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きのうは売却絡みの古貸家Aさん宅に訪問して賃貸借契約を締結してきました。

他社がやってる売却ですが、Aさんが高齢のため引越し先が決まらず、買い付けを入れた買主も更地に出来なければ購入を取りやめる状況だったのを売主のオーナーさんと相談して所有アパートに移ってもらうことにした訳です。


クマ  「Aさん、賃貸借契約を結びに来ましたよ」


Aさん  「お〜 早いねぇ まぁ上がってよ」


クマ  「手順どおり重要事項説明からやらせてもらいますよ」


Aさん  「宅建主任者証かぁ・・・ 」

Aさんは、現役の頃は不動産会社にお勤めだったそうで、不動産の話が好きな様子です。

ひと通り説明が終わっていろいろ雑談をしました。

非常ボタンクマ  「これなんですか?」

Aさん  「押すと救急車がくるから押さないでよ」

高齢の一人暮らしの方に市が設置してくれる非常通報装置です。




クマ  「じゃぁ何かあったらこれで話せるんですね」

Aさん  「まあね、 でも電話もあるから使わないけどね」

クマ  「電話掛けるのは大丈夫なんですか?」

Aさん  「番号間違えるから受けるの専門だよ」


と、そこに
Aさん宅の売却を担当している不動産業者の社長から自分の携帯に電話がありました。

この社長さんは75才くらいだとの事ですが、10年前くらいに取引をしたことがあって、苦労したのでお付き合いしなくなった経緯があります。


社長  「クマさん、大家さんから聞いたんだけどAさんはいつ引越しするのかな?」

クマ  「ご無沙汰してます。 いま丁度打ち合わせ中ですが、たぶん月内ですよ」

社長  「立ち退き料の話があるんだけど◯◯万円ほど大家さんに出してもらうんでね」

クマ  「はい? 大家さんは賃貸借契約にかかる費用と引越し費用しか出さないって言ってましたよ」

社長  「いや、こっちもAさんと話いてるんだから、余計な事言われると困るんだよね」

クマ  「何言ってんですか? いまAさんと打ち合わせ中だし自分はオーナーからの話しか聞きませんから」

社長  「・・・  じゃあ後で連絡するよ」


しばらくして売主で引越し先のアパート所有者でもあるオーナーさんから電話がありました。


オーナー  「いや〜 なんだか社長から連絡あって現金出す事になってるとか言ってたんだけど変な話になってるみたいで参ったよ」


クマ  「むこうの取り分まで計算してたんでしょうね、自分が話つけますよ」


オーナー  「いやいや 大丈夫、はっきり言っといたから」



一応、古い社長さんなので独特のルールがあるみたいです。

でも、勝手に決めたような話で通用するようなものじゃありません。
横取りされた気分になっているのかも知れませんが、どう考えても難航していた売買の話を進展させた訳ですから・・・
久しぶりに昔懐かしい業界の雰囲気を思い出しましたよ


さて、本日も予定がいっぱいです。


なんとか明日は休めるように頑張ります!



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