「しばらく様子見して下さいよ」
と、言うと何となくその場を乗り切る事が出来るのですが、テクニック的にその場を乗り切ったのでは無く、「正確で丁寧な対応をする為に様子見して頂いた」のです・・・
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何の話かと言いますと、先月燃え上がった騒音トラブルの種から芽が出ないように対処中の案件のことです。
８月４日（土） Aさん宅を訪問して状況確認
部屋のチャイムを押すとすぐにAさんが出てきました。
Aさん 「なんだ、あんたか・・・」
クマ 「こんにちは、あれから１０日経ったので、お約束通り来ましたよ」
Aさん 「あぁ・・・ 一応記録したけどあの後は音がしなかった感じ」
クマ 「記録したメモを見せてもらえます？」
メモを読むと自分と話をして記録をはじめた２６日の夜１１時と２７日の２時に「ドン」と叩くような音が聞こえたと書いてありました。
クマ 「だいぶ音がおさまった感じですね」
Aさん 「まぁ お宅の注意が聞いたのかも知れないけど終わった訳じゃないから」
クマ 「自分が気にしてたのは隣の部屋の人がワザと音を出したりAさんの部屋に向けて壁をパンチしてるかどうかだったんですよ」
Aさん 「そこまでの状態になったら俺も黙ってないから」
クマ 「自分、長年やってきてわかったんですけど、騒音の問題はお互いの誤解から急展開でエスカレートしちゃうんです。 隣の人はワザと音を出したり叩いたりはしてませんね」
Aさん 「だけど、人が寝てる時間に音を出すのは迷惑だろ」
クマ 「Aさん早寝早起きでしょ？」
Aさん 「早いと夜９時半には寝る感じかな」
クマ 「多分、隣の方は１１時頃帰ってきてお風呂入ったりしてるんだと思いますよ」
Aさん 「それが迷惑なんだよ、俺が若い頃だったら怒鳴り込んで黙らせたのに」
またAさんの武勇伝を聞く事になったので、今回はいろいろ聞いてあげました。
そこでわかったのは、このマンションに引越す直前の木造アパートで騒音絡みのトラブルで退去してきた事でした。
Aさん 「前に住んでたアパートでは隣の奴と大喧嘩したんだけど、結局いくら注意しても直らなくて木造はダメだから鉄筋コンクリートのマンションにしたんだ」
クマ 「鉄筋コンクリートだって音は聞こえますから隣近所が無い自然豊かな場所の一軒家とかが無難ですけど、鳥の鳴き声とかカエルがうるさいなんて感じで完全に音がしないって物件は無いと思いますよ」
Aさん 「そうだけどさ・・・ 俺はうるさいのが許せないんだよ」
クマ 「隣の方、ワザと音を出している訳じゃないんだから、気にしないのが一番ですよ」
Aさん 「軽く言うねぇ 俺が我慢すればいいってことか！」
クマ 「ワザと出してる音以外で苦情を隣に伝えると、隣の人だって騒音出されたのと同じような気分になるでしょ」
Aさん 「あ？ 意味わからない、騒音で困ってるから文句言ってるんだろうが！」
クマ 「その都度、生活音に反応して注意するってのも騒音出しているのと同じってことですよ」
少し声が大きくなって、エキサイトしてしまいましたが、このマンション壁が薄いようなので、隣の入居者が在宅していたら会話が丸聞こえな感じです。
クマ 「隣の方はまだ若いんだし、Aさんの方が人生の大先輩なんだから生活音は勘弁してあげて下さいよ」
Aさん 「う〜ん・・・ 音を全く出すなって言う方が悪いってこと？」
クマ 「隣の方がワザと壁叩いたりしたら注意しますけど、生活音で過剰に反応するのは良く無いって事ですよ」
結局、話がグルグル回る感じでしたので、「更に１カ月記録を続けるように」と「様子見」で話を切り上げてきましたが、１カ月後どんな感じになるでしょうかね・・・
さて、本日も朝から予定が詰まっています。
すぐに夜になってしまう事でしょう。
ではまた明日
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何の話かと言いますと、先月燃え上がった騒音トラブルの種から芽が出ないように対処中の案件のことです。
（登場人物）
Aさん 昔は暴れん坊だったのが自慢の７０代男性、数年前大家さんのご判断で入居
Bさん 隣室に住む２０代の会社員
大家さん 大地主系自主管理大家さん、徐々に当社が管理取得中
（経緯）
７月２０日（金） 大家さんより、「Aさんが騒音の苦情を訴えているが、手に負えないと」の事で対応を頼まれて自分が出動。
「隣の若者に挨拶させろ」等いろいろと強引な事を言うので、「ある程度の音は聞こえるものですから」と強気に牽制。
７月２２日（日） Aさんから「昨日も大きな音がした、クマとは話したくないから別の社員に担当させて欲しい」と言われ管理課S君が対応。
７月２６日（木） Aさんから「昨日も音がした、なめた真似してんじゃねぇ」と怒りの電話が入り、自分が電話で説得して「１０日間、音がした日時と内容を記録するようにお願い」してみたところ了承。
７月２６日（木） Aさんから「昨日も音がした、なめた真似してんじゃねぇ」と怒りの電話が入り、自分が電話で説得して「１０日間、音がした日時と内容を記録するようにお願い」してみたところ了承。
８月４日（土） Aさん宅を訪問して状況確認部屋のチャイムを押すとすぐにAさんが出てきました。
Aさん 「なんだ、あんたか・・・」
クマ 「こんにちは、あれから１０日経ったので、お約束通り来ましたよ」
Aさん 「あぁ・・・ 一応記録したけどあの後は音がしなかった感じ」
クマ 「記録したメモを見せてもらえます？」
メモを読むと自分と話をして記録をはじめた２６日の夜１１時と２７日の２時に「ドン」と叩くような音が聞こえたと書いてありました。
クマ 「だいぶ音がおさまった感じですね」
Aさん 「まぁ お宅の注意が聞いたのかも知れないけど終わった訳じゃないから」
クマ 「自分が気にしてたのは隣の部屋の人がワザと音を出したりAさんの部屋に向けて壁をパンチしてるかどうかだったんですよ」
Aさん 「そこまでの状態になったら俺も黙ってないから」
クマ 「自分、長年やってきてわかったんですけど、騒音の問題はお互いの誤解から急展開でエスカレートしちゃうんです。 隣の人はワザと音を出したり叩いたりはしてませんね」
Aさん 「だけど、人が寝てる時間に音を出すのは迷惑だろ」
クマ 「Aさん早寝早起きでしょ？」
Aさん 「早いと夜９時半には寝る感じかな」
クマ 「多分、隣の方は１１時頃帰ってきてお風呂入ったりしてるんだと思いますよ」
Aさん 「それが迷惑なんだよ、俺が若い頃だったら怒鳴り込んで黙らせたのに」
またAさんの武勇伝を聞く事になったので、今回はいろいろ聞いてあげました。
そこでわかったのは、このマンションに引越す直前の木造アパートで騒音絡みのトラブルで退去してきた事でした。
Aさん 「前に住んでたアパートでは隣の奴と大喧嘩したんだけど、結局いくら注意しても直らなくて木造はダメだから鉄筋コンクリートのマンションにしたんだ」
クマ 「鉄筋コンクリートだって音は聞こえますから隣近所が無い自然豊かな場所の一軒家とかが無難ですけど、鳥の鳴き声とかカエルがうるさいなんて感じで完全に音がしないって物件は無いと思いますよ」
Aさん 「そうだけどさ・・・ 俺はうるさいのが許せないんだよ」
クマ 「隣の方、ワザと音を出している訳じゃないんだから、気にしないのが一番ですよ」
Aさん 「軽く言うねぇ 俺が我慢すればいいってことか！」
クマ 「ワザと出してる音以外で苦情を隣に伝えると、隣の人だって騒音出されたのと同じような気分になるでしょ」
Aさん 「あ？ 意味わからない、騒音で困ってるから文句言ってるんだろうが！」
クマ 「その都度、生活音に反応して注意するってのも騒音出しているのと同じってことですよ」
少し声が大きくなって、エキサイトしてしまいましたが、このマンション壁が薄いようなので、隣の入居者が在宅していたら会話が丸聞こえな感じです。
クマ 「隣の方はまだ若いんだし、Aさんの方が人生の大先輩なんだから生活音は勘弁してあげて下さいよ」
Aさん 「う〜ん・・・ 音を全く出すなって言う方が悪いってこと？」
クマ 「隣の方がワザと壁叩いたりしたら注意しますけど、生活音で過剰に反応するのは良く無いって事ですよ」
結局、話がグルグル回る感じでしたので、「更に１カ月記録を続けるように」と「様子見」で話を切り上げてきましたが、１カ月後どんな感じになるでしょうかね・・・
さて、本日も朝から予定が詰まっています。
すぐに夜になってしまう事でしょう。
ではまた明日
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