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先日のさいたま市のアパートで3遺体発見に続いて昨日も残念な事件が報道されていました。

詳細はこちらのニュースをご参照頂ければと思いますが、賃貸マンションでの二人暮らしで、母親が病死したあと障害のある4歳のお子さんが餓死してしまったらしいとの事です。

ガスがずっと使われていない事を不審に思った管理会社が親族に連絡して発見されたそうです。


ほんと残念で悲しいです。


ご冥福をお祈りいたします。


賃貸の管理会社の場合は、滞納があると頻繁に連絡を取って連絡ができないと訪問する訳ですが、滞納しているからといって室内確認までは原則できません。


が、室内で倒れているんじゃ無いかと思えるような事があればやむを得ず鍵を開けて確認することもあります。


この「鍵を開ける」という件に関してはいろんなご意見があると思いますが、自分の場合は鍵を開ける行為の違法性よりも確認しない事への罪悪感の方が上になります。

もちろん、滞納してるだけで安否確認を連発したりしませんが、普段滞納しない人の滞納や、高齢者の一人暮らし、失業中の単身者の場合は「倒れているのではないか?」との気持ちが強くなる訳です。


普通に仕事をしている入居者に異常があった場合は勤務先から確認の連絡が入る事がありますし、学生の場合は親御さんから見てきて欲しいと頼まれたりします。


誰かと繋がっている入居者なら、発見が早い訳ですが、無職で人との接点が少ない人は毎月賃料を振り込む管理会社が一番身近だったりします。


本当は行政で、早期に確認できる仕組みができていれば良いと思いますが・・・




もっと早く気がついていれば・・・



と、言うのは結果論ですし自分も管理会社として同じ事を言われる可能性がある立場ですので他人事のように言えません。


人命の問題だけでなく、その後のアパート経営へのダメージ、他の入居者への影響も大きいですので少なくとも自分は安否確認に躊躇することが無いように行動したいと思っています。

重たい問題ですが、報道されていない案件もたくさんあると思いますので、結構な件数起きている出来事かと思います。

老人だけとも限らない誰にでも起きる問題なんですよね・・・



実は火曜日にお巡りさん呼んで1件安否確認しました。


室内で倒れていませんでしたのでその点は良かったですが、入居者宛の督促状もたくさんありましたので逃げちゃった可能性が高いです。


室内には大量のゴミの他にネズミが数匹いました


どうも、滞納と安否確認がセットになりがちですが、両方とも避けて通りたい仕事です


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