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先月、決済を終えた中古マンションの買主側業者より電話がありました。

業者 「実は、買主さんが昨日から入居したんですけど給湯器が壊れてたんです」

クマ 「そうですか・・・新築時から12年も経ってますから寿命ですかね」

業者 「売主さん修理代出してはくれませんかね?」

クマ 「残念ですけど、今回は、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)を一切負わないって特約入れたじゃないですか

業者 「そうっすよね ダメもとで言ってみたんですけど

クマ 「○○さんが重要事項説明した時も機械物は、寿命があるから壊れてたとしても勘弁してねって説明してたし

業者 「こんなに早く壊れるとはねぇ・・・」

クマ 「寿命としか言えないです


不動産関係の方以外は瑕疵担保責任て聞いた事ないかも知れませんが、簡単に説明すると購入した物件に隠れた欠陥が見つかった場合の責任の事です。

何も取り決めしてないと民法で「欠陥を発見してから1年売主に責任を追及できる」事になります。

ということは5年後に発見しても責任追及されちゃいます

 

個人間の売買(業者が売主じゃない)だと「瑕疵担保期間2ケ月とする」とか「売主は瑕疵担保責任を負わない」なんて感じで自由に取り決めができます。

買主さんとしては瑕疵担保期間が長い方が良いのですが、売主さんは、ツライです

期間に関しては物件の古さや金額(相場より安くした)とかで、調整をして決めますのでマチマチです。

ところが、売主が不動産業者の場合は、最低でも「引き渡してから2年以上」責任を負うって宅地建物取引業法で決められちゃってますので今回みたいな場合、売主さんに修理義務が発生します。

 

今回の件で、先日決済した土地が、気になってきました

当社が売主側の業者だったのですが、買主さん(買取業者)の要求に屈して瑕疵担保期間6ヶ月

年が明けるまでドキドキです

もし、地下に浄化槽が埋まってたらとか産業廃棄物が埋めてあったらとか考えちゃいます。

 

気になって今の様子を見に行ってみると

造成

すでに建築屋さんに転売されて造成も終わってました

 

 

良かった〜

 

なんで心配してたかって?

 

契約のお礼で

あんなの

 

あんなのや

 

 

こんなの

 

こんなの

 

 

ごちそうして頂きましたから


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