「ほんとゴメンね、騒がせて悪かったよ」
と、昨日分譲マンションの申込みを撤回された社長さんがご来店されました。
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朝一番の電話では、詳しいことが聞けなかったのですが、この社長さん(製造業 70代男性)とはアパートの管理を任せて頂いているだけでなく、群馬県にある塩漬け状態の社有地をご購入頂いたりジャングル探検したりと長いお付き合いをさせて頂いていますので、物件の申込みをキャンセルしたくらいで関係は崩れません。
が、理由が気になるところです。
社長 「何度も案内してもらって決断したのに引っ込めるなんてホント申し訳ない」
N店長 「いえいえ、余程の理由があったのですね」
社長 「家族の了解も取ってお金も現金で問題ないんだけど、念のため税理士先生に伝えたら反対されちゃったんだよ」
クマ 「賃貸に出しても利回りが低くて投資にならないって言われたんですね?」
社長 「いや、それは、さんざん説明受けてたから問題にならなかったんだけど、先生との感覚の違いなんだよ」
N店長 「区分マンションより一棟物の方が効率が良いってことですか?」
社長 「いや、それ以前の話しで、これから人口が減って行くからエリア的にやめておけって言うんだよ」
クマ 「あのエリアは市内でも珍しく活気があって人口が増えているエリアなんですけどね」
社長 「自分もあのマンションは大丈夫だって言ったんだけど、やめとけって言われちゃうと押し切れない感じでさ・・・」
クマ 「そうなると、都内とか人口が減って無いところの物件探しますかね?」
社長 「いや、物件は目の届く市内に買いたいよ、車の免許返上した後のこと考えると家から歩ける場所じゃないとダメだから」
社長さん、仕事引退後は物件の巡回を趣味にしたいそうなので、都内は論外で県内の都市部も嫌だとのことなので、市内での物件探しとなるのでしょう。
クマ 「まぁ 社長さんが納得しても税理士先生の意見が大きく影響って感じが何とも難しいですね」
社長 「いやいや、今回のはダメだったけど、最後に決めるのは俺だから物件の紹介は頼みますよ」
N店長 「わかりました、何れにしても納得して購入して頂くのが一番ですから、次の見つけましょう」
社長 「悪いねぇ 税理士先生も不動産投資はダメじゃ無いって考えだし、俺も早く物件増やして安心したいんだよ」
と、言うことでキャンセルの理由がわかりましたが、将来性とか想像で宜しくないエリアだと心配してアドバイスされたと言うことなのでしょう。
友達やお身内から資金繰りとかエリア等々諸問題を心配頂く何てことは普通の話しですし、悪く無い側面もあります。
これが税理士先生となると一般の人には説得力があり過ぎる感じにもなるし、社長さんの場合は会社の経営からプライベートの心配事まで任せているのですから不動産屋が薦めているよりも強力なアドバイスだったのでしょう・・・
クマ 「今度は税理士先生もOKするような物件探しますから、懲りずに検討して下さいね」
社長 「いやいや、こちらこそ懲りずに頼みますよ、もう一度自分なりに絞り込んで相談させてもらうからよろしくね」
と、言うことで購入の基準を再検討して頂くことになりました。
「親に反対された」とか「奥さんに反対された」何てのが不動産購入のキャンセル理由で多い気がしますが、税理士先生の力ってのも大きいものですね。
さて、本日は定休日です。
平日に捗らない試験勉強に専念する予定ですが、試験まで53日。
正直言って仕事がある日は朝と夜で2時間程度が自分の限界みたいです・・・
定休日にどれだけ集中できるかと言うのが大きいのかと思いますが、もっと無理する時期なのでしょうね。
ではまた明日