自分の勤務先では、昔ながらの地主系大家さんが9割、サラリーマン系大家さんが1割のオーナー構成です。

平成5年頃に地元に大学が出来て、ワンルーム物件の建築が増えていったのですが、その時新築した物件も築20年になっています。

自分の感覚だと「平成築」という言葉を、新しい物件の意味で使っていましたが、昭和築より新しいってだけになってますね・・・


物件が古くなると言うことは大家さんも年を取る訳で、当時50歳前後で建物を建てて、現在70歳くらいの方が一番多いような感じです。

自分も、いろいろな大家さんとお付き合いさせて頂いてますが、70歳前後の大家さんは皆さん、次の代へのアパート経営の引き継ぎを気にしています。

サラリーマン大家さんには驚かれますが、「アパート経営なんてやりたくないよ」と言うご子息さんが意外といます。

さすがに代々続いている地主さんは、親から賃貸経営のテクニックを伝授する仕組みができているようで、あまり困っている方を見ませんが、自分の代からアパート経営を始めた大家さんが2代目に引き継ぐって言うのが一番大変なのかも知れません。

と、同時に相続対策の必要性を強く感じています。

自分の年齢が大家さんの息子さん世代の年齢と近いって事もあり、けっこう深い相談を受けることが増えてきました。

今頃気がついたのかと言われそうですが、これからは相続コンサルの時代なんですね。

賃貸管理の仕事はホント派生する分野が多く、奥深いものです。

自分、やったこと無いことをやりたくなるタイプなのでこれから本腰いれさせてもらいます。

ではまた