昨日は、3ヶ月ぶり位に訪問したオーナー様宅で話し込んでしまいました。

このオーナーさんとは10年以上前からの付き合いでたくさんの物語を経験させて頂いてます。

6月くらいまで頻繁に訪問していたのですが、全空になったアパートが満室になってから用事がなくなりご無沙汰でした。


オーナーさんは、そろそろ80歳になられるのですが、今一番の悩み事が息子さんへの資産継承です。

奥様も早い時期に亡くなり、一人っ子の息子さんなので、兄弟間で分けるとかないのですが、いろいろ事情があり今まで所有していた投資用不動産のほとんどを処分して現在お住まいのご自宅と当社で管理しているアパートだけが不動産の資産です。

簡単に言うと、「面倒な物は残さないで欲しい」とのご希望でスッキリ現金化した状態です。

そんな中で、500坪近くあるご自宅の隣接地で売買があり、境界確認をしたところ、登記簿と実測の面積の違いが気になってきて、ご自分が他界する前に地積更正かけるなりしておこうかと自分に相談したかったところだったそうです。

前触れも無く訪問してみると・・・

クマ  「こんにちは〜 ご無沙汰しちゃいました」

オーナー  「あれ驚いたなぁ ちょうど電話して来てもらおうと思ってたんだよ」

クマ  「そうだったんですか、何か自分も呼ばれてるような気がして・・・」

写真 (77)夕方5時くらいに訪問したのですが、年配の方は日が沈んでも照明をつけてくれない方が多いような気がします。

自分、何も指摘せずどこまで暗くなるか楽しませてもらうタイプなんですけど、ほんと字が見えなくなる直前に「何か暗いよね」と言って照明を付けてくれました





1時間くらいいろいろな話をしていて最近気になりだした登記簿と実測の面積の違いについてオーナーさんが紙に書いて説明してくれるのですが、いまいち把握できないので、公図を登記情報提供サービスで取得しようと思いましたが、iPad忘れてきたのでiPhoneで公図を出しました。



写真 (14)クマ  「ちょっと小さいんですけど、どこの部分ですか?」

オーナー  「お〜 ここを拡大してみてよ」

クマ  「小さくてわかりにくいですね」

オーナー  「ここだよ」









実は2年前、このオーナーさんiPadに鉛筆書きしてくれました。


うっかり忘れてましたが、今回は見事にボールペンでiPhoneに線を引いてくれましたよ

まぁ、傷が付くほど強く書いて無いので指でインクが落ちましたが、ビックリさせられるものです

近々、このオーナーさんと測量の件や息子さんへのアパート運営引き継ぎの件で再度打合せすることになりますが、今度は書き込みされても良い紙の地図を持参しようと思います


さて、本日は1年間滞納が続いていると言う自主管理貸家の大家さんと朝一番で打合せがあります。

何か朝から気が重たいです・・・


ではまた