昨日のブログで、飛び込み訪問してくると書きましたが、不動産会社の飛び込みって警戒されるものです

(1件目)
お付き合いのある地主さんに「空き家になっている古民家があるので買えないか交渉してみて」と言われて調査をした結果、隣地にご親戚がいることがわかりました。

電話番号もわからないのでアポなし&用件をインターホン越しに話すことになります。

インターホンでは奥様に対応頂きました。

クマ  「突然スミマセン、久喜駅前の不動産会社なんですけどお隣のお宅の件で教えて頂きたい事がありまして」

奥様  「は? 不動産会社ですか」

クマ  「そうです、実はお隣のお宅を外から見て売ってくれるものなら検討したいってお客さんがいるんですよ」

奥様  「なんか近所の人から、そんな話をチラッと聞いてましたけど・・・」

クマ  「そうでしたか、お隣の◯◯さんの連絡先がわからないので、突然訪問させて頂いたんです」

ここで、玄関ドアを開けてくれました。

奥様  「買いたいなんて、誰が言ってるんですか?」

クマ  「道路挟んだ大きな畑の地主さんです」

奥様  「そうなんですか、何でこんな古い家が欲しいんでしょうかね?」

クマ  「古民家が好きなのと、畑に来た時の休憩所が欲しいそうです」

奥様  「こんな古い家を欲しいなんて怪しいと思ったので警戒してましたよ」



この物件、土地が300坪、建物は未登記で面積がわかりませんが、築30年程度との事で、古いデザインなだけで、古くありませんでした。

写真 2 (2)こちらの立派な土壁で作られている納屋に関しては、50年以上前のものかと思いますが、壊れかけているので不要です・・・

母屋の方はけっこうな建築費だったと思われます。







奥様  「隣の家は、元実家なんですけど、母が無くなって姉が相続しましたけど今は都内に行って空き家なんです」

クマ  「そうでしたか、こう言う話って滅多に無いと思うんですよ」

奥様  「ですよね、姉が戻るつもりがあるとか全然わからないので聞いてみますよ」



と、言うことで地主さんが近所の人に、この家を欲しがっている話をしたことが伝わっていた感じでした。

怪しい人に買われるのは嫌だと警戒していたそうで、手土産に持って行ったお菓子も受け取らなかった感じでしたが、最後には受け取ってくれました。

昔、菓子折りテクニックとか言って菓子折りの奥深い意味を考えた事がありましたが、自分はホント菓子折りを購入する量が多いです。


(2件目)
こちらは山林を「半分くらいなら買ってもいい」と隣地に持ちかけられたとの事で、「不安なので間に入って欲しい」と頼まれました。
たまにこう言う話があるのですが、「不動産会社が入ると不安」と言われちゃった事もあります。

こちらは隣地の方の電話番号がわかったのでアポ取りして訪問してきました。

内容的に書けませんが、この案件は金額の駆引き段階となりまして、本日売主さんに打診してみます。

まぁ何事も金額次第と言うのは当然な話ですよね・・・


(3件目)
こちらは、先月末に追い出しをした滞納者の内の一人に対して、原状回復系の費用請求をしています。
本人には支払能力が無いので連帯保証人である息子さんに請求することになったのですが、先週の月曜日の電話を最後に、こちらからの電話を無視するようになりました。

日曜の夜なら家族で家にいるだろうと思い、サザエさんの時間に突然訪問するつもりでした。

その昔、サザエさんの時間に訪問して怒られたことがあり、世の中の大多数の人が大切にしている時間なんだと思っています。

訪問するのに車で1時間もかかる場所なので、面倒だと思っていたら、息子さんから会社に電話がありました。

状況を話したところ、今週の火曜日に当社へ来社される事になりましたので出撃中止です。

多分、滞納者である親が自己弁護の為にいろいろ吹き込んだ可能性がありますが、早く終わらせたいところです。



さて、本日は午後の2時まで予定が詰まっていてバタバタなのですが、午後3時には75歳Bさんを1時間離れたご自宅まで迎えに行きます。

Bさんは、足が不自由(歩くのが遅い)なので、いつも自分が車で送り迎えしてます。

迎えに行ったらとんぼ返りでBさんと共有者の妹Cさんを当社までお連れします。

写真 3 (2)で、5時からBさんとCさんが所有する宇都宮のアパートの売買契約です。

契約が終わったらBさん宅まで車で送って行きます。

埼玉の東から西まで2往復です




本日もバタバタな1日になりそうです。


ではまた