写真 1 (3)きのうの日曜日、売却まで1年かかった古家付土地の売買契約に行ってきました。

都内に近い埼玉の物件なので高速に乗りますが、日曜日の高速って何となくレジャー気分です。








今回の売主さんは3人共有で99歳・74歳・60代のお姉さまばかりです。



そのうちの74歳のBさんだけが、この土地上の古家に住んでいるので、Bさん中心に話を進めています。


契約は4時半からだったのですが、2時過ぎにご自宅に訪問して打合せしました。



写真 4 (3)契約の要点をひと通り説明したのですが、Bさんはすごくお喋りなので、話がなかなか進みません。

まぁ1年もかかって契約となったので嬉しかったんだと思います。







ご自宅での打合せを終えて、契約場所の買主側不動産会社へ移動。


いろいろと特徴のある物件なので、重要事項説明から契約書の署名捺印まで3時間掛りました。


買主さんは30代前半の会社役員さんですが、老人福祉関係の施設を運営されていて、お年頃のBさん達と話題が合いまくります。


「良い人に買ってもらって嬉しい」 

帰りの車中何度も繰り返していました。


契約が一段落したところで、今度は7月末までにしなければいけない大仕事が残っています。


1つが部屋の中の物の撤去。

もう一つがBさんの賃貸物件への引越しです。


物の撤去については、産廃処理業者さんに依頼しようと思っていますが、昨日の話の中で買主さんが、「捨てる前にもらえるものを引き取ります」と、ありがたい事を言ってくれたので若干は減るかも知れませんが、次に住む場所の広さが決まらないと捨てるものと持っていく物の決定ができません。


と、言うことで今日からはBさんの引越し先探しをします。


自分かなり心配性なので、6月末には引越してもらって安心したいと思っていますが・・・


予算もそんなに高く無いし、けっこうなお姉さまなので民間の賃貸だと厳しい感じがします。


市営住宅とかURをあたってみようと思いますが、Bさんには7月末で決まらなかったら「ホテルに住んでもらうから」と宣言しています。



「それも悪く無いわねぇ」とか言われちゃいましたが・・・



タンスとかお父様の勲章とか大切にしている人形とか捨てられないと言ってる物がたくさんあるので、トランクルームも検討しておかないといけません。


5d66de99そう言えば去年は、仲介した84歳の売主さんにトランクルームを使ってもらった事がありました。

今回は使わずに済むと良いのですが










実は、Bさん他県に14世帯のアパートを所有しています。


そのアパートは半分空室とのことなので、引っ越せないのか聞いたら遠くて99歳のお母様の老人ホームに通えないから嫌だとのことです。


「今回の決済が終わったらアパートの売却もクマさんに頼むよ」


・・・


とりあえずBさんの引越しに専念します