写真 1昨日で滞納者Bさん(70代女性)の退去が完了しました。

客観的にみれば難易度の高いと言うか相当面倒な業務を短期間で終了させたのですが・・・






正直言って、ここの大家さんのお母様(90歳)のパワーには圧倒されました。

自分としては、管理拡大の為に「困り事解決からビジネスに繋がる事」を期待して取り組んだ案件なのですが、自主管理の大家さんとしては、「自分ではどうにもならないと言って助けを求めて来られた形でした。

入居者が年配者で素直(だけどお金がない)なので、理屈っぽくて揚げ足取りをする滞納者より気分が悪いです。

そんな相手にも厳し目の事を言い切って今月末までの完全退去に向けて交渉を重ねていました。


31日までの退去が、29日で退去となったのは、大家さんのお母様(90歳)「29日に大部分の荷物が片付く」と伝えてからです。

お母様  「そうかい、ならその日で完全退去で頼みますよ」

クマ  「いえ、Bさんと犬は息子さんの家の都合で30日になる予定なんですよ」

お母様  「ダメ! そんな言うこと聞いて居座られたらどうするんですか!」

クマ  「31日退去で調整取ってるんだから30日退去なら問題ないでしょ」

お母様  「甘い! 29日にゴミひとつ無く退去しか認めない!」

クマ  「犬の件もあるし息子さんの家での受入体制の問題なんですよ」

お母様  「犬なんて首に巻いて出て行けって言えばいいんです」

クマ  「わかった、私がやる意味無いからご自分でやって下さいよ」

お母様  「私は竹を割ったような性格で良いか悪いかしか無いんでね」


結局、いろいろ話しましたが最後の最後で放り出すのもどうかと思ったのでBさんを1時間かけて説得して友達の家に一泊することで退去してもらいました。

やはり管理会社の立場として途中からいろいろ変更されるとやりにくいものです。

振り返ってみれば、嫌な役だけ最前面でやっていた感じですが、今後は余計な仕事を作らないように気をつけたいと思います。

損切りの大切さが身にしみた一日でした。
(株でも・・・)


さて、本日はもう一人の今月期限の滞納者の件で休日出勤しています。

車が無いのでリサイクルショップに物が運べないとの事で多少手伝うつもりですが、こちらの方は純粋に当社が管理し続けてきて3ヶ月滞納ピッタリでの退去です。

まずは退去優先での交渉通り進んでいるので順調と言った感じです。


ではまた