賃貸管理クレーム日記

2005年より続いている賃貸管理担当者による日記です。 賃貸管理の他に売買、相続案件の対処等々いろいろ経験中。 人間ドラマ連続のブログ記事には同じような状況の方も多くいらっしゃることでしょう。 日記の枠を超えた考えさせられる物語を毎日更新でお届けしています。

2020年04月

時間を有効に・・・

新型コロナ関連の相談が管理物件の賃料交渉だけなく売買系やオーナーさんの資金繰り不安に飛び火しています。

融資や助成金等、今は必要ないと思っていても「いつ終わるかわからない」感じなので利用した方が良いと思うようになってきました。

まぁ ブログに書けない内容が多いので今書くのはやめておきますが、毎日の様子から考えると「どなた様も他人事じゃ無い」と言う事が現実ですね。


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不動産の関係は、そんな感じで生々しい話ばかりなのですが、ちょっと気分転換で別の仕事の話を書かせて頂きます。

IMG_0311別の仕事と言っても、会社の中で新しい事業部を作ってやっている有料職業紹介事業のことなのですが、毎日のようにZOOMを使って会社・社長宅・社員の自宅とバラバラな場所にいながら会議しています。
少し前は社長宅にパソコンが無かったのでiPhoneでZoom会議に参加してもらっていたのですが、パソコンと違い小さな画面の社長のiPhoneでは画面共有での資料確認が難しい状態でした。



確認に時間がかかり資料の概要がどんなことなのかを説明する感じで会議が長引いちゃうのです。

なので、会社で廃棄処分しようとしていた古いパソコンを中身を空にしてネットだけできる状態にセッティングして社長宅に設置してきたのでした。

大画面になり素晴らしく見やすくなったのは良かったのですが、快適すぎて会議時間が長くなりました

422昨日は技能実習生や特定技能の在留資格で日本にいる外国人がコロナ関連の解雇となった際に新しい在留資格に移行できる制度が出来た話で盛り上がったのですが、その情報を詳しく知りたいとの希望で出入国在留管理庁に問い合わせたりして結構な時間を費やしました。


元々、不動産業一筋の自分が何でこんな事をやっているかと言うと、うちの社長(70代後半)と海外人脈豊富で介護や農業にも詳しいビジネスパートナー氏(60代後半?)が発案した事を実現するためなのです。

ビジネスを嗅ぎつけて、自分や日本語がペラペラなバングラディシュ人のラフィー君とで裏付け調査して具体化する流れなのですが、4月に入ってから不動産の仕事と同じくらいの仕事量になってきています。

「この事業を成功させることが生き甲斐なんだ」的にハンパで無いヤル気を出している大人の二人からの熱い意欲を本当に実現できるのか検証して「法律上問題が出ます」とか「魅力を感じませんね」的に意見を言ってグルグル回っちゃう感じを繰り返しています。

お陰で外国人の在留資格とか今まで知らなかった分野の知識が急激に増えたのはメリットですが時間がかなり取られています。

「調査する時間」+「打ち合わせる時間」+「まとめる時間」が主な時間の使い道なのですが自分的にはZOOMのお陰でかなり効率化が図れると感じているのに会議が長いのが改善されません。

会議が長いと言うのは、大体において具体的な事では無く抽象的な話をしているからなのですが、もう一つの問題があります。
「事業部メンバーと社長」までは話が長い中でもZOOMでの意思疎通ができていると思っているのですが、ビジネスパートナー氏がZOOM会議に参加してくれないのです。

スマホを持っているのに「私はテレワークなんてしないから」とのこと・・・

なので、「3時間程度のZoom会議」→「社長がビジネスパートナー氏と電話で打ち合わせ」→「ビジネスパートナー氏が自分に電話してくる」→「自分とビジネスパートナー氏で電話打ち合わせ」→「いろいろ意見を言っちゃうので終わらない(平均50分)」の流れとなってます。

世代の違いもあるかと思いますが、熱心な人ほど議論が好きなのでしょうし、自分も変な方向に行かないようにと思っていろいろ言わせてもらっているので、余計終わらなくなるのでしょう。

ちなみにビジネスパートナー氏は他県にお住まいなのですが、いつの日か車で訪問してスマホにZOOMのアプリを入れて使い方を指導しに行こうと思ってますが、嫌だと言っている人に強制するのは難しいのでしょうね・・・


さて、本日(22日)は定休日です。

うちの二男が新卒で入った会社から自宅待機を命じられたとブログで書きましたが、長男もテレワークの日なのだそうで、高校が休みの三男も家にいる状態です。

水曜日に家族が家にいるって不思議な感覚ですが、家で仕事することが増えて行くのでしょうね。

ではまた明日


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答えが見つからないので・・・

「隣の部屋の人にタバコ吸わないように注意してくださいよ!」

なんて苦情が入るとか、家にいる入居者さんが増えたのですね。

「他の入居者さんに迷惑となる場所で吸わないで下さい」くらいは言えますが隣の部屋に煙が行かないようにするには「窓開けてタバコ吸わないで」って言うしか無いのでしょう。

閉め切りの部屋でのタバコって体にもクロスにも良く無いですね・・・


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会社が休みでも外出自粛が求められているのだから家にいるしかない訳でストレス溜まると思います。

テレワークとか自宅待機とか普通になった気がしますが、飲食店とか美容室は休業するところが増えているので、解雇された入居者さんも増えて行く・・・

ホント全く良い事が無いと言うかトゲトゲな人が増加しているような嫌な空気が流れていますね。

相変わらずテナントさんからの家賃交渉が続いてますが、休業せざるを得ない勤務先にお勤めの入居者さんも一定数いるはずです。

テナント物件の次は居住系か・・・

何とも言いようがありませんが、騒動の終わりが来てくれないと自分も含めて誰もが他人事では無いのだと思います。

そこら辺、今一番怖いことです。

生活に困り出した時には毎月の支払の中で一番大きな家賃について考えると言う流れになりますが、これも貸主に対して迷惑を掛けて信頼関係を損ねる考えですので、原則的には考えてはいけない部分だと思います。

ただ、そう言う理屈の部分を通り越して生活に困ってしまっている状態の人が今回の新型コロナ騒動で増えてるのが現実・・・

理屈的には間違っているけどそこを何とか助けて欲しい。

これが、元からルーズな遅延常習者にこちらから督促して「払えない」と言われると「退去して下さい」と言い放てますが、今まで滞納も無い真面目な人が今回の新型コロナ騒動で「家賃が払えなくなります」と、払えなくなる前に先方から予告してくる場合とでは心情的に違ってくるのです。

数か月賃料を減額して回復したら減額分を賃料に上乗せするなんて事が約束出来れば良いのですが、誰にも先が見えないので正常化する見込がある人などいないのが現実なのでしょう。

で、あれば早めに退去して頂くのが選択肢として正しいとも思えますが・・・

杓子定規に「滞納するなら退去して下さい」と言うのが理屈的には正しいのでしょうけど、後払い的な条件変更や賃料改定に応じる事で退去を防ぎ賃貸借契約を継続してもらう方法を探るのも間違っていないと思います。

そこら辺、最終的には貸主・借主の問題ですので管理会社は決められないのですが、「どうしようか?」と意見を求められればマシな方向へ進めないといけない訳です。

結局、管理会社としてもお手本が欲しいのです。

ayaで、自分の賃貸管理オタク仲間司法書士のあやちゃん先生が賃料の減額請求の対応法について、いろいろと考え抜いたテクニックを伝授してくれるそうで自分もセミナー受けることにしました。

今時なのでリアルなセミナーでは無くWEBセミナー




4月23日(木)20:00からですが、視聴期間は5月7日まであるそうです。

学ばせて頂きます。


さて、本日は午前中にWEBミーティングが予定されてます。

前回3時間超の長さで疲れまくった立ち上げ中の新規事業案件です。

・・・

今日も頑張りましょう!

ではまた明日


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菓子折り物語

「数千円で相手の心に隙を作れる立派なテクニックなんだぞ」

その昔、上司より伝授されたのが、菓子折りテクニックです。

飲んだ時に30分くらいかけて力説してくれたのですが、当時はそんなのテクニックじゃ無いと話半分で聞いてました。

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その後、お詫び訪問やお願い事、営業活動には必ず菓子折りを持っていく事が常識となっていたのですが、稀にそんな物いらないとか菓子折りで動くような人間じゃないと言われたりしましたが、大体において「菓子折りの一つも持って来ない人」と、言われない程度の効果はあったと思います。

まぁ 小さな用件ほど菓子折りの重要性は高まり、大きな話の前には効き目が薄まるどころか余計なことをするなと叱られる元になったりするものなのでしょう。

で、今回はそんな菓子折り物語の中でも変化球的な出来事がありました。

先週の日曜日に某地主さん(70代後半)が持っている300坪の土地の隣地へ訪問しました。

あまり詳しく書けないのですが、隣地は地主さんの弟さんです。

数年前に土地の売却話があった際に「土地を売ると弟さん宅の車の出入り口の一つが塞がれてしまう」ので、買い取りませんか?と弟さん宅に交渉に行ったことがありました。

その時には「兄貴の手先の不動産屋に用は無い!」と怒鳴りつけられたのですが、何でそんなに怒ってるのか聞いたところ、40年以上前の親の相続発生時に兄弟で大喧嘩して以来絶縁状態だったそうです。

全く事前情報無く飛び込んだのでドッキリカメラ的な驚きがあったのですが、その後いろいろ話を聞いて打ち解けて3回目の訪問時には優しく「私は土地を買うつもりが無いし、誰かに土地を売って入口が無くなっても文句言わないから二度と関わらないでよ」と丁寧に言われたのでした。

その話を地主さんに伝えたところ、しばらく売るのはやめておくとの事になったのですが、最近になって売り出し準備をすることになり、弟さんが地中に埋めたと言っていた建築ガラの位置を確認しに行ったのが先週の日曜日。

弟さん不在で奥様が対応してくれて、大体の建築ガラを埋めた位置が判明して良かったのですが、その時の話を奥様が7日経ってご主人さんに伝えたようで怒りの電話がかかってきたのです。

弟様 「あんたに言ったよな、二度と関わらないって」

クマ 「今回は買取して欲しいとかじゃなくて以前埋めた物を撤去してから売却を考えてるんです」

弟様 「俺は関わらないって言ってるんだよ! 持ってきた物も受け取れないから」

クマ 「持ってきた物って菓子折りの事ですか? お煎餅なので食べて頂ければと思います」

弟様 「ふざけるなよ、俺は絶対に受け取らん!」

クマ 「ごめんなさい、そこまでのお話しでしたら捨てて頂ければと思います」

弟様 「それも違うだろ! 物を粗末にするのは主義じゃない」


「じゃぁ宅急便で送って下さい」


とも言えず受け取りに行って来ました。

IMG_0301ご主人様は出てきてくれなくて、奥様が申し訳なさそうに持ってきてくれたのですが、1週間後に突き返されるとは新しいパターンです。

もう二度と関わるなとの事でしたが、確定測量を調査士事務所に発注したばかりなので、その事も伝えたのですが何か嫌な予感しかしません・・・



どうなりますかね




ではまた明日


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クッションいりますか?

「忙しいのは良いことだ」

と、言う言葉は申込や契約するお客さんが多くて忙しい事を言っているのでしょう・・・

昨日(18日)は朝からPCが不調だったり1時間も電話対応する事になったりと大変忙しい1日となりました。

これがまた、全然前向きでない系なので何ともストレスになるものです。


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先週から感染予防のために会社に出社する人数を減らしているのですが、ネット反響のお客様や既に契約・引渡しまで進んでいるお客様に対しては現地又は店頭対応する事になっています。

なので、ちょっと電話問い合わせや不具合連絡が来るとすぐにパンク気味になります・・・

「忙しい時には更に忙しくなる」

と、言うのがこの仕事の特徴なのだかわかりませんが、そんな状態の時にテナント系ビルの漏水報告が2件発生。

大雨が降っていたので、雨漏りでしょう


「こんな大雨なので出動できないです」


と、言い切る事もパンパン状態なら必要かとは思いますが、長年の経験からこの「初動」が肝心だと自分は思っています。

台風の時もそうなのですが、大雨の最中に屋根に登ったりする危険な対応はしてはいけません。

大雨の中で管理会社が初動で対応出来ることは写真撮影等の「現状確認」と、漏れている箇所の拭き取り作業等の「応急処置」です。

自分的にはこの初動部分が対入居者さんの感情的な敵対心を芽生えさせない重要な時間だと思っています。

「こんな雨の中来てくれて悪いねぇ」

と、少しでも思って頂けると後回しする対応よりもスムーズに対処できる重要な基礎ができる訳です。


で、今回は2物件とも出社メンバーの少ない管理課を出動させずにビルのオーナー担当である自分とN店長が別々に訪問しました。

IMG_0274自分の方は、4階建てビルの1階テナントなのですが、介護系サービスの店舗です。
外壁に面している給湯室の換気扇付近から水がポタポタ垂れている状態ですが、記録を見ると5年前にも同様の現象が発生して換気扇の通気口付近から水が入ったことが原因で建物の建築会社にビルオーナーさんが修理手配して完了しているとのことでした。
状況確認しながら今回も同じ現象だと判断できたのでオーナーさんに修理手配をお願いしました。

で、この時期お決まりのテナントさんからの要望を承ると言う宿題を頂きました・・・







IMG_6103そして隣の市にある管理物件に出動したN店長の方は飲食店の店舗内への漏水。

漏れている量は多く無いとの事でしたが、飲食店の場合はいろいろ大変な事に成りかねません。

こちらの原因は漏れている箇所付近の外壁に怪しい隙間があったので本日朝からコーキングすることになりました。


で、こちらのテナント様からも今の時期お決まりの交渉が入りました・・・

雨漏りしなくても新型コロナ騒動で経営が厳しいと言われるのですが、更にお詫びしながらの修理対応までミックスとなるのは・・・

まぁ 「雨漏りを止める事」「条件交渉」は分けて丁寧に対応させて頂きますが、テナントさんにしてみれば踏んだり蹴ったりな状態の怒りを間に入っている管理会社にぶつけたくなるのも無理はありません。

管理会社の仕事は「調整の仕事」と自分は思っていますが、何と言うかテナントさんとオーナーさんの間にクッションとして入る「緩衝材」的な役割もあるとアピールしておきます。

本日もいろいろバタバタですが、何とか大河ドラマの時間までには家に帰れるよう頑張ります!

ではまた明日


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あやちゃん先生と対談させて頂きました。
Profile
クマ
不動産販売会社で7年間マンション・一戸建販売を経験。
その後、賃貸管理が中心の不動産会社にて10年間クレーム対処担当者として経験を積みました。
平成18年10月16日より株式会社シーエフネッツに転職。
平成18年12月1日〜平成19年5月31日まで株式会社月極倶楽部に勤務してサブリース・マンスリーマンション運営業務を行う。
平成19年6月1日〜8月31日まで。
オーナーズエージェントオペレーションセンターにて全国区でクレーム受付業務を行う。
平成19年9月1日よりシーエフネッツ本店勤務
プロパティマネジメント事業部元マネージャー
平成21年12月1日より埼玉県久喜市シーエフネッツ加盟店ベルデホーム株式会社 勤務
令和5年4月 代表取締役就任
(保有資格)
特定行政書士 
全米不動産管理協会認定
CPM(不動産経営管理士)
マンション管理士
公認 不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者試験合格(未更新)
上級相続支援コンサルタント
相続対策専門士
2級FP技能士・AFP
第四級アマチュア無線技士
第三級陸上特殊無線技士
第二種電気工事士
二等無人航空機操縦士

IREM JAPAN 会員
日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員

本名:熊切伸英


取材履歴
(平成20年11月)
フジテレビ カスペ「お客様は王様かよ」に「賃貸クレーム担当者密着」で約17分出演。
(平成21年2月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に「クレーム担当者密着」で約13分出演
(平成21年4月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に上下階騒音トラブルのインタビュー出演
(平成21年5月)
テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」「薄型テレビ購入者密着取材」で約5分間出演
(平成22年2月)
日本テレビ 「NEWSリアルタイム」「クレーム担当者密着」で約15分間出演

出版関係

平成22年4月から平成23年3月まで「月刊満室経営新聞」連載
平成22年10月「助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
平成23年5月より平成24年5月まで「週刊住宅」連載
平成30年2月「帰ってきた 助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
連絡先
kumakiri324@gmail.com