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９月の下旬に追い出しを開始した滞納者Bさん（７０代女性）。

最近話題にしていませんでしたが、いろいろ動いていたんです。

この物件は元々が大家さんの自主管理古貸家で、１年ちょっと通帳記帳していなくて滞納が大きくなってしまったのですが、滞納発覚後に将来の土地活用の受託を含んで管理を受けました。

当初大家さん（６０代女性）からは滞納金の分割払いをキッチリやってくれれば、今まで通り住んでいて構いませんとの事だったので、「債務額を認める＆１度でも分割の約定を守れなかったら退去する」と言った確約書をBさんから提出させていました。


ところが、大家さんのお母様（９０歳）から「生ぬるい！」と言われて分割の話が消え、「今月中に退去しろ」との方向に進むことになりました。

何となく、立場無いと言うかハシゴを外された気分になりましたが、分割払いの確約書は、貸主・借主で合意をしましたと言う合意書の形ではなく、借主側から一方的に申し出をしている文書だったので、淡々と前言を翻しました。

もっとも、９０歳の大家さんのお母さんと話した時に「１０月中に退去したら滞納賃料いらない」との譲歩が飛び出したので言いやすくはなっていましたが・・・

滞納金を免除するなんて、簡単な追い出しのように感じるのですが、高齢＆年金暮らしで無職な上に犬を２匹も飼っているので、引越し先がなかなか見つかりません。


保証人である息子さんの方にBさんを引き取れないのか確認しましたが、全然余裕が無いのと、今回の滞納が発覚した件で親子仲が悪くなって同居なんて出来る雰囲気では無いそうです。


「犬なんて首に巻いて出て行かせればいいんだ！」

と、大家さんのお母様は強気だったのですが、そんな人は見たことありません


まぁ滞納金が無くなれば、ギリギリ生活はできそうな感じですのでペットが飼えて高齢で年金暮らしOKな物件を探しまくりました。

市内で１件だけ条件に合うアパートがあったのですが、２階の部屋なのでBさんが嫌がっています。

「自分が探した物件が嫌ならBさん探してみてよ！」

と、言い放っていたところ昨日Bさんから電話がありました。

Bさん　　「ちょっとお願いがあるんですけど」

クマ　　「物件が見つからないって事でしょ、やっぱり他の市も含めて考えなきゃダメだよね」

Bさん　　「そうじゃ無くて、月内の引越し無理そうなのよ」

クマ　　「あと２０日あるんだから探さなきゃダメですよ〜」

Bさん　　「貸家で犬飼っていいところ見つかって大家さんにもOKもらったのよ」

クマ　　「え？　見つかったんですか」

Bさん　　「でね、向こうの都合で入居が１１月の初旬になっちゃうのよ」

クマ　　「全然OKですよ、見つかって良かった〜」

Bさん　　「でも１０月末過ぎたら滞納金免除しないって言ったじゃない」

クマ　　「・・・　まぁ全然引越し先が見つからなかったらダメって意味ですから」

Bさん　　「そう、ならいいけど今後の流れとか相談したいので明日会社にお邪魔しますよ」

クマ　　「自分忙しいから電話で済まないですかね？」

Bさん　　「込み入った話があるのよ」


何だかわかりませんが、本日午前中に来店されて相談事があるそうです。

引越し代が無いとか契約金が無いとかの相談かと思うのですが・・・

物件探しが一番の難関ですのでチャンスなのですが、滞納金の免除だけでもすごい譲歩なのに、これ以上の要求は認めたくありません。


何をお願いしにくるのでしょうか・・・


と、言うことでこれから滞納者との面談で１日が始まります。


今日の寝言コーナー書こうと思いましたが時間切れです


ではまた


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