賃貸物件でのトラブル・・・

大きく分けると「人」が原因になるものと「物」が原因になるものがあります。

それ以外だとハチとかゴキブリ、ネズミや鳥等も問題を起こしてくれます。

物に向かって「壊れる前に教えて」とかハチに「巣を作らないで」なんて言っても伝わらないんだから対応する側としては淡々と処理する訳です。

と、考えると「人」の場合は、変な兆候があれば教えてくれるし、話も通じるし、注意文書も読んでくれる訳ですから対応が楽なはずです。


でも、なぜか「人」の対応が大変だったりするんですねぇ


長年「人」とのトラブル対応をやっていてわかった事ですが、結局自分以外の人は全て他人なんだから100%納得とか無いんです。

「問題だと思わない」「不満に思っていても意思表示しない」「我慢している」人が結構多いんだと思います。

共同住宅に関して言えば、「音」に関して不満を持っている人が、かなり存在していると思います。

大部分の人は「仕方ない」と妥協をしているんです。

夜中に騒いだ人がいれば「うるさい」と苦情を本人に直接言うか管理会社や大家さんに伝えてきます。

同じ事をしないように厳重注意しないといけません。

でも、日常生活で生じる生活音に関して「うるさい」と注意されると大多数の入居者さんは「気をつけます」とは言ってくれます。

言ってはくれますが、何度も注意されると「自分が悪いんじゃない」となります。

そうなってくると騒音元と苦情元で「平行線」の始まりです。


・騒音元(うるさいと言われている側)
・苦情元(うるさいと言っている側)

自分としては、そうならないように初動の段階で「調整」に入る訳です。

「気にさせない」方向へ振り向ける苦情元へのテクニックが調整テクニックとしてもっとも効果があるのです。

意外と目立ちませんが、「良い人でありたい」と思う気持ちが多くの人の心に存在していますので、そこを利用するのです。

誤解しないで頂きたいのは、自分「良い人」が好きですが、都合良く言うことを聞いてくれるから「良い人」じゃなくて小さいことは気にしない「器の大きな人」が好きです。

まだまだ研究中ですが、こちらの方向に話を進めていくテクニックが「調整力」だと思ってます。

と、いい人ぶって嫌な人である事を暴露してしまいましたが、この初動テクニックが通じず面倒な事になっている案件を数件抱えています。

図1やはり相手は人ですので難しいところです。

一番面倒なのは「話が通じない人」ですが、これは今対応している案件が決着したらじっくり書きたいと思います。




さて・・・


突然ですが、本日(22日)の夜は名古屋に泊まります。

毎年恒例の社員研修に参加します。

去年2年前3年前と記録に残っていますが、今年は伊勢・志摩・大阪方面なんだそうです。

ブログの毎朝更新は欠かさない予定ですが、しばらく仕事モードから休みモードに変わる予定ですのでよろしくお願いします。

ではまた