←いつもクリックありがとうございます。
クリックで票が入る仕組みなんです。

賃貸トラブルの代表格が騒音トラブルです。

学生が部屋で飲み会やって夜中まで騒ぐ単純なものから、玄関ドアや建具に問題がある設備系騒音配慮不足での騒音、普通に生活しているのにうるさいと言われてしまう構造上の騒音までいろいろな種類があります。

大きくわけると

1.飲み会系騒音
2.設備系騒音
3.配慮不足系騒音
4.通常使用系騒音

こんな順番で対応の難易度が上がってきます。

詳しくは→こちらをご参照下さい


一昔前の不動産会社だと、「共同住宅なんだからしょうがないんですよ」と、あまり対応してくれなかったトラブルだったと思います。


「だったら一戸建てに引っ越せば」とか、「そんなの不動産屋に相談しないで当事者同士でやって」とか・・・

自分も言ってみたい 凄いこと平気で言ってた時代があったんですね


最近は、管理会社が入っていれば真面目に対応してくれる事がほとんどだと思います。

入居者さんの住み心地が悪くなれば、賃貸経営に悪影響を及ぼすと言う、テナントリテンションの考え方が浸透したのでしょう。


「共同住宅ですから」と、結論づけて我慢と妥協とお互い様の気持ちをわかってもらう事は、ある程度の対応をとった後の事なんです・・・




きのうは珍しく騒音トラブルの当事者同士の話し合いを会社で行いました。

基本的に、騒音の苦情を言っている側と言われている側で話し合いをすることは滅多に無いです。

(案件の内容)
・木造2階建ての3DKのアパート
・苦情元は2階の入居者 単身女性 (Aさん)
・騒音元は1階の入居者 夫婦子供3人 (Bさん)
・子供の声が常識外の時間に聞こえて安眠妨害、他

での生活音トラブルです。


今回は、自分の同僚の管理課Kさんが1年以上、対応してくれたのですが、間に入って調整する対応では満足されなかったようで、騒音に困っている側(苦情元)から直接対談を切りだされて騒音を出している側(騒音元)が承諾して対談が実現しました。


写真 (84)自分は、司会進行役を頼まれたので引き受けました。

絶対に1時間じゃ終わらない・・・







と、事前に同僚Kさんから予告されていたのですが・・・


苦情元  「とにかく夜の10時過ぎには子供を寝かせて下さい!」

騒音元  「基本的には寝かせています、例外はたまにあるかも知れませんが」


苦情元  「睡眠不足だと体調が悪くなって仕事にも影響するんです」


騒音元  「では、言わせてもらいますが、Aさんの足音も相当響いてるんですよ」


苦情元  「は? 私夜は寝てますし、普通に生活してるんですけど」


騒音元  「きのうは深夜1時半でしたが、大体深夜に大きな足音が聞こえるんです」


苦情元  「えっ・・・ 確かにトイレに起きますけど」


騒音元  「数ヶ月記録をつけているんですけど、毎回目が覚めて迷惑してるんです」


苦情元  「そうだったんですか・・・ 知らなかったんで・・・」


クマ  「Aさんも悪気があって音を出したんじゃ無いですよね」


苦情元  「はい、そんなに響いているとは思わなかったんです」


クマ  「Bさんも、お子さんがいる家庭ですから悪気があって騒いでるのと違うんですよ」


苦情元  「・・・ 知っていれば気をつけたのですが」


クマ  「お互い、これからの事を考えてみましょうよ」


騒音元  「私、アパートだから上階の音が聞こえるのは仕方ないと思ってますのでうるさく言いたくなかったんです」


クマ  「じゃあ、Aさんは歩き方に気をつけて、Bさんはお子さんが10時以降に騒がないように気をつけるって事で了解して下さい」




・・・



30分で完了しましたが、苦情元が騒音元になってビックリしている時に話の結論をつけちゃった感じかもしれません。


AさんもBさんも「わかりました」と言って帰られましたが、生活騒音が円満に解決することはあまり無いです・・・



続きが無いことを祈ります



さて、本日もいろいろ予定が入っていてバタバタになりそうですが、明日の水曜日休めるように頑張ります!

 
←不動産系の話題満載のランキング集です。
次の話はツバメ君をクリック!