有名な霊場に行ってみたい。
と、思って6月の恐山に始まり9月初旬の永平寺、9月中旬に高野山をお参りしてきました。
何れも宿坊に泊まったことで心に残る体験が出来たと満足しています。
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こちらは宿坊の宿泊費も特別な感じだったのと予定的に余裕が無いので日帰りすることにしたのですが、宿泊しない分、心に焼き付ける方法として登山を選んでみましたよ。

水曜日の朝5時すぎに京都駅に到着すると言う、寝ている時間を有効活用出来る良い交通手段だったと思います。
まぁ 正直言ってベッドで寝る訳では無いので寝心地を求めてはいけません。
エンジン音や揺れの中でも寝る修行だと考えれば実に楽な修行であるのでしょう。
そして京都駅に着いてからは、自分の朝のお勤めであるブログ更新をする場所を探しました。
一応、最悪は駅のベンチでも更新できるようにノートPCを持参していましたが、隣の駅にネットカフェがあったので移動して朝食を食べながらブログ更新。
今度は京都駅に戻りロッカーにノートPCを預けての再度の出発。

今回はお寺の観光的見学よりも「登山」を目的としたため、京都側の比叡山入口である修学院駅から比叡山山頂を目指して、延暦寺に立ち寄った後に更に滋賀県側の登山道を下りて日吉大社を参拝してから琵琶湖近くの比叡山坂本駅までのコースとしました。
見学とか無ければ10kmくらいのコースでしたが・・・

10月に入ったことで気温も26℃と真夏を思えば適度な気温だったと思います。

「きららばし」と読むのですが、何かキラキラしている現代的な感じのネーミングに思いました。

橋の脇にあった案内版によると平安時代より京の都と比叡山を結ぶ主要路で、勅使が通ったことから勅使坂とも呼ばれていたそうです。
そして比叡山で修業されて日本の仏教を発展させた多くの名僧もこの橋を通り坂を登ったとのこと。

と、思いながら登山口を越えると、これがまた大変足場の荒れた細いルートに変りました。
しかもかなりの急登が続きます。

歩きながら「お寺なのに何で宮内庁なのだろう」と考えてしまったのですが、修学院離宮と言う皇室関連のエリアだったと、ブログを書いていてわかりました。

かなり足元が悪く、崖っぷちな所もあるのでサンダルで登る人はいないと思いますが、スニーカーでの登山も危険かと思いました。
底の硬い登山用の靴をおススメします。

ちょうど出発してから1時間だったので休憩した場所は、信長の時代より更に古い時代の戦の痕跡でした。
登るのさえ大変な山なのに、弓とか槍とか刀で殺されるってのは地獄だったことでしょう・・・

ちなみに、比叡山の山頂へはケーブルカーやロープウェーの他に車でも行けて山頂付近に大きな駐車場もあるので、登山道を下から登るなんて人はあまりいないのでしょう。
登山道の登りは外国人さんのカップルに1度すれ違っただけでした。

約2時間半で比叡山の山頂大比叡(848m)へ
今まで一番登った回数が多い筑波山(877m)と標高的に似ていますし、比叡山は東側に琵琶湖、筑波山も霞ヶ浦が近くにあるし、ケーブルカーやロープウェイがあるのも共通していました。

お蕎麦屋さんがあったので昼食。
お昼休憩を取ったことで疲れがどっと出てきました。
鐘を突かせて頂いた後は有名な建物だけを選んでバテないうちに下山ルートへ。

登りは体力を使い、下りは神経使う。
そんな感じで何度か転びそうになりながらも最後の目的地日吉大社へ

山王鳥居は、延暦寺を示す山形を鳥居に載せている珍しい形式で神仏習合の信仰の現れなのでしょう。

ゆっくりと温泉に浸かり軽く飲んで一気に体力回復。
しないのがオジサンの辛さ・・・

15.7km 6時間のハイキングを楽しんだと言う結果でした。
ハンパなく密度の濃い定休日でしたよ。

4万歩越えってのは記憶に無いですが、筋肉痛になる訳ですね。
今日は歩きたくないです・・・
ではまた明日
