昨日は都内で開催された「認知症サポーター養成講座」を受講してきました。
賃貸管理オタク仲間の伊部尚子さんから「今回のお不動女子会は男性もOK」とのお知らせがあり軽い気持ちで受講したのですが、これがまた素晴らしすぎる内容でした。
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自分自身、細かい定義とか深く考えた事がなかったのが正直な感覚ですが、現実問題として売買の現場での「成年後見人関連」、賃貸管理の現場での「迷惑を掛ける人」として、仕事上の問題を対処する対象としか意識していませんでした。
認知症自体は様々な病的要因等で脳に損傷や異常が発生して、問題がある脳の部分によって、記憶力や体の各種機能、空間認識等々に影響が出る総合的な状態を表す言葉なのだそうです。
そう言えば、70年前の話は詳細に覚えているのに1日前の約束を忘れる方の対応をした事がありますが、脳の中にも直近の記憶と遠い昔の記憶の保管場所が分かれていると言う事なのだと納得しました。
パソコンで言うと、今使って作業しているメモリー部分と、記録してあって必要な時だけアクセスしてデータを引っ張ってくるハードディスク的な部分の違いなのでしょう。
まぁ そんな話自体でも自分には発見だったのですが、そう言った事の他に、大変重要な事を教わってきました。
もし、プライベートで身近な人や仕事上関わっている人が認知症になり「言う事を聞いてくれない」、「物を盗っただろうと決め付ける」、「暴力的になる」と言った問題に直面した時の考え方なのですが、自分的には「話しても無駄」だと思っている傾向が強かったのですが、もしかすると耳垢が詰まっていて言っている事が聞こえなかったり、自分がどこにいて、誰と話しているのか認識する脳の機能に問題があったりしている場合もあるそうです。
なので、見える位置からわかりやすく状況を説明して、納得してもらう事が大切とのこと。
いろんな段階の方がいるので単純では無いのでしょうけど、進行してくると記憶力が無くなってきても、最後に残るのは「感情」の部分であることが多いそうです。
「さっき食べたでしょ!」とか「いい加減にして下さい!」とか怒ってしまうと、「この人は嫌な人」の感情的なイメージだけ残ってしまい悪循環的に対応が難しくなってしまう。
自分、この話で思い出したのが、朝起きた途端に何だか嫌な気分になっている時の話。
何それ?
と、思う方が多いかも知れませんが、毎日のように夢を見ている自分の場合は、見た夢がイライラする内容だったり悲しい内容だと雰囲気だけ残っている事があるのです。
多分、何らかの夢を見たのですが、内容を忘れてしまい、嫌だとか頭に来たと言う感情的なイメージが残っている状態なのでしょう。
そんな日は、何となく気分的な引きずりがあるものですが、認知症になって世界が狭くなった人には大きな問題となっていることなのだと想像します。
認知症→話が通じない人
では無く、各種の感覚に問題がありはっきりと意思表示が出来ないだけで、しっかりと「気持ちは通じる相手」と言う事なのでしょう。
自分自身は、賃貸管理の現場で「迷惑を掛ける人」との認識しかなく、どうやったら他の入居者に迷惑が掛からなくなるのか的な考えしか持っていませんでしたが、もしかしたら、感情の部分でも話が通じないと思って悪循環的な対応をしていたのかも知れないと反省しましたよ。
あと、身近な人が認知症になってしまった場合のサポートは
「地域包括支援センター」で相談に応じてくれると言う話も大切なことで、人のアドバイスを受けたり助けを借りると言う事は、関わる人の為にも絶対に必要な事なのでしょう。
(地域ごとに設けられているので、ネット検索して頂けると管轄している支援センターがわかります)
「人間だからお互いに間違える」 「その時は素直に謝ろう」
悪気が無いのに誤解されてしまう。
次は自分の親の番かも知れないし、やがては自分がそうなるかも知れない問題なのです。
そして、仕事上でも高齢の入居者さんや大家さんの初期症状段階に接する事もある事でしょう。
「人」とは何か、「感情」とは何かを考えさせられる素晴らしい研修をありがとうございました。
で、その後は懇親会に参加。
昨日は長くお付き合いさせて頂いている方と、初めてお会いする方と、いろいろミックスで懇親会まで素晴らしい1日でした。
出会いに感謝です。
ではまた明日
日管協フォーラム2019もよろしくお願い致します。
認知症自体は様々な病的要因等で脳に損傷や異常が発生して、問題がある脳の部分によって、記憶力や体の各種機能、空間認識等々に影響が出る総合的な状態を表す言葉なのだそうです。
そう言えば、70年前の話は詳細に覚えているのに1日前の約束を忘れる方の対応をした事がありますが、脳の中にも直近の記憶と遠い昔の記憶の保管場所が分かれていると言う事なのだと納得しました。
パソコンで言うと、今使って作業しているメモリー部分と、記録してあって必要な時だけアクセスしてデータを引っ張ってくるハードディスク的な部分の違いなのでしょう。
まぁ そんな話自体でも自分には発見だったのですが、そう言った事の他に、大変重要な事を教わってきました。
もし、プライベートで身近な人や仕事上関わっている人が認知症になり「言う事を聞いてくれない」、「物を盗っただろうと決め付ける」、「暴力的になる」と言った問題に直面した時の考え方なのですが、自分的には「話しても無駄」だと思っている傾向が強かったのですが、もしかすると耳垢が詰まっていて言っている事が聞こえなかったり、自分がどこにいて、誰と話しているのか認識する脳の機能に問題があったりしている場合もあるそうです。
なので、見える位置からわかりやすく状況を説明して、納得してもらう事が大切とのこと。
いろんな段階の方がいるので単純では無いのでしょうけど、進行してくると記憶力が無くなってきても、最後に残るのは「感情」の部分であることが多いそうです。
「さっき食べたでしょ!」とか「いい加減にして下さい!」とか怒ってしまうと、「この人は嫌な人」の感情的なイメージだけ残ってしまい悪循環的に対応が難しくなってしまう。
自分、この話で思い出したのが、朝起きた途端に何だか嫌な気分になっている時の話。
何それ?
と、思う方が多いかも知れませんが、毎日のように夢を見ている自分の場合は、見た夢がイライラする内容だったり悲しい内容だと雰囲気だけ残っている事があるのです。
多分、何らかの夢を見たのですが、内容を忘れてしまい、嫌だとか頭に来たと言う感情的なイメージが残っている状態なのでしょう。
そんな日は、何となく気分的な引きずりがあるものですが、認知症になって世界が狭くなった人には大きな問題となっていることなのだと想像します。
認知症→話が通じない人
では無く、各種の感覚に問題がありはっきりと意思表示が出来ないだけで、しっかりと「気持ちは通じる相手」と言う事なのでしょう。
自分自身は、賃貸管理の現場で「迷惑を掛ける人」との認識しかなく、どうやったら他の入居者に迷惑が掛からなくなるのか的な考えしか持っていませんでしたが、もしかしたら、感情の部分でも話が通じないと思って悪循環的な対応をしていたのかも知れないと反省しましたよ。
あと、身近な人が認知症になってしまった場合のサポートは
「地域包括支援センター」で相談に応じてくれると言う話も大切なことで、人のアドバイスを受けたり助けを借りると言う事は、関わる人の為にも絶対に必要な事なのでしょう。
(地域ごとに設けられているので、ネット検索して頂けると管轄している支援センターがわかります)
「人間だからお互いに間違える」 「その時は素直に謝ろう」
悪気が無いのに誤解されてしまう。
次は自分の親の番かも知れないし、やがては自分がそうなるかも知れない問題なのです。
そして、仕事上でも高齢の入居者さんや大家さんの初期症状段階に接する事もある事でしょう。
「人」とは何か、「感情」とは何かを考えさせられる素晴らしい研修をありがとうございました。
で、その後は懇親会に参加。
昨日は長くお付き合いさせて頂いている方と、初めてお会いする方と、いろいろミックスで懇親会まで素晴らしい1日でした。
出会いに感謝です。
ではまた明日
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