1ヶ月くらい前に分譲マンションの1室を貸しているオーナーさんより「長年借りてもらっているが賃貸を終わりにしたい」との相談を受けました。
1室だけを貸しているオーナーさんに良くある「部屋に戻りたい」と言う貸主都合での賃貸借契約終了話しかと思って身構えてしまったのですが、よくよく聞けば「貸しているのがストレス」とのこと・・・
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確かに、給湯器の故障に始まり何かにつけて入居者さんから修理の依頼が来るのは築年数が経てば経つほど普通な話しになってくる訳です。
まぁ 管理の仕事をしていると毎日のようにどこかの物件で不具合が発生して対応していますが、一棟モノ物件の所有者さんと違って元自宅だった戸建や分譲マンションの1室だけを貸しているオーナーさんには苦痛になるのかと思います。
履歴を見ると確かに水栓交換、給湯器交換、漏電ブレーカー交換の履歴がありますが約20年の入居年数にしては少ない方だとも感じるものです。
入居者さんが丁寧にお使い頂いていると言うことなのでしょう。
こう言う相談があると、まずは貸主都合での普通賃貸借契約の終了申し入れは苦労する話しをします。
それでも交渉して下さいと言われて揉める場合もありますし、1年くらい時間を掛けて無事に解約なんてパターンもありますので、出たとこ勝負な状態ですが、今回は無事に借主さんが購入して頂ける着地となってホッとしています。

そんな感じで買主さんだけでなく自分自身も違和感のある取引なのですが、本日の午前中に決済の予定です。
司法書士さんに同席頂いて必要書類を渡して売買代金の確認をして決済完了。
買主さんは所有物となった自宅に帰る・・・
管理組合への所有者変更手続きや火災保険の付保をする程度のことはありますが、珍しいタイプの取引が経験出来ることに感謝です。
何事も無く終わるはずですが、何かいつもと違うスッキリさに忘れていることが無いか心配になります・・・
と、言うことで本日は2月の最終日。
31日まである月より何事も急かされてしまう状態。
この業界の3月は忙しすぎて短く感じるものですが、トラブル対応では無く、前向きな仕事で忙しくなって欲しいものですね。
ではまた明日
