きのうは、管理していない物件(貸家)の滞納について相談を受けました。

滞納している事に気が付かないでかなりの期間経過したとの事ですが、地主系自主管理大家さんの中には、たまにいらっしゃるタイプです。

大家さんが言うには、入居して6年くらいは滞納も無く問題が一切無かったそうで当然毎月入金されていると思っていたとの事です。

借主さん(70代女性)と道で会っても笑顔で挨拶して世間話していたそうです・・・


大家  「まさか滞納されているなんて思ってなかったので驚いちゃったんです」

クマ  「そうでしたか、借主さん何も言わなかったんですか?」

大家  「近所なのでたまに会いますが、世間話程度の会話したこともありますけど家賃の話は全く・・・」

クマ  「まず、家賃滞納がどのくらいあるか確定しないといけないですね」

大家  「しばらく通帳記帳してないとまとめた金額が表示されちゃうんですよ」

クマ  「大体で言うとどの位ですかね?」

大家  「1年分以上は間違いないですが、その前のが調べないと・・・」


月曜日に銀行に行って詳細を調べてもらうことになりました。

大家さんが気が付かなかった事にも問題がありますが、賃料をいれていない事を知っていて連絡もしてこない借主はもっと問題です。

もしかしたら、自動送金の手続きミスとか2年分前払いしていたとか?

まぁ可能性は低いと思いますので、借主本人に聞くのが一番です。

早速、この貸家の管理委託契約を締結して借主に電話したのですが、電話にでません。
手紙を置いてこようと思い、大家さんと一緒に物件を訪問しました。

物件まで行くと借主さんがお庭にいました。

写真 (78)クマ  「こんにちは◯◯さん、不動産会社のクマですけど」

借主  「何ですか?」

大家さんが後部座席から下りて借主さんは状況がわかった様子です。

借主  「あ・・・ 必ずお支払いしますので」





クマ  「◯◯さんね、この件じっくり話しがしたいんですけど」

借主  「ごめんなさい、今日は来客があってダメなのよ」

クマ  「そうですか、じゃぁ火曜日にうちの会社に来てもらえますかね?」

借主  「はい、ホントすみません、いろいろと事情がありまして・・・」

大家  「私も◯◯さん信用して記帳してなかったのが悪かったです」

借主  「いや〜 こちらも悪かったですので」


こちら
じゃ無いだろ!

と、怒鳴りたかった感じですが、火曜日にじっくり続きをやらせてもらいます。


月曜日は銀行で調べてもらうのと、自分の予定が詰まっているので火曜日にさせてもらいましたが、管理物件の滞納者が増えるのは嬉しくありません。

でも管理物件が増えるのは嬉しい訳ですので良い方向で考えたいです。

正常化できなければ契約解除方向での動きとなりますが、今まで借主にさえ督促していなかったので、保証人もビックリするでしょうね・・・

少なくとも大家さんだけは窓口がこちらになるので気が楽になると思いますが、こちらも淡々と割り切った仕事させてもらいます。


ではまた