昨日は突然死された入居者さんの解約立ち会いがありました。


他県からお仕事の都合で単身赴任で入居されて約2年。


しばらく前に体調を崩し、休職してご実家で療養中だったそうですが良くなってきた感じの時に心筋梗塞で亡くなられたそうです。


解約には80代のお母様と奥様が立ち会われました。


まだ亡くなられて日数が経っていないので重たい雰囲気です。


お母様は2日前にお孫(入居者の息子)さんの運転する車でアパートに来て細かい片付けや各種の手続きをされていました。


夜遅くに3時間かけて家に帰り、昨日はお孫さんが仕事で来られないので奥様と電車で来られたそうです。


「お昼くらいには引越業者が来て2時には荷物が出し終わる」

そう言われたので、2時に立ち会いに伺いました。


が・・・


全く引越が終わっていません


クマ  「この度はご愁傷様です。 解約の立ち会いに来たのですが・・・」


お母様  「ホント突然のことで辛くて辛くて・・・ 」


クマ  「引越屋さんまだ来てないんですね」


奥様  「そうなんです、さっき電車乗ってたら連絡が来て7時くらいになっちゃうって」


お母様  「こっちは来るだけで大変なのに2日連続でクタクタですよ」


クマ  「そうでしたか では家具が置いてある部分は引越が終わってから見ますので見えるところだけチェックさせて下さい」



淡々とチェックさせてもらい、食器棚やベットで隠れている部分に問題がなければ敷金でクリーニングと畳の表替え費用が精算できる話をしました。


写真 (48)入居者さんの取り付けたウインドウタイプのエアコンやカーテン、居室の照明器具を取り外すようにお願いしたのですが、どれが最初から付いていたのかわからないとの事で、全て確認して教えてあげました。



賃貸に住んだこと無いみたいで説明しなかったらトイレや洗面所の照明器具まで持っていかれちゃうところでしたよ






働き盛りのご主人様が亡くなって、気持ちの整理がつかないところでの手続きとなりましたが、ヤニ汚れとか微妙な感じの不具合が無くて良かったです。


最近、同じように入居者さんが亡くなって相続人さんと原状回復費用で揉めた案件がありましたが、同じ居住年数でもヘビースモーカーさんの場合は問題が大きくなります。


スモーカー割増賃料とか考えた方がいいとか思っていますが、やっぱり借りている物は大切に使って欲しいものですね。


何よりも大家さんに迷惑が掛かるのと、悲しんでいるご遺族相手にお金を請求するのは嫌なものですので・・・


今回の入居者さんは、ホント丁寧に使っていてくれてありがたかったです。


入居者さんのご冥福をお祈りします。



さて、本日は先日より対応している町内会費の件で役員さん宅を訪問してきます。

思ったよりも回収できているので、怒られる筋合いは無くなった感じかと思っているのですが、どうなりますでしょうか


ではまた