←いつもありがとうございます。
クリックすると票が入る仕組みなんです。


写真 4 (3)先月、建物を壊して更地にした土地があるのですが、変なことがわかりました。

別に大した問題じゃ無いのですが、説明するのが大変な売主さんなので・・・







4年前に売主さんのご主人が亡くなられて、奥様が単独で物件を相続したのですが、遺産分割協議書を確認したら建物に関しては未登記であると書いてありました。


土地に関して奥さんの名義に変わっている事を確認し、権利証も確認しました。


未登記なんだから解体しても滅失登記しなくていいやと思ってたのですが、ふと気になって調べたら登記されてました。


司法書士の先生が遺産分割協議書を作成して相続の登記をされていたので、疑いもせず手続きを進めていたのですが未登記じゃなくて未だに亡くなったご主人の名義になっていたのです。


昭和40年代に、先代の相続があった時にこの土地自体を現在隣に住んでいる亡くなったご主人の兄弟と分筆していたのですが、その前にあった番号に子番号が振られて家屋の登記があったのです。


大体戸建系の場合だと土地の地番と同じような家屋番号が振られているものですが、全く違う番号でした。


土地に関しては公図を見ればわかるのですが、建物だとわかりにくいです。


最近はネットで登記情報が調べられますが、何番から何番みたいな検索もできるので念のために調べたら出て来ちゃった感じです。


売主さんに電話して説明したのですが、警戒心がとても強い70代後半のおばあちゃんなので・・・


クマ  「建物が未登記だって聞いてたのですが、ちゃんと登記がされているので、解体しちゃったから滅失登記しないといけないんですよ」


売主  「何それ? 相続の登記は○○先生がやったんだから間違いないのよ」


クマ  「建物の登記があるの気がつかなかったみたいですね」


売主  「先生が間違えるなんてないでしょ!」


クマ  「いや〜 先生見落としちゃったんですねぇ」


何だかいろいろ言われましたが、今回滅失登記を土地家屋調査士に依頼するので確認したら戸籍謄本だけでなく遺産分割協議書を借りてきて欲しいと言われました。


「相続登記を頼んだ先生が間違った事をする訳ない」とか、「あなたが間違ってるんじゃないの?」みたいなことばかり言われるので、都内のご自宅まで会いに行ってきました。



写真 1 (4)1時間ちょっと電車に乗って駅から徒歩25分。

往復50分歩くなんて良い運動です







どうも不動産業者に信用が無いのか自分に信用が無いのかわかりませんが、悲しいことに疑われます。

結局、1時間くらい話し込んで遺産分割協議書を借りてきました。


お年寄りの場合は疑り深い方が無難なのかも知れませんが・・・



なんとも手間が掛かるものです・・・



さて、本日は、先日持ち込みがあった売買系の調査を進めようと思います。


この物件もいろいろありそうな雰囲気ですので楽しみたいと思います



いろいろ問題が出た方が経験値UPになると思うしかないですね


←クリックすると票が入る仕組みです。

応援頂けると大変励みになります。