「やっぱり引越しやめます」
と、雨漏りと風呂の薪割りが苦痛で今年3月にアパートへ引越したはずの相続案件の売主Aさん(60代女性)から連絡が来て営業課N店長とご自宅訪問してきました。
築50年超のご実家から2DKのアパートへ引越しされたと思っていましたが、結局のところアパートへは最小限の家財道具を置いただけで、本格的な引越しはしなかったそうです。
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Aさん 「いろいろ手間掛けちゃってホントごめんなさい」
N店長 「いえいえ、引越しされていなかったとは驚きました」
Aさん 「半年考えたんだけど、やっぱりこの家が気になるし、お風呂はスーパー銭湯も近いから別にアパート住まなくても良いかと思ったのよね」
クマ 「そうでしたか・・・ アパートのお家賃がもったいなかったですが、今度は解約の手続きでクリーニング代と畳の表替え代が発生しちゃうんです」
Aさん 「そうですね、全部お任せしますのでよろしくお願い致します」
と、言うことで借りたアパートの大家さんには事情を説明して半年での解約となり、契約書通りの解約手続きをさせて頂きました。
当初、Aさんからはご実家の売却と、古貸家2棟の賃借人付きの土地を売却する方向で承っていましたが、ご実家の売却は後回しとなり、古貸家付の土地を先行して売却することになったのですが、この貸家のうち1棟は現在保証会社が明け渡し訴訟の手続きをしていて追い出し待ちの状況になっています。
コロナ騒動以降、訴訟案件は動きが遅いと聞いていますが、その後も滞納金を支払っていないところを見ると明け渡しまで行きそうな感じかと思ってます。
そうなると、もう1件の貸家入居者さんを退去させて更地にして売却が理想となるのですが、これがまた癖がありすぎる入居者さん一家がお住まいで、他のアパートや貸家への引越し代を提示したとしても諸事情で審査が通らない可能性が高い感じなのです。
まぁ お家賃に関しては遅れることが多いけど必ず払うタイプなので、当社で激安な戸建てかマンションを購入して、その購入した物件に賃借人として引越してもらうことを考えています。
現在のお住まいは築40年くらいですがお風呂とトイレの劣化が限界まで来ていて、大家さんが修理代相当額として賃料支払いを一時的に免除してくれたのに、結局のところ何も修理していないで免除されたお金を使っちゃった状態なので、大抵の古物件でも問題なく引越してくれることでしょう。
そこら辺、今回の土地売却とセットで動くことになりますが、何とも引越し出来ない賃借人さんに退去してもらうってのは、滞納して明け渡し訴訟をする状態にでもなっている方がマシな感じかも知れませんね。
ホントいろいろあります・・・
さて、本日は先日税理士先生の反対でキャンセルとなったマンションに別のお客さんから買付が入り、室内をじっくり見せて欲しい&諸条件打ち合わせたいとのことで対応予定です。
どうなりますでしょうかね。
ではまた明日