昨日は、お世話になっている社長さんの別荘に1泊させてもらったあと、社長さん所有のマンションの漏水調査に立ち会ってきました。
自分も何度となく雨漏りや漏水の現場対応を経験してきましたが、給水や排水漏れの場合は、管をたどって原因を突き止める事ができます。
と、言っても入居中の部屋の天井や床を開口しての作業は大変で、物的な被害だけでなく、一時的に空き部屋やホテルに住んでもらうような人的な被害も発生します。
ほんと水系の被害は大きな事なんです。
そんな中でも雨漏りに関しては更に大変です。
建物が大きくなるほど原因の発見が難しくなります。
今回は、以前CFネッツの加盟店会議で教えてもらった電流を流して電気抵抗の変化から漏水箇所を発見する業者さんに調査を依頼しました。
調査会社は、漏れている個所を調査して、改修工事の具体的提案をするのが仕事なので、修理には別の業者さんが必要になります。
今回は調査会社さん2名の他に防水工事を担当した工務店さん、地元の社長のお友達等合計9人で調査作業を見守りました。
建物は南房総の某所にある築40年のRC3階建て2DKの12世帯。
屋上からは、海が見えるリゾートの雰囲気もある物件です。
物件オーナーの社長さんは去年物件を取得してから防水工事のやり直しをしましたが、雨漏りが止まらないのでせっかく大規模リフォームした部屋が貸せずに困っている状況です。
まずは水が垂れている個所に電極を取り付けます。
基本的にコンクリートは電気を通さないのですが、水が漏れている部分にはエフロレッセンスという白い状態ができて乾いていても電流が流れるのです。
この仕組を利用すると言うと簡単に感じますが、担当の方は構造や防水のプロなので、目視で漏れている個所を推定してテスターで立証するみたいな雰囲気もありました。
片っ端からテスター当てて漏水元を探すとか想像していましたが、やはり長年の経験から怪しい場所はわかるものなのですね。
水は高い所から低い所に流れますので、一番高い所の漏水個所が大元となる可能性が高いです。
「ここが主役ですねぇ」
と、屋上に上がって30分もしないで漏水元を発見しました。
大勢で高架水槽に登りましたがかなり怖い高さでした・・・
主役を見つけた後は脇役探し。
意外だったのが、ボルト部分からの漏水。
むき出しだと金属なので、錆びて水が入ってくる原因となります。
通常は、コーキングして錆びないようにしているのですが、なぜかカラスがコーキングをはがすそうです。
おいしい訳ないのに何でカラスがはがすのか調査の方に聞いてみました。
「楽しいんでしょう」・・・
なんか納得しちゃいましたが、迷惑すぎる話ですね
主役1個所、脇役2個所を指摘されて2時間で調査完了。
10日以内に報告書&修理方法の提案書が送られてくるそうです。
調査業者さんに迷惑が掛かるといけないので問い合わせ先等はブログに載せませんが、調査費用は30万円くらいで、指示通りの改修して直らなかった場合は再調査してくれるそうです。
今まで、指示書の通り修理して直らなかった事はないそうですが、施工会社ではなく調査会社なので、施工業者の人も調査に立ち会ってもらった方が間違いないでしょう。
オーナーさんはこの後、指示にしたがって再工事を行いますので、しばらくしたら雨漏りが止まったか結果がわかる予定です。
これから雨が多くなって自分も他人事じゃないので気が重いですが、雨漏りは突発的にかかる費用の中でも高額になる可能性が高い案件ですので何度も工事して追加工事が繰り返されるより原因を突き止めて終わらせる方が安くあがると思います。
どちらにしても費用が掛かるのは間違いないですので、心の準備とお金の準備が必要ですね。
お金と言えば、昨日の株式市場の大暴落・・・
せっかく景気良い感じだったのに残念ですが、これで回復してくれれば絶好の買い場になると思います。
でも、このまま下がり続けられると・・・
まぁ先の事は誰もわからないのでしょうから考えても辛いだけですね。
復活を信じて頑張ります
自分も何度となく雨漏りや漏水の現場対応を経験してきましたが、給水や排水漏れの場合は、管をたどって原因を突き止める事ができます。
と、言っても入居中の部屋の天井や床を開口しての作業は大変で、物的な被害だけでなく、一時的に空き部屋やホテルに住んでもらうような人的な被害も発生します。
ほんと水系の被害は大きな事なんです。
そんな中でも雨漏りに関しては更に大変です。
建物が大きくなるほど原因の発見が難しくなります。
今回は、以前CFネッツの加盟店会議で教えてもらった電流を流して電気抵抗の変化から漏水箇所を発見する業者さんに調査を依頼しました。
調査会社は、漏れている個所を調査して、改修工事の具体的提案をするのが仕事なので、修理には別の業者さんが必要になります。
今回は調査会社さん2名の他に防水工事を担当した工務店さん、地元の社長のお友達等合計9人で調査作業を見守りました。
建物は南房総の某所にある築40年のRC3階建て2DKの12世帯。
屋上からは、海が見えるリゾートの雰囲気もある物件です。
物件オーナーの社長さんは去年物件を取得してから防水工事のやり直しをしましたが、雨漏りが止まらないのでせっかく大規模リフォームした部屋が貸せずに困っている状況です。
まずは水が垂れている個所に電極を取り付けます。
基本的にコンクリートは電気を通さないのですが、水が漏れている部分にはエフロレッセンスという白い状態ができて乾いていても電流が流れるのです。
この仕組を利用すると言うと簡単に感じますが、担当の方は構造や防水のプロなので、目視で漏れている個所を推定してテスターで立証するみたいな雰囲気もありました。
片っ端からテスター当てて漏水元を探すとか想像していましたが、やはり長年の経験から怪しい場所はわかるものなのですね。
水は高い所から低い所に流れますので、一番高い所の漏水個所が大元となる可能性が高いです。
「ここが主役ですねぇ」
と、屋上に上がって30分もしないで漏水元を発見しました。
大勢で高架水槽に登りましたがかなり怖い高さでした・・・
主役を見つけた後は脇役探し。
意外だったのが、ボルト部分からの漏水。
むき出しだと金属なので、錆びて水が入ってくる原因となります。
通常は、コーキングして錆びないようにしているのですが、なぜかカラスがコーキングをはがすそうです。
おいしい訳ないのに何でカラスがはがすのか調査の方に聞いてみました。
「楽しいんでしょう」・・・
なんか納得しちゃいましたが、迷惑すぎる話ですね
主役1個所、脇役2個所を指摘されて2時間で調査完了。
10日以内に報告書&修理方法の提案書が送られてくるそうです。
調査業者さんに迷惑が掛かるといけないので問い合わせ先等はブログに載せませんが、調査費用は30万円くらいで、指示通りの改修して直らなかった場合は再調査してくれるそうです。
今まで、指示書の通り修理して直らなかった事はないそうですが、施工会社ではなく調査会社なので、施工業者の人も調査に立ち会ってもらった方が間違いないでしょう。
オーナーさんはこの後、指示にしたがって再工事を行いますので、しばらくしたら雨漏りが止まったか結果がわかる予定です。
これから雨が多くなって自分も他人事じゃないので気が重いですが、雨漏りは突発的にかかる費用の中でも高額になる可能性が高い案件ですので何度も工事して追加工事が繰り返されるより原因を突き止めて終わらせる方が安くあがると思います。
どちらにしても費用が掛かるのは間違いないですので、心の準備とお金の準備が必要ですね。
お金と言えば、昨日の株式市場の大暴落・・・
せっかく景気良い感じだったのに残念ですが、これで回復してくれれば絶好の買い場になると思います。
でも、このまま下がり続けられると・・・
まぁ先の事は誰もわからないのでしょうから考えても辛いだけですね。
復活を信じて頑張ります