
雨漏りも怖いのですが、風が強かったので看板等のハガレ確認で巡回しないといけませんね・・・
人気ブログランキング←クリック頂けると1票入る仕組みなのでお願いします!
今年2月に入社した営業の新人君(30代男性)、異業種からの転職してきたのですが、かなり頑張っていて営業成績も優秀です。
頑張っている勢いで何としてでも今年の宅建試験に合格するのだと仕事の合間にテキスト見たり問題を解いたりしています。
そんな感じで頑張っているので、先日火曜日に不動産業者に対する定番の質問に答えられるか試してみました。
クマ 「頑張ってるねぇ 問題集解いてるんだ?」
新人君 「すみません、仕事中ですよね・・・」
クマ 「宅建の勉強は全然OKだから合格できるように頑張ってよ」
賃貸の営業はお客さんが来ない時に暇そうに思えますが、ネットの更新とか写真撮影、斡旋図面作成を行っているので結構忙しいです。
いろいろやる事がある中で時間を作って勉強しているのだから、かなり気合が入っているのでしょう。
クマ 「実はさ、300万円の物件を売って欲しいって頼まれたんだけど手数料はいくらが上限かな?」
新人君 「え? 3%+6万円の話しですよね・・・」
クマ 「まだ勉強してないのか忘れたのか知らないけど基本中の基本だよ」
不動産の仲介手数料に関しては売買価格が400万円を超えると3%+6万円の計算式が適用されるのですが、都会と違って地方では400万円以下の取引がたまにあります。
クマ 「3%+6万円が何で+6万円か説明できれば答えが出るんだけどわからない?」
新人君 「理解してないです・・・」
クマ 「俺も最初のうちは上手く説明出来なかったけど、結構3%+6万円て言うとお客さんから6万円て何だって質問されるから簡潔に答えられるようになったんだよ」
400万円以下の手数料の上限が5%と4%に分かれてて400万円超えると3%になるから6万円で調整してるんだよ。
例えば400万円の売買だったら
200万円までの取引 5%が上限=10万円
200万円超えて400万円までの200万円分 4%=8万円
と、言う事で400万円の物件だと合計18万円(消費税別)の手数料が上限なんだよ。
でも、400万円を3%だけで計算すると12万円が上限手数料になっちゃうから5%と4%もらっても良い部分の合計が18万円ー12万円で6万円なんで3%+6万円て言ってるんだ。
新人君 「なるほど・・・ 勉強になりました」
クマ 「で、俺も説明しながら思い出したんだけど、今年報酬規定に改正があって売主側からもらう仲介料は400万円以下の部分が18万円までOKになったんだよ」
新人君 「え・・・何か複雑ですねぇ」
クマ 「いや、例えば100万円の古家を取引した場合に普通だったら5万円の手数料なんだけど、現地調査等の費用が掛かるだろうって事で上限が18万円まで頂ける事になったから、うちらみたいな地方の物件扱う業者には良い話だよ」
新人君 「たしかに、売買契約やって手数料5万円じゃ赤字ですよね」
クマ 「思い出した、ブログで何度か6万円て何って記事を書いたんだけど、18万円までOKになった記事は書いた事なかったから、ブログネタで載せとくよ」
(参考)不動産流通推進センターHP
(参考)過去の6万円て何の話し
自分自身地方で活動していますが、ホント激安な物件が増えていると言うか、人口が増えない地域は空き家が増える一方な感じです。
仲介手数料が安すぎると「うちでは出来ません」と仲介活動するのを拒否されちゃう事もあるのでしょう。
その点では良い改正だと思いますが、現実問題複雑な案件は18万円ではやる気が起きないのも事実です。
そう言う激安物件ばかり集めて18万円(消費税別)シリーズばかり仲介する不動産会社って流行りますでしょうかね

まぁ 二極化が進んで安い方の側を追いかけると苦労すると思いますが、工夫しながら追いかける事も考えないといけないのが地方の現状なのでしょうね。
・・・
本日も頑張りましょう!
ではまた明日
