3週間ほど前に大型滞納者の話を書いていました。

最近は家賃保証会社の利用を徹底していますので、滞納系での苦労は一昔前に比べて激減したと言えると自分は思っていますが、逆に滞納業務が過去のものとなっていて、ノウハウのあるスタッフが少なくなるのが心配なところです。
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賃貸管理業界の関連業務で、一番成長したアウトソーシングの分野は家賃保証会社かと思います。

一昔前のように保証会社が強引な督促をすることも減っていると聞いていますので、礼儀正しく督促して遅れながらも回収出来れば回収、本当にダメなら訴訟すると言った流れになっているのでしょう。
保証会社への加入率が大手法人契約以外の全て必須となっていますので、滞納しない人がほとんどで、その保証委託料と会費で保証会社は運営されている仕組みです。
なので、滞納しない人との保証委託契約を増やすことが重要なのでしょう。
それほど、人の保証人は信用出来ないのか?
まぁ 自分の経験から言うと真面目に対応してくれる人にも限界があると言うことで、法的手続きだけでない手続きまで実行してくれる保証会社の方が全然頼れる訳です。
考えられるリスクは保証会社の倒産リスクですが、2008年に大きな倒産を経験した時にはホント迷惑を被りましたが、それ以降はそう言う系の問題は聞かなくなりました。
まぁ 頼っている存在が突然無くなってしまうと言うのは、その後の対応力が試されると言うことなので、対処できる知識を無くしてはいけないのでしょうね。
話しが長くなってしまいましたが、冒頭に書いた3週間前の大型滞納者の件、借主の身内の方と話が付き、居住継続で手打ちしました。
数年間の滞納があったのですが、まずは一時金として滞納金額2年分の支払を頂き、その後の足りない部分に関しては現行の賃料に結構な金額を上乗せして払うとの合意が出来た感じです。
無管理状態が引き起こしたのも悪かったと思いますが、最後まで責任を全うする身内の方(保証人本人ではなく資力のあるご兄弟)に感謝です。
「まだ普通の状態になった訳じゃないよね?」
大家さんの感覚としては、全額回収してやっと普通の状態に戻ると言うことですが、今回はそのように冷たいことは言われず、無管理状態から脱却して管理を任せて良かったと思って頂けたことでしょう

いろんなパターンがあるものですね。
ではまた明日
