「やはり承知で買ってくれる方にしか売れないですよ」
「そうすると安くなっちゃうでしょ?」
今まで何度かやり取りを積み重ねていましたが、グレーな状態にある物件の取引は契約前にしっかりと問題を取引相手に理解して頂いた上で話を進めないと大きな問題となってしまいます。
そして、しっかりと問題を伝えることで、通常の取引価格より間違いなくディスカウントが発生するのが定番です・・・
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過去の設計図書を現在の実態と見比べると明らかに違和感がある・・・
詳しくは書きませんが、許可を受けた状態とは違う種類の建物を建ててしまったことで、管轄する役所側が見たら問題視されてしまう事でしょう。
正直言うと、その問題を気にしているのは自分だけで、売主さんは建築当初全て建築会社に任せていたことで、違和感どころか「何も問題無い」と思っていらっしゃいました。
ホントに問題なのか?
いろいろ資料を持って、何が問題なのかご説明してきましたが、今の段階では管轄する役所にダメと言われた訳ではありません。
それが売主さん的に、しっくりこない原因でもあるのです。
だからと言って役所の建築指導課に「この状態ってどう思います?」なんて聞いてしまったら、ヤブヘビ的に面倒なことに発展する可能性がある訳です。
売主 「なんか他に抜け道は無いのかな・・・ 年数立ったから時効になっているとか?」
クマ 「役所に聞いちゃえばハッキリすると思いますけどね・・・ 」
売主 「思いますってのが思い切れない感じなんだよね・・・ ホントにダメって言われた方が諦めがついて良いかも」
クマ 「恐らくは、当初の建築申請内容の通りに直せって話しになって、今の入居者の退去を待って共同住宅から申請書の内容に直す話しになると思いますよ」
売主 「そうなったら、余計に費用が掛かっちゃうけど、もう20年も経過したから時効だって線は無いの?」
クマ 「無いと思いますよ・・・ ちょっとリスクありますけど役所に匿名で相談してみましょうかね?」
売主 「バレて面倒なことにならないかね?」
クマ 「バレたら運命だと思って頂ける覚悟があるならバレないようにチャレンジしますけど」
売主 「わかった、モヤモヤして取引するよりハッキリさせた方が良いから頼むよ」
と、言うことで完全匿名、匿住所にするべく、当時の資料の一部を塗りつぶして役所の窓口で意見を聞いてみることにしました。クマ 「すみません、不動産の売買を検討してるんですけど、建築申請の段階では〇〇で、現況は共同住宅になっちゃってるんですよね」
担当 「えっ ホントですか? これはどこです?」
クマ 「これがまた、取引先に迷惑が掛かると嫌なので匿名匿住所で相談出来ませんかね?」
担当 「わかりました・・・ 当時の申請内容と内部が思いっきり違っている感じですよね」
クマ 「やっぱりダメなパターンですかね?」
担当 「ちょっと、待って下さいね、こう言う件の担当を呼んできます」
何か逃げたくなってきましたが、当時の申請書や図面のけっこうな部分は塗りつぶしてあるので、探られても見抜けないはずです。
詳しくは書けませんが、結論的に今の状態は適法では無いので、建ぺい率容積率は問題無いとしても内部を元の申請の通りに戻すか、取り壊す選択しか無いとのこと。
クマ 「20年経ったら時効になったとかで勘弁してくれるって制度は無いんですかね?」
担当 「そう言うのは無いんですよ」
クマ 「では、こう言う状態であるってことを伝えて買主さんも承知の上で売買するって感じですね」
担当 「それは、当方では何とも言えませんけど、現状が適法で無い状態を引継ぐってことですので直して頂くか壊して頂くって話は無くなりませんよ」
クマ 「わかりました、教えて頂きありがとうございました」
恐らくそんな感じで相談に来る人は珍しく無いのでしょう。
匿名匿住所宣言をしても答えてくれるのであれば、最初から確認しておけば良かったです。
この件を売主さんに伝えたところ、ガッカリされていましたが、今後どうするか近日中に返答頂けることになりました。
役所でこんなドキドキ感を味わうとは良い経験になりましたよ。
さて、昨日は夜の9時に寝ました。前日が午前様で、その前も質の悪い睡眠が続いていたのですが、こんな時はジックリ寝るに限ります。
8時間55分も寝ると一気に体調回復な感じです。
と、言うことで本日も頑張ります!
ではまた明日





















