昨日(21日)は、朝から忙しく動き回っていて、あっと言う間に夜になった1日でした。
自分の仕事、意外と事務処理や資料作りの時間が多いのですが、昨日は接客日という感じで行く先々でしゃべりまくった感じでしたよ。
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そんな1日で一番しゃべったのが、ブローカーさんから「土地を貸して欲しいと言われているが怪しいから間に入って」と言われた案件の続編です。
相手が宅建業者だったら「横入りするな」と怒られるのでしょうけど、現役を引退して業者じゃ無いので受け入れてくれた感じです。
前回までの詳細
ではまた明日
自分の仕事、意外と事務処理や資料作りの時間が多いのですが、昨日は接客日という感じで行く先々でしゃべりまくった感じでしたよ。
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そんな1日で一番しゃべったのが、ブローカーさんから「土地を貸して欲しいと言われているが怪しいから間に入って」と言われた案件の続編です。
相手が宅建業者だったら「横入りするな」と怒られるのでしょうけど、現役を引退して業者じゃ無いので受け入れてくれた感じです。
前回までの詳細
(登場人物)
甥っ子 50代で、自分が親しくしている地主Aさんの甥でかなりの資産家
B氏 元不動産業者のブローカーで70代
C社 工業団地に工場のある廃棄物処理業者で土地の賃貸借希望
(状況)
約200坪の土地をC社が借りたいとの事でB氏から話を持ちかけられたが、「造成費用200万円を負担して欲しい」との持ち掛けと、「不動産系の人は怪しいので怖いイメージがある」との事で自分が甥っ子さんに頼まれて窓口になり、B氏宅にて話し合った結果、造成費用に関してと、短期撤退リスクが引っかかるので話が煮詰まったところで再協議する事なっていました。
で、金曜日にB氏から造成費用が安くなったので再度話を進めたいとの連絡があり、昨日甥っ子さんご本人とB氏宅を訪問してきたのです。
B氏 「いろいろ心配掛けましたが50万円も安くなりましたので何とか話を進めて欲しいんです」
クマ 「工事の内容が薄くなったから安くなったってオチじゃ無いですよね?」
B氏 「いやいや、そんな事はしませんよ、工事に関しては私が責任持ちますので」
クマ 「車が出入りして地盤がへこんで水溜りが多いから再工事とか嫌ですね」
B氏 「ですから、そう言うのは再工事をやらせますので安心して下さい」
クマ 「雑草が伸びてきたり近所から苦情が来た時はどうなります?」
B氏 「それも私が責任持って対応しますので安心して下さい」
なんかやたらと、責任持つを連発します。
本当なら良いのですが、期待しすぎるとガッカリする元なのでB氏の目の前で甥っ子さんにリスクを伝えておきました。
クマ 「本来は、貸主側で水溜りを直したり雑草を除去したり近所からの苦情対処するのが原則なので、Bさんが何かあって対応出来なかったら貸主として責任や費用を負うって事ですよ」
甥っ子 「えっ Bさん全部責任持ってくれるんですよね」
B氏 「もちろん、私が責任持ちます」
クマ 「そうして頂けると約束しても、ご年齢的に草取り出来なくなったり無いとは言えないでしょ?」
B氏 「まぁ・・・ 安心して下さいよ」
クマ 「絶対に責任持って頂けるって訳では無くて責任持つ気持ちはあるって事ですから、もしダメだったら貸主側で責任を負うって原則に戻る考えでいた方がストレス無いですよ」
B氏 「いや、私は地元なので変な噂が立たないように嘘ついたりしないですよ!」
クマ 「もちろん、責任持つと言われたからには持って頂きますけど、ご年齢的に約束を果たせなくなる時期も来るでしょうから」
甥っ子 「わかりました、あとは短期で撤退された場合に造成費用が持ち出しになる件はどうなのでしょう?」
B氏 「C社の方は会社がある限り借り続けてくれると言ってますから短期撤退は無いですよ」
クマ 「少なくとも造成費用分を回収できるまで撤退しないと契約書に書けるって事ですかね?」
B氏 「契約書の方は3年契約の自動更新ですので、2年弱で造成費の持ち出しをカバーできますから、その先は全部儲けの話しです」
甥っ子 「それでも短期で撤退しないとの保証では無いですよね?」
B氏 「C社とは20年以上付き合ってるから私が言うんだから大丈夫です」
クマ 「万が一短期撤退されたら違う借主を探すって事ですよ、そんな事はたまにしか無いですけど、想定して驚かないようにしておくことが大切です」
甥っ子 「・・・Bさん責任もってくれないんですね?」
B氏 「責任持ちますよ」
クマ 「C社が倒産したらBさんも責任持てないですよ」
B氏 「大丈夫ですよ、そんな会社じゃないから」
クマ 「Bさん言う通り大丈夫な可能性が高いと思いますけどダメになっても自己責任だと織り込んでおくのが大切だって事ですよ」
甥っ子 「どんなに約束してもらっても最後は自分が責任取るって事なんですね」
B氏 「では、私が造成費用を立替えて2年経ってお金が回収出来たら返して頂く事にしましょうよ」
甥っ子 「別に、お金には困って無いので立替して欲しいとは思ってませんから」
クマ 「もし、面倒な事は全部Bさんが処理してくれてC社が10年でも借りてくれたとしたらホント素晴らしい投資効果ですよ」
B氏 「そうだよ、造成費用なんて2年で回収だし遊んでる土地なんだから悪い話じゃないんです」
クマ 「そんな良い話を持ってきてくれたBさんが、面倒な事の責任まで負ってくれるって事は感謝しないといけませんね」
甥っ子 「そうですね・・・」
クマ 「だけど、万が一のリスクを考えていないと話が違うとか騙されたとかの話になるんです」
後はC社との契約書の中身にBさんの言う「責任」の項目を盛り込んでくれるのか調整となりましたが、多分ですがBさんはC社との関係で何としてでも土地を借りないといけない状態なのかと察しました。
今回の話し合い、Bさんには不愉快な思いをさせてしまったかも知れませんが、投資系の話に今までまったく関わって来なかった甥っ子さんには理解してもらえたと思います。
「織り込み済み」と言う言葉は株式投資の悪材料発生時によく使われますが、不動産にも日常の出来事にも必要な考えだと思います。
「良いことしか言わない人」に注意ですが「良いことしか考えていない」と言う場合にも注意が必要なのでしょうね。
この案件が終わった直後に、別件の地主さん宅を訪問してきました。
自分が来るのをすごく楽しみにしているワンちゃんがいる家なのですが、昨日に限っては思い切り吠えまくります。
なんかすごく怒ってる感じ・・・
いつもじゃれてくるのに何で怒ってるんだろ?
ご主人さんと一緒に不思議に思っていましたが、しばらくして気が付きました。
直前に行ったBさん宅、ネコちゃんが自分にまとわり付いてきてマーキングされまくっていたのだと思います。
ワンちゃんは、子犬時代にネコにいじめられて以来、大のネコ嫌いになっているそうなので・・・
「ネコと遊んできたなんて許せない!」なんて思っていたのでしょうね
何事にも理由があるものです。
で、金曜日にB氏から造成費用が安くなったので再度話を進めたいとの連絡があり、昨日甥っ子さんご本人とB氏宅を訪問してきたのです。
B氏 「いろいろ心配掛けましたが50万円も安くなりましたので何とか話を進めて欲しいんです」
クマ 「工事の内容が薄くなったから安くなったってオチじゃ無いですよね?」
B氏 「いやいや、そんな事はしませんよ、工事に関しては私が責任持ちますので」
クマ 「車が出入りして地盤がへこんで水溜りが多いから再工事とか嫌ですね」
B氏 「ですから、そう言うのは再工事をやらせますので安心して下さい」
クマ 「雑草が伸びてきたり近所から苦情が来た時はどうなります?」
B氏 「それも私が責任持って対応しますので安心して下さい」
なんかやたらと、責任持つを連発します。
本当なら良いのですが、期待しすぎるとガッカリする元なのでB氏の目の前で甥っ子さんにリスクを伝えておきました。
クマ 「本来は、貸主側で水溜りを直したり雑草を除去したり近所からの苦情対処するのが原則なので、Bさんが何かあって対応出来なかったら貸主として責任や費用を負うって事ですよ」
甥っ子 「えっ Bさん全部責任持ってくれるんですよね」
B氏 「もちろん、私が責任持ちます」
クマ 「そうして頂けると約束しても、ご年齢的に草取り出来なくなったり無いとは言えないでしょ?」
B氏 「まぁ・・・ 安心して下さいよ」
クマ 「絶対に責任持って頂けるって訳では無くて責任持つ気持ちはあるって事ですから、もしダメだったら貸主側で責任を負うって原則に戻る考えでいた方がストレス無いですよ」
B氏 「いや、私は地元なので変な噂が立たないように嘘ついたりしないですよ!」
クマ 「もちろん、責任持つと言われたからには持って頂きますけど、ご年齢的に約束を果たせなくなる時期も来るでしょうから」
甥っ子 「わかりました、あとは短期で撤退された場合に造成費用が持ち出しになる件はどうなのでしょう?」
B氏 「C社の方は会社がある限り借り続けてくれると言ってますから短期撤退は無いですよ」
クマ 「少なくとも造成費用分を回収できるまで撤退しないと契約書に書けるって事ですかね?」
B氏 「契約書の方は3年契約の自動更新ですので、2年弱で造成費の持ち出しをカバーできますから、その先は全部儲けの話しです」
甥っ子 「それでも短期で撤退しないとの保証では無いですよね?」
B氏 「C社とは20年以上付き合ってるから私が言うんだから大丈夫です」
クマ 「万が一短期撤退されたら違う借主を探すって事ですよ、そんな事はたまにしか無いですけど、想定して驚かないようにしておくことが大切です」
甥っ子 「・・・Bさん責任もってくれないんですね?」
B氏 「責任持ちますよ」
クマ 「C社が倒産したらBさんも責任持てないですよ」
B氏 「大丈夫ですよ、そんな会社じゃないから」
クマ 「Bさん言う通り大丈夫な可能性が高いと思いますけどダメになっても自己責任だと織り込んでおくのが大切だって事ですよ」
甥っ子 「どんなに約束してもらっても最後は自分が責任取るって事なんですね」
B氏 「では、私が造成費用を立替えて2年経ってお金が回収出来たら返して頂く事にしましょうよ」
甥っ子 「別に、お金には困って無いので立替して欲しいとは思ってませんから」
クマ 「もし、面倒な事は全部Bさんが処理してくれてC社が10年でも借りてくれたとしたらホント素晴らしい投資効果ですよ」
B氏 「そうだよ、造成費用なんて2年で回収だし遊んでる土地なんだから悪い話じゃないんです」
クマ 「そんな良い話を持ってきてくれたBさんが、面倒な事の責任まで負ってくれるって事は感謝しないといけませんね」
甥っ子 「そうですね・・・」
クマ 「だけど、万が一のリスクを考えていないと話が違うとか騙されたとかの話になるんです」
後はC社との契約書の中身にBさんの言う「責任」の項目を盛り込んでくれるのか調整となりましたが、多分ですがBさんはC社との関係で何としてでも土地を借りないといけない状態なのかと察しました。
今回の話し合い、Bさんには不愉快な思いをさせてしまったかも知れませんが、投資系の話に今までまったく関わって来なかった甥っ子さんには理解してもらえたと思います。
「織り込み済み」と言う言葉は株式投資の悪材料発生時によく使われますが、不動産にも日常の出来事にも必要な考えだと思います。
「良いことしか言わない人」に注意ですが「良いことしか考えていない」と言う場合にも注意が必要なのでしょうね。
この案件が終わった直後に、別件の地主さん宅を訪問してきました。
自分が来るのをすごく楽しみにしているワンちゃんがいる家なのですが、昨日に限っては思い切り吠えまくります。
なんかすごく怒ってる感じ・・・
いつもじゃれてくるのに何で怒ってるんだろ?
ご主人さんと一緒に不思議に思っていましたが、しばらくして気が付きました。
直前に行ったBさん宅、ネコちゃんが自分にまとわり付いてきてマーキングされまくっていたのだと思います。
ワンちゃんは、子犬時代にネコにいじめられて以来、大のネコ嫌いになっているそうなので・・・
「ネコと遊んできたなんて許せない!」なんて思っていたのでしょうね
何事にも理由があるものです。
ではまた明日