きのうは、午後一番で管理課S君に同行して排水詰まりの一戸建てに行ってきました。


このお宅、築47年の木造物件なのですが、10年前くらいに管理を受託して以来、自分もS君も出動したことが一度もありません。


普通は古いと呼ばれるものですが・・・


住宅地図で場所を見ても全くピンとこなかったのですが、現地に来てみて何となく思い出しました。


遠い昔、貸し出し前の相談で室内を見せてもらったことがあります。


まだブログを書き始める前だったので記録に残っていませんが、普通の大きさの戸建なのに階段が2個所あったのでトキメイた物件でした。


まぁ階段の事しか記憶にありませんが、誰と見に来たとか思い出が蘇るものです。


で、今回の呼び出しは「台所の排水が流れない」です。


排水すると逆流すると言うので、詰まりがあるのだと思います。


この時期気温が低いですので、排水管の中の油が固まって詰まりが起きることが多いです。


一人が台所で水を流し、もう一人が外のマンホールを確認する必要があるので、二人がかりで現地に出動した訳です。


画像1で、今回は自分がマンホール係。

マンホールがありそうな場所を探り当てましたが、塀と建物の間が狭く、エアコン室外機と木が邪魔して入っていけません。












画像1家の裏に回って木をかき分けて、やっとのことで排水場所に到着。

でもマンホールなんて立派なものは無かったです・・・













画像1台所の流しの下から約2mの長さでボロボロの排水ホースが出ていて、その先はパイプに繋がっていました


排水ホースは腐食して家の床下で切れてましたので丸ごと交換です。












画像1このホースを再度付け替えるのも大変でしたが、問題はパイプの中にありました。

トーラーでさんざん突きましたが、3m位の場所で硬いものにぶつかって先に進みません。

15分くらい頑張りましたが、貫通する気配が無いので家の方にお湯を沸かしてもらいました。









パイプに熱湯を流し込み、突きまくりまくったところ何となく柔らかくなったような感触がありました。


が・・・


水を流すと相変わらず逆流してきます。



もう一回だけお湯を流してダメだったら業者さんに頼もう。


そう思って2回目の熱湯を流した直後、ズボっと貫通しました。



写真 1貫通した瞬間の塊の様子を見たかったのですが、道路脇の側溝ではなく、ちゃんと汚水本管に流しているので見えませんでした。

ズボッと貫通の手応えは、この作業での「やり甲斐」です










S君とは30分で終わらせる予定でいましたが、2時間もかかってしまいました。



その後、自分は夜逃げしたB氏の部屋に新装備の威力を試すために行って来ました。


画像1トイレが汚なすぎて便器とタンクを交換しましたが、次に汚いのがキッチンです。

油でベトベト


この状態でクリーニング屋さんにお願いするのもかわいそうです。











写真 (9)で、今回導入した新装備はケルヒャーのスチームクリーナー


見た感じ一昔前の掃除機みたいです。












画像1水を1リットル入れてスイッチオン。

待つこと6分で沸騰します。

沸騰した蒸気を汚れに吹きつけて汚れを落とします。












画像1すごく熱い蒸気を吹き出すので結構迫力があります。

まぁ替えのブラシが付いてますが、大きな汚れはブラシがかわいそうなので事前に取り除いておきましょう。













写真 (10)ちなみにブラシでは油が拭き取れないのでホームセンターでウエスを買ってきました。

1kg380円でしたが、古タオルとかでも問題無いです。
















画像1金属部分は見事に油が落ちました

キッチン収納の扉の油も問題なく落ちます。


イマイチ落ちなかったのは、キッチンに付いている木製の収納。

油が染み込んでいるので薬品系の洗剤の方がいいみたいです。





フローリングや、窓枠の汚れもバッチリ落とせましたので、気に入りました。


ちょっと時間切れで全部の落としはできませんでしたが、ここまでやれば普通にクリーニング屋さんにお願いできます。



ブラシを別注して自宅の大掃除で使わせて頂きます



さて、本日も予定がビッシリなのですが頑張りたいと思います。


ではまた