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きのうは古貸家売却に伴う借家人であるおじいさんの引越しがありました。


元々、他の不動産会社が借家人の退去を条件として客付けしたまでは良かったのですが、おじいさんの引越し先を見つけられなかったので自分に相談が来て大家さんが別の場所に所有するアパートへの転居を選択してもらったのでした。


親族で保証人になってくれる人もいないし80才超えている事が心配で受け入れ先が無かった訳です。


非常ボタンただ、週に2回ヘルパーさんが訪問してくれているので、全く孤独になることはありません。







大家  「なんか自分も高齢者だけど◯◯さんはもっと高齢だから心配だなぁ」


クマ  「じゃぁ やめときましょう」


大家  「いや、クマさんの言う通りにするよ」


クマ  「えっ  自分が言ったからじゃなくて大家さんの判断ですから」


大家  「市から保護のお金が振込まれるから滞納しないけど家賃が安くなっちゃうしいい事ないんだよね」


クマ  「だったらやめときましょうよ」


大家  「いや、クマさんが言った通り引越してくれれば空室が埋まるし売却代金が入るから良しとしましょう」


クマ  「僕が決めたんじゃなくて大家さんが決めたんですからね」


大家  「そうだよねぇ 変なことで面倒かけるけど頼みますよ」



と、言った感じで面倒見ないといけなくなっちゃった経緯です。


引越中と、言うことで数十年住んだ家を引越す手伝いをしてきました。








本人じゃないと住民票の移転手続きができないって事で市役所に連れてってあげましたが、住民課だけでなく介護保険の手続きとか福祉関係の手続きとか1時間以上かかりました。


アンテナ手続きが終わっておじいさんが新居についたのは15時を回った頃でした。







おじ  「いや〜 こんないい部屋に住めるなんて最高だよ」


クマ  「もう隙間風も雨漏りもありませんしね」


おじ  「なんかテレビが小さくなった感じがするけど・・・」


アナログテレビ確かに前の部屋は狭かったのでテレビと座卓が近い分大きく見えてました。








クマ  「大きさは変わって無いですよ〜 部屋が広がったんです」


おじ  「テレビも新しいの買ってくれるように大家さんにお願いしてみてよ」


クマ  「それは無理ですよ、大家さん家賃下がったってブツブツ言ってるんですから」


おじ  「そうだよねぇ クマさんに言ったら何とかなるかと思っちゃった」


クマ  「じゃぁテレビの位置を座卓の横に移動して大きくしてあげますよ」



おじいさん笑ってましたが、テレビだけが楽しみなんだそうです。


おじいさんも大家さんもブラウン管のアナログテレビも頑張って長生きして欲しいところです。



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