きのうの記事で「お願いがあるのよ」と滞納者Bさん(70代女性)が、会社に訪問してくる予定と書きました。
電話で済ませようとしたのですが、直接会って話がしたいと言うので朝一番で来てもらいました。
クマ 「話ってのは引越しのこと?」
Bさん 「そうなの、私引越しするにも年寄りだから大変なのよ」
この段階で引越し費用を負担して欲しいとのお願いだとピンときました。
クマ 「そうですよねぇ お友達に手伝ってもらったらいいですよ」
Bさん 「今度行く貸家は今よりも狭くなるからいろいろ処分しないとダメなのよね」
クマ 「粗大ごみとか燃えないゴミは収集日が少ないから計画的に出して下さいね」
Bさん 「・・・ 何とかやってみるけど 私にできるかなぁ」
クマ 「重い物運ぶとかは誰かに頼んでやるしかないですよね」
Bさん 「もし、荷物運びきれなかったら置いてってもいいかしら?」
クマ 「いいかしらって聞かれるとダメって言っちゃいます」
Bさん 「まぁ頑張ってみるけど 大丈夫かなぁ・・・」
クマ 「最後に自分が立会するから、その時判断させてもらいますよ」
11月4日が、明渡日となりました。
最悪、いらない家財道具やゴミがあっても鍵を返してもらい明渡完了にしちゃいますが、今の段階で置いてっていいなんて言っちゃうと余計な仕事が増えそうです。
クマ 「ところで、引越し先の貸家の契約手続きとか大丈夫なの?」
Bさん 「犬の件も全部事情話してOKもらったんだから大丈夫よ」
クマ 「大家さんの気が変わらないうちに契約締結してきてくださいよ」
Bさん 「感じのいい大家さんだったから大丈夫よ」
クマ 「住所教えてもらえます?」
Bさん 「◯◯町◯丁目の・・・なんだっけ?」
クマ 「住宅地図見ればわかるかな」
Bさん 「メガネが無いと全然見えないよ、目印が床屋の角を曲がったところだったねぇ」
クマ 「・・・ 一緒に車で確認に行きましょうか?」
Bさん 「えっ 疑ってるの? ほんと貸してくれるから大丈夫よ」
地図が読めないと言うのでグーグルのストリートビューで見てもらったところ、見事Bさんが言っていた場所に貸家がありました。
お年寄りには住宅地図よりストリートビューですね。
結局、Bさんからは何の要求もされず、逆に引っ越し先への契約締結を急かすことが出来た来社となりました。
Bさんがわざわざ来社してまで「お願い」したかったこととは何だったでしょうか
引っ越し費用とか言われなかったので「ゴミ残置のお願い」だったのかも知れません。
この案件は、「やっぱり貸さないと言われた」なんてオチがなければ出口が見えて来たのですが、年配の方の引っ越しってほんと難しいですね・・・
Bさんの案件が終わって、気分転換に会社で販売予定の土地を見に行きました。
元々は建設会社が借りていて、滞納が酷くて追い出した土地だったのですが、地主さんから売却依頼があり検討した結果、会社で買い取って3区画に分筆して販売してみようとなりました。
建っていたプレハブ2階建ての建物を解体して現在は道路から若干勾配が付いているので均等にする造成を依頼した段階です。
建設会社で滞納していた・・・
まぁ予想はしていましたが、地中にガラがたくさん入っていました
こんなのが出てきたら普通はトラブルになってしまうのですが、売主さんは土地から何が出てきても責任を負わない契約となっていて、その事を織り込んだ買取金額となっています。
想定の範囲内とは言え、自分が関わる土地の案件はガラが出てくる事が多すぎます
キャタピラの化石みたいなのも出てきましたが、世の中悪い人がいるものです。
穴掘って埋めちゃえばバレないと思っていたのでしょうね・・・
そう考えると「ゴミが残りそうだけど」と、遠回しにお願いに来たBさんが立派な人に錯覚してしまうのが不思議です
ではまた
電話で済ませようとしたのですが、直接会って話がしたいと言うので朝一番で来てもらいました。
クマ 「話ってのは引越しのこと?」
Bさん 「そうなの、私引越しするにも年寄りだから大変なのよ」
この段階で引越し費用を負担して欲しいとのお願いだとピンときました。
クマ 「そうですよねぇ お友達に手伝ってもらったらいいですよ」
Bさん 「今度行く貸家は今よりも狭くなるからいろいろ処分しないとダメなのよね」
クマ 「粗大ごみとか燃えないゴミは収集日が少ないから計画的に出して下さいね」
Bさん 「・・・ 何とかやってみるけど 私にできるかなぁ」
クマ 「重い物運ぶとかは誰かに頼んでやるしかないですよね」
Bさん 「もし、荷物運びきれなかったら置いてってもいいかしら?」
クマ 「いいかしらって聞かれるとダメって言っちゃいます」
Bさん 「まぁ頑張ってみるけど 大丈夫かなぁ・・・」
クマ 「最後に自分が立会するから、その時判断させてもらいますよ」
11月4日が、明渡日となりました。
最悪、いらない家財道具やゴミがあっても鍵を返してもらい明渡完了にしちゃいますが、今の段階で置いてっていいなんて言っちゃうと余計な仕事が増えそうです。
クマ 「ところで、引越し先の貸家の契約手続きとか大丈夫なの?」
Bさん 「犬の件も全部事情話してOKもらったんだから大丈夫よ」
クマ 「大家さんの気が変わらないうちに契約締結してきてくださいよ」
Bさん 「感じのいい大家さんだったから大丈夫よ」
クマ 「住所教えてもらえます?」
Bさん 「◯◯町◯丁目の・・・なんだっけ?」
クマ 「住宅地図見ればわかるかな」
Bさん 「メガネが無いと全然見えないよ、目印が床屋の角を曲がったところだったねぇ」
クマ 「・・・ 一緒に車で確認に行きましょうか?」
Bさん 「えっ 疑ってるの? ほんと貸してくれるから大丈夫よ」

お年寄りには住宅地図よりストリートビューですね。
結局、Bさんからは何の要求もされず、逆に引っ越し先への契約締結を急かすことが出来た来社となりました。
Bさんがわざわざ来社してまで「お願い」したかったこととは何だったでしょうか

引っ越し費用とか言われなかったので「ゴミ残置のお願い」だったのかも知れません。
この案件は、「やっぱり貸さないと言われた」なんてオチがなければ出口が見えて来たのですが、年配の方の引っ越しってほんと難しいですね・・・
Bさんの案件が終わって、気分転換に会社で販売予定の土地を見に行きました。
元々は建設会社が借りていて、滞納が酷くて追い出した土地だったのですが、地主さんから売却依頼があり検討した結果、会社で買い取って3区画に分筆して販売してみようとなりました。

建設会社で滞納していた・・・
まぁ予想はしていましたが、地中にガラがたくさん入っていました


想定の範囲内とは言え、自分が関わる土地の案件はガラが出てくる事が多すぎます


穴掘って埋めちゃえばバレないと思っていたのでしょうね・・・
そう考えると「ゴミが残りそうだけど」と、遠回しにお願いに来たBさんが立派な人に錯覚してしまうのが不思議です

ではまた

人や文化遺産が出てこないことを祈ります〜