昨日は、月に1度訪問しているワンちゃんのいる地主さん宅を訪問しました。
これがまた、普段なら2時間くらい滞在している感じなのですが、ここ最近忙しくて仕事が終わらない感じだったので30分程度の滞在時間。
そんな中でも印象に残った訪問日となりました。
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訪問すると最初に旧宅にある仏壇に線香をあげさせて頂くのですが、飾ってある遺影の話から位牌についての話となりました。
この地主さん、江戸時代から数百年続く家のご本家なので普通の家の数倍大きな仏壇と、多くの位牌があり、現在のご主人さんは、30代の若さでご当主になった感じです。
クマ 「パパさんとママさんとおばあちゃん以外の写真は、相当な古さだけど全員誰かわかるの?」
ご主人 「この人が自分のおじいちゃんで、そのお父さんがこの人ってのは聞いてますけど会ったこと無いし、その他の人は全くわからないんです」
クマ 「なんか写真じゃ無くて写真みたいな絵なんだから相当な昔の人なんだろうね」
ここら辺、ブロガーとしてはどんな感じか撮影したいところですが、バチが当たりそうなのでやめときました。
ご主人 「遺影よりも位牌が多すぎるんですよ これ見て下さい」
と、言って、大きな仏壇から位牌を1柱取って見せてくれました。
ご主人 「この位牌なんて10人分とか戒名が掘ってあるんですけど、裏に日付が書かれてるんです」
クマ 「明和とか安永とか亡くなった日付かと思うけど江戸時代っぽいね」
ご主人 「250年続いてるって言われてるので江戸時代より前のは無いと思います」
クマ 「凄いよね、この位牌全部解析して家系図作ってみれば」
ご主人 「ね、そう言うのやってみようかと思うけど、多分直系の位牌だけじゃなくて分家筋の引き取ったりしてきたと思うので半端なく大変でしょうね」
クマ 「自分、そう言うの興味あってやってみたいから分析する時は手伝うよ」
そう言えば、数年前の相続発生時に、この地主さん所有の土地を売却させて頂いたのですが、境界のブロックを撤去する際に隣地の地主さんから「うちの方が古い」と自慢された話を思い出しました。
ブログ検索してみたら、隣地地主さんの歴史は安土桃山時代最後の慶長からで、ワンちゃんのいる地主さんより数百年古いと言われてました。
歴史ある地主さんは、古さを価値観としてマウントを取りたがるものだと知ったのですが、古さの根拠は位牌の分析にあるような気がします。
もっとも、位牌が無くったって全ての人は人類が生まれた時からの歴史があるのだから、この場合の古さ自慢は遺伝子の話では無く「家の記録」の話なのでしょう。
どんな貧乏な家でも記録さえ残っていれば室町時代から続いているとか言えるのに(笑)
代々続く家の歴史をまとめるってのは大変ですが、相続税対策をしながらも広大な本家や不動産を残していくのはもっと大変です。
いつか時間の出来た時に歴史まとめで関わらせて頂きたいと思いましたが、今は不動産の仕事優先な時期なのでしょうね・・・
さて、本日は定休日です。
休みの度にセミナー資料作成と書籍執筆の宿題を頑張るとか書いてますが、何か終わりが無い感じが痛いところです。
頑張ります!
ではまた明日