「なんか凄く感謝してくれましたよ」
と、管理課S2君が嬉しそうに報告してくれました。
去年の9月に自社物件の共用電源が勝手に使われたことを発端に、貧困状態&汚部屋が発覚したBさん(50代男性:汚部屋の話が多いのでBさんとします)より解約立ち会いの場で「立ち直りの切っ掛けを作ってくれた」と言われたそうです。
人気ブログランキング←クリックして頂けると票が入る仕組みです。
更新の励みになりますので1日1回で良いのでよろしくお願い致します!
Bさんの部屋の解約立ち会いには就職先の社長さんも来てくれたそうです。
50代でも雇ってくれることに感謝ですが、仕事的には解体現場での作業とのこと。
腰が痛いと言っていたBさんに務まるのか心配ではありますが、寮も完備されているとのことで、家賃で困ることは無いのでしょう。
話によると、生活に困っている人の就職を多く引き受けているそうで、人材不足の問題だけでなく、困っている人を助けると言った立派な志を持たれている社長さんなのかと思いました。
担当した管理課S2君は、汚部屋のゴミ撤去費用、滞納金、原状回復費用について分割での念書を締結する段階で自分と相談していたのですが、「あまり過大に請求すると逃げるだろう」と判断してゴミの撤去代金と数ヶ月分の滞納金を請求だけにすることにしました。
この物件、当社が購入する前はあまり手入れしていない状態だったので退去が出る度に大規模にリフォームしているので、その一環として目をつぶった感じです。
Bさん 「えっ 思ってたより請求が少なく感じますけど、これで良いんですか?」
S2君 「ホントは、この倍くらい費用が掛かるんだけど、ゴミ撤去代と滞納金だけはお支払い頂きますから」
Bさん 「ありがたいです・・・ 毎月2万円なら払えると思いますので2年掛かりますけど」
S2君 「それで結構ですけど、念書に書いてある通り払わなくなったら追いかけますからね」
ここで、同行してくれたBさんの就職先の社長さんが念押ししてくれました。
社長 「迷惑掛けたんだから、キチンとしないとダメだよ、2年なんてあっという間だから頑張って働こう」
義理とか恩とか大切にするような社長さんだったそうで、立ち会ったS2君も感心していました。
いろいろ貧困ビジネスとかネットを見ると問題になっていますが、寮を完備して従業員の生活を保障する分、仕事をしてもらって採算を合わせないといけないのでしょう。
解体作業は肉体的に大変かと思いますが、頑張って頂きたいところです。
さて、本日は2月の最終日です。
今日までに完了させないといけない大きな予定が2件。
今のところ中止とか延期の連絡が無いので大丈夫だと思いますが、大きな節目の日となることでしょう。
ではまた明日