ブログを書いていると他人の顔が写っていてプライバシーに配慮しないといけないとか、汚なすぎるとかで写真掲載をためらう事があります。
でも記事にしたい。
そんな時はボカシを入れるのですが・・・
先日記事にした夜逃げしたB氏宅のトイレ。
自分としては、夏に経験した強烈な汚部屋のイメージが頭に残っていて、今回のB氏宅はクリーニングすればOKと判断していました。
夏場に対応した強烈な汚部屋の方は、ボカシ付きでもブログ掲載できないくらいの積もり具合でしたので、壁・床・天井・便器の撤去を特殊工事OKの業者さんにお願いしてやってもらいました。
この時は滞納金と原状回復金額を全て保証人にお支払い頂いたので不幸中の幸いって感じでしたが・・・
←撤去後の写真しか出せません。
この案件で、保証人さんから大金をお支払い頂けた理由は、資力があった事に加え、詳細な汚部屋写真集を送ったからかと思います。
保証人のお父様が電話で連絡してきてくれた時の第一声は「息子がご迷惑をかけました」でしたので、滞納金だけでなく部屋を酷い状態にしたことが良くわかってもらえたのだと思います。
また、数ヶ月前の一戸建て原状回復費用請求でも詳細な解説付き写真集を借主法人さんに送り、貸主さんが納得できる金額の支払いをして頂きました。
写真は文章よりわかりやすいので、ブログでも仕事でも良く使うわけです。
で、夜逃げしたB氏の話に戻りますが、B氏は精神的に病気なので収入もなく、「全て保証人である母親に請求して欲しい」と言っているのですが、母親もかなり生活が苦しい様子です。
滞納金は大した金額ではありませんが、分割で払うといっているので時間がかかりそうです。
追い出せただけでも良かったと思いたいところですが・・・
トイレに関してはボカシがかけられる程度の汚れだと思ったので、業者さんに上乗せ工賃でクリーニングを任せようと思ってました。
でも、「◯万円上乗せします」と言っても清掃業者さんにお金が払われるだけで作業員さんにその分手当が出るとも思えません。
こちらが「◯万円払ったんだから」と言っても作業員さんは日給プラス数千円とか時給数百円UPの手当てだったら可哀想です。
と、考えてある程度まで自分の方で掃除してから作業を頼むことにしました。
昨日の午前中、作業服に着替えて98円のサンポールに似た塩素系のトイレクリーナーをかけまくりました。
自分としては30分程度やって終わりにしようと思ったのですが・・・
頭がクラクラするほど強烈な塩素ですが、便座どころか便器にも着色が残っている状況です。
こんな便器とてもじゃないけど使う気になれません
ホームセンターで便器とタンクのセットが安く売ってたので、交換することにしました。
ただ、この金額に工賃がかかると結構な額になるので、ものだけ買って安めの職人さんにお願いしようと思います。
それにしてもこんな状態にして逃げたB氏は許せません。
行方不明のB氏からの手紙には「全ては母とやり取りして下さい」と書いてありましたが、母親にはボカシ無しでA3に引き伸ばした超アップのカラー写真を郵送で送ろうと思います。
そこまですれば「便器交換費用の請求なんておかしい」とは言ってこないと思います。
まぁ考えてみれば母親も可哀想ですが、恨むなら息子を恨んで欲しいものです。
と、こんな感じの仕事をしていると自分も心の病気になりそうです
ではまた
あんな便器掃除するぐらいなら・・・ね。
でも捨てるにも大変でしょうね・・・・