
まずはご確認願います。
先月の終わりに古貸家の売却絡みで80代のおじいちゃん(Aさん)に引っ越してもらった話を書きました。
引越し先は古貸家の所有者が別の場所に所有しているアパートです。
高齢にプラスして足腰が悪いので何かと呼ばれるんだろうなと想像はしていましたが、アパートの空室が埋まる+古貸家が売却できるとの事で入居してもらった感じです。
普段、市から派遣されるヘルパーさんが週に2日きて身の回りの手伝いをしてくれるので、思ったより頻繁には呼び出されませんが、それでも引越し以来3回ほど呼ばれました。
1回目は設備品のエアコンが効かない。
自分が不在だったので、別の担当が訪問したのですが、エアコンに全く問題はなくリモコン操作を間違っていただけだったそうです。
2回目は相談事でした。
Aさん 「玄関に手すりを付けて欲しいんだけど」
クマ 「工事代金かかりますけど」
Aさん 「え〜 手すりが無いと転んで大怪我するかもしれない」
クマ 「それは困りますねぇ でもお金はお支払い頂かないと・・・」
Aさん 「大家さんの都合で引越したんだからお願いしてみてよ」
クマ 「大家さん1万円も家賃安くしたから、たぶんダメですよ」
Aさん 「年寄りがお願いしてるんだから頼むよ」
と、言われて大家さんに相談に行きました。
大家 「え〜 家賃1万円下げたのに嫌だよ」
クマ 「なんか手すりが無いと骨折するって宣言してましたよ」
大家 「前の貸家の時だってそんな事してないんだし自分で出させてよ」
クマ 「年寄りのお願いなんで聞いてくれって言われちゃいましたけど」
大家 「私だって年寄りなんだけど・・・」
クマ 「じゃぁ 手すりの工事は自己負担でやるように伝えますよ」
大家 「退去する時には手すりを撤去するようにも伝えてね」
何かお年寄り二人の間に挟まれて「子供の使い」状態になってしまいました。
この結論をAさんに伝えに行こうと思っている矢先に2回目のエアコン苦情で電話がかかって来ました。
「クマさん、エアコンが壊れてて凍え死んじゃいそうだ」
相変わらず大げさに言ってくるものです。
手すりの話もあったので訪問しました。


Aさん 「ヘルパーさんにお願いしたら壁に穴あけないのつけてくれたんだよ」
なんともラッキーな事に行政でやってくれたみたいです。
これなら退去時の撤去も問題ないですので助かりました。

年配の方には小さい字は不親切ですね。

クマ 「28度の設定にしたから今度から赤いところのボタン押してね」
Aさん 「お〜 これならわかるよ」
クマ 「じゃぁ失礼します」
Aさん 「クマさん これ風量とか温度調整はどうするの?」
クマ 「え・・・ 入り切りだけで操作するんじゃダメ?」
Aさん 「クマさん意外と大雑把だねぇ」
クマ 「細かい設定は間違えの元だからヘルパーさん来た時に聞いてみて」
何か悪い気もしましたが、一番無難な方法だと思ったのでこれで通しました

高齢の方は手間がかかるのは想定してましたがヘルパーさんや行政が手伝ってくれるのでちょと助かります。
ではまた


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