昨日のブログで書いた築13年の分譲マンション。
ご検討頂いている社長様より「もう一度見せて」とのご依頼があり、自分がトラブル対処で時間が取れなかったので、営業課N店長に再度の案内をお願いしたところ「買います」とのお返事を頂きました。
ローン利用も無いので引渡しまで早く終わることでしょう。
話が出てから2日と短い間でしたが、じっくり検討されてのご決断に感謝です!
と、書いてブログUPしようと思っていたところ、さきほど「諸事情により購入出来ない」とのお詫びの連絡が・・・
社長さんには別の物件を購入して頂けることに期待します
あまりに短い間の出来事なのでショックでも無い感じですが、成約に向けて頑張ります!
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そんな感じで今朝ほどまでは実に良い進み具合だったのですが、自分の方は変なトラブル案件の相談を、お付き合いのある地主さんから受けて出動していました。
今回のトラブルは、自分の責任でも相談されてきた地主さんの責任でも無い、かなり相手が悪い系のトラブルだったので、重たい話であるにも関わらず、ちょっと気楽な感じがする案件です。
簡単に書くと、地主さんが所有されている大きな土地の隣接区画との間に隣接地と共有のブロック塀があるのですが、隣接地の地主さんが土地を建売業者さんに売却したことで発生した問題です。
古いブロック塀は見た目が悪いので、建売住宅を建築する際に新しいブロックにすると言うことは良くある話です。
一応、隣地との共有物なので、取り壊しに当たってはお互いに撤去費用を出そうと言うのが本来は筋かも知れませんが、建売屋さんに売却する側の都合であることが大きいので、隣地地主側(=建売屋さんに承継)での撤去費用負担としてくれて、地主さん側はOKされていました。
その話を覚書で残したのが、数か月前の話なのですが、昨日その土地を購入された建売屋さんが地主さん宅を訪問されて、「近いうちに建売の契約があるので新しい覚書に署名捺印下さい」と言ってきたとのこと。
宅急便が来てハンコ下さいみたいなサッパリした感じだったそうですが、これがまた数か月前に交わした覚書の内容の一番重要な部分をカスタマイズしてあったのです。
何十年前に合意した話で記憶が曖昧になっているとか良くありますが、今回はたった数か月&書面で交わした合意なので異常な感じがします。
と、具体的な話は、ここら辺までしか書かないでおこうと思いますが、さすがにこれは誰が見てもおかしいとわかる話なので、驚いて自分に相談が来たのでした。
相変わらずのボカシ具合で恐縮ですが、隣地との共有ブロック塀の撤去に関しては、自分自身何度か痛い思いをしているので、敏感になっています。
一番、痛かった思い出は、売却を頼まれた土地に買付が入り、隣地との間にある古い共有ブロック塀を「撤去する費用を負担するので、新しいブロック塀を共有ではなく敷地境界の内側(自分の敷地内)に建てさせて頂きたい」と言う、真面目な提案をしたのですが、隣地の地主さんに「うちの敷地に全く影響ない条件ならいい」と言われて調査したところ、ブロック塀の地下の見えない部分に結構な幅で基礎があるとわかったので、「その部分も撤去する工事をさせて下さい」と隣地の地主さんに説明に行ったところ、「嫌だよ」と言われてしまったのです。
「全く敷地に影響が無いやり方で無いと認めん!」と強硬な主張になって来たので結局は買主さん側に「そんな地主さんの隣は買いたくない」と言われてしまい契約が流れました。
「バターを切るかのようにブロック塀や分厚い基礎が切れたら良いのに」と心から思ったものですが、その後は、その条件を明示して納得頂ける買主さんが見つかり、売却が完了。
結局は古いブロック塀を残して、新たに買主さん側でブロック塀を影響無い位置で建てた感じで、土地の有効利用が出来ない部分を引きずった取引となりました。
他にもいろいろ嫌な思い出があるのですが、とにかく、古い共有の塀がある場合はお互いに費用を払ってでも後腐れ無いように撤去するのが一番良いと思います。
無理なら、隣地との合意をしっかり残すと言うことなのでしょうけど、合意しても話を変えてしまうなんてのは話になりませんね・・・
今回発生した相談案件については、覚書を最近取り交わしたばかりなのに反故にしたことが一番不愉快な話ですが、なぜ今回約束通り古いブロック塀を撤去しなかったのか不思議な感じなので、恐らくは約束通り出来ない物理的問題があったのかと想像します。
何よりも、この地主さんが将来土地を売却した際に、自分が隣地の建売所有者さんに「古いブロック塀壊したいんです」とお願いする担当になる可能性がある訳ですので、他人事じゃないのです
そこら辺、具体的に相談があれば隣接地と協議して解決できた話だと思いますが、「ハンコ下さい」的な感じで説明が無いってのは宜しくない話ですね・・・
どうなりますかね。
ではまた明日