br_banner_tsubame←なんかすごいですね。
全く追いつけないので気楽です。 
 
 
   

この仕事をしていると、運気の波を感じる事があります。

自分にもあるのですが、大家さんにもあります。


大した事でなければ笑い話になりますが、場合によっては体調を崩したり物件を損して売ったりとか深刻な話にもなります。


深刻な話はブログネタにできませんが、やはり誰にでも良い時期と悪い時期があるのでしょうね。


先月、某3階建て賃貸マンションの入居者さんより、「雨が降ると樋(とい)の水が廊下はねる」と、苦情がきました。


調べたところ、屋上から3階部分の間で樋が割れている事が判明しました。


割れ方からして3月の地震で割れた感じもするのですが、一戸建ての雨樋と違い、かなり太くて重い縦樋なので、業者さんも「足場組まないとやらない」と足場代を入れた見積もりを出してきました。


危ない事はさせられないのでオーナーさんにご理解頂いて工事の了承を頂いたのですが・・・


この件で現場を確認していたところ全く別件の漏水を発見。


写真 (28)2階のパイプスペース内の給湯器下だったのですがガス会社呼んで確認したところ、給湯器に異常が無いとのこと。


「天井から垂れてるよ」







と、言われて確認すると確かに天井から水が垂れています。


3階のパイプスペースに行って確認すると全く濡れていません。






なんか、嫌な予感がします。



早速、マンションの施工会社に来てもらい調査をしてもらいました。


ユニットバス下一番怪しかった3階居室部分の床は浴槽下部の点検口から確認しましたが漏れがありませんでした。










給水管圧力調査給水管に圧力をかけて結構な時間確認しましたが、給水系でもありません。









と、なると3階のパイプスペース部分の床を削って排水管を確認しないといけません。


オーナー  「クマ君、雨樋でもお金掛かるけどこっちも掛かりそうだね?」


クマ  「ですねぇ・・・ 何か続いちゃいましたね」


オーナー  「まぁ、建物も10年過ぎた頃からいろいろ出てくるもんだね」


クマ  「ですよね・・・ 大きな事になる前に直すのが一番ですよ」


オーナー  「だよね・・・ でもいくらかかるかなぁ?」


クマ  「漏水個所がすぐわかるといいんですけどね」



と、話しながら敷地内を歩いていると不自然な水たまりを見つけてしまいました。


写真 1クマ  「あれ? なんか受水槽の下が濡れてる感じがしますね」


オーナー  「えぇっ 勘弁してよ」










写真 2なんか見事にポンプから漏水していました


縦樋・パイプスペース・ポンプと無関連な場所で3連発の漏水とは・・・









「大事になる前に発見できて良かったんですよ」と、励ましましたが、結構ガッカリされていました。



続く時は続くんですね。



そして夜は、別のオーナーさんの勤務先を訪問しました。



こちらは売却絡みで動いている案件なのですが、いろいろと変な事が出てきます。
変だけど最終的には商売になっているのでいろいろ受けてますが・・・


オーナー  「ちょっと変なお願いしたいんだけどいいかな?」


クマ  またですか 何でしょうか?」


オーナー  「ちょっと前に借地上の建物の所有権を取得したんだけどね」


クマ  「建物だけ買ったんですか?」


オーナー  「買ってくれたら100万円上乗せして買い戻すって言われたんだよ」


クマ  「で、買い戻してくれないって話ですかね・・・」


オーナー  「そう、 だいぶ前から音信不通なんだよ」


クマ  「家賃とか借地料ってどうなってるんですか?」


オーナー  「家賃は買い戻すって話だったからもらって無くて借地料はむこうが払ってるんじゃないかなぁ」


クマ  「・・・  それって騙されたんじゃないですかね?」


オーナー  「だよね・・・ 暇な時でいいから調べてみてよ」




暇だったら楽しい感じがしますが、暇になるのが難しいです



ホントいろんな事があります



さて、今日は220万円の区分の売買契約立会いと、隣の県にあるタワーマンションの案内に行ってきます



br_banner_tsubame←やっぱり日記の限界でしょうか。
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