「わざとやってるんだ!」

と、思い込んで騒音トラブルが大きくなることがあります。

入居者さんが、管理会社を通さず直接上の階や隣へ注意した後に「嫌がらせをされるようになった」と管理会社へ相談に相談に来るパターンです。

1.飲み会系騒音
2.配慮不足系騒音
3.設備系騒音
4.通常使用系騒音


騒音トラブルにもいろいろなタイプがあるのですが、「飲み会系騒音」を注意する場合と「通常使用での騒音」を注意するのは、対処手法が異なるのです。

一番は、当事者同士で解決してくれる事なのですが、解決できるのは「飲み会系」と、できても「配慮不足系」です。


基本的には、「飲み会系」「悪い事が確定している」騒音トラブルなので、苦情を言われた相手は余程の不良で無い限り「申し訳ない」と謝る事になります。

それ、以外の騒音の場合は「俺が悪いのか?」とか「あんた神経質だよ」なんて感じで後味が悪くなるものです。

昨日は、そんな直接対応系のトラブルを途中から介入して調整業務を行いました。

単純に「下の人がうるさいって言ってます」と伝えるのはテクニックも何も無い無駄な対処方法です。

ここから先が、書きたい部分なのですが、昨日の今日で書いてしまうと今時の入居者さんだとネットで調べて当ブログに辿り着く事も考えられます。

しばらくしたら書かせて頂きますが、「調整業務」の応用編で、苦情元と苦情先へ都合の良いように話を盛ったり自分の個人的な感触での創作話をする調略的なテクニックを多少使います。

多分、そこら辺のテクニックを研究することで従来の対処から進化した対応法が生まれることなのでしょう。

書いていて思ったのですが、自分以前より騒音トラブルに関して上記の4つの区分けをしていました。

無題9昨年、ハイレベルな騒音トラブル対処を行いましたが、今だから言っちゃいますけど、この相手はメンタル系に問題のある人です。







普通じゃ無いと書くと何が普通なのかと考えてしまいますが、話が通じない程では無いけど、通じなくなる事がある種類の人物でした。

誰でも日常生活や仕事で、何かの切っ掛けで「激怒」したり「口をきかなくなる」事があります。

そう言う部分は自分にもあると思いますが、その場面だけを切り取ったら「頭おかしい」と、判断されてしまうかも知れません。

まぁ お医者さんでは無いので簡単に説明できませんし、誰でも読めるブログで書きにくい事ですが、話が通じない人が起こす騒音トラブルも騒音の種類に入れるべきでした。

書いている言葉に問題があれば修正しようと思いますが、


5.メンタル系騒音



と、させて頂きます。

これは、苦情先だけでなく、苦情を言っている元にも当てはまる事だと思います。

1.飲み会系騒音
2.配慮不足系騒音
3.設備系騒音
4.通常使用騒音
5.メンタル系騒音

今までは通常使用騒音の中での項目で触れていましたが、問題のある側を排除しないと物件価値が毀損する大問題ですので追加させてもらいます。

こう言った分類をする事でマニュアルを作ったり同業者同士の共通基準になれば良いなと思ってます。

考えてみれば、その昔は「共同住宅なんだからお互い様」の一言で終らせていた業界ですので、余計な仕事を自分で作っているような気がしなくもないのですが、少なくとも「退去しなくて良い人の退去を防ぐ」テナントリテンションの考え方をすればオーナーの利益を守るために必要な事なのです。

ほんと単純なようで奥深い仕事ですよ・・・


ではまた