り1割は本当に倒れているのですが、「合鍵が無いのでご実家の親御さんに合鍵持ってきてもらいましょう」何て感じで対応が遅れる事は人命救助の観点では良くない話に決まってますので合鍵を保管する体制を継続しています。

この合鍵保管の話は別の機会に書かせて頂きますが、緊急性が高ければ、合鍵入室もガラスを割って入室することも仕方ない話だと、安否確認の「否」の経験回数豊富な自分は思ってます。



で、レスキュー隊がバルコニーにハシゴを掛けて窓を割って入室したところ・・・



誰もいませんでした。


倒れていなくて良かった訳なのですが、入居者さんは工場の夜勤で元々不在&仕事中は携帯に出れない状態でした。

当社で判断した事なので、緊急対応でガラスを割った事情とガラスの修復費用を支払う事を説明したところ、ご理解頂けました。


が、この案件で「安否確認」についての問題だけで終わらない「物語の始まり」を知ることになったのです。


これまた、実に書きにくい話なので、ボカして書かせて頂きますが、問題は今回119番通報をした入居者Aさん(40代女性)にありました。

当社では、過去に対応した履歴をキッチリと記録しているのですが、Aさんは、勘違いでの修繕依頼をしてきたり、何度も小さな騒動を起こしています。

「◯◯号室で叫び声がするから注意して欲しい」

と、言うAさんからの対応依頼も数回あったので、管理会社としてポスティングをしたとの記録もありますし、警察を呼んだ記録もあります。

おそらく、そう言う分野での病気が進行してしまった可能性が高いです。

図1自分は過去に騒音トラブルの中で特に重たい対応をした事があるのですが、その際は問題の入居者が他の入居者を追い出す状態となり、泊まり込みや警察を交えて本気で対決して追出しを完了させました。





書き方が難しいのですが、簡単に言うと「話が通じなくなった相手」への対応をしたのですが、今回の案件もその時と状況が良く似ています。

これ以上の被害が出てきそうな場合は、それなりの対応をしないといけない事でしょう。

数年前の案件は、普通の管理物件で大家さんが訴訟による追出しを弁護士さんの費用面で嫌がったので自分が体を張って頑張ったのですが、今回は当社が貸主なので、本人訴訟での対応を含め経験を積ませてもらおうかと思います。

まぁ 問題を起こす前に引越してもらえると良いのですが、嫌な予感がしますよ・・・


ではまた明日


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