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本日は、債権管理課のS君と丸一日滞納督促の旅に出ていました


自分たちが訪問するのは悪質滞納者ばかりなので、一人一人ブログネタになるぐらいの物語があるのですが・・・

その中でも特に強烈な滞納者の話を書きます


障子

滞納者の部屋には独特のにおいがあります。

このにおいを滞納臭といいます
(流行るかな)

 

 

滞納している入居者は追い出さなくてはなりませんが、滞納家賃を払うと引越しのお金がなくなります。

滞納賃料も回収して出て行って頂くのが一番理想ですが、ズルズル居座る滞納者には引越しを優先してもらいます。

でも引越費用にお金かけてくれませんので

家具やごみを残す事になります。

ごみ当然、滞納賃料や、ごみ、残置物の撤去費用を支払う念書を取りますが、回収は難しいです。

 

 

 

今日、一番辛かったのは、2ヶ月前に自分とS君がロボコンパンチをされそうになりながらも退去の約束をさせた、おばさん滞納者です。


この人には、約束通り引越しをして頂けましたが、残置物とごみが結構残っています。

この人に対しては、ある言葉を言うと逆切れする事がわかっていますので念書を取るのはドキドキです


その言葉とは・・・

「保証人に連絡する」「一筆書いてもらう」です。


今回、明け渡し後も滞納賃料や原状回復費用を支払う旨、約束させるため必ず言わなければならない言葉です


とうとうその時がきました。

クマ 「今後滞納金は分割で支払って頂きますからね」

滞納者 「わかりました、でもお金が無いので自信無いんです」

クマ 「そう言われても困っちゃいますよ」

滞納者 「絶対に保証人の〇〇さんだけには請求かけないで」

クマ 「支払いが無い時に連絡くれなかったら頼るのは保証人さんしかいなくなっちゃうんですよ」

大声で泣き出した・・・

滞納者 「絶対に困りますから〜」

クマ 「ちゃんと払って頂ければ連絡しませんよ

S君 「では、この書類に署名押印してください」

さらに大声で泣き出した・・・

包丁こんなやり取りを20分くらい繰り返してる時、とっても気になる物が床にころがっていました
(包丁持ってロボコンパンチされたら)

 


自分もS君も極度の緊張状態でしたが、何とか念書書いてもらって終了


部屋は取り戻せましたが、自分もS君も滞納臭にやられて体調不良になりました・・・

経験値はアップしたかな

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