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きのうのブログで、簡易裁判所から支払督促を行った大家さん宅に変な電話があった事を書きました。

ちょうど書き終わった頃に、大家さんのご主人が「相談したいことがある」と、会社に来店されたところで続きものになってしまった感じです。


クマ  「おはようございます、もしかしてまた変な電話がありました?」

ご主人  「ええ、今度は裁判所からだって言ってました」

クマ  「異議申立てされたから事務連絡とか言ってませんでした?」

ご主人  「何か良くわからなかったんですけど1円切手16枚買ってとか言ってました」

クマ  「それは、滞納者が異議申立てしたから訴訟になるので準備して欲しいって事ですね」

ご主人  「そうなんですか・・・ 異議ってなんでしょうね?」


クマ  「聞いてませんか・・・」

ご主人さん、こう言う事に慣れていないのと、変な電話がかかって来た後だったので気が動転してじっくり電話の内容を聞けなかったそうです。

実は、今年の初めに別の大家さんが、退去した部屋の連帯保証人に滞納金を請求するため支払督促をしたところ異議申立てされて正式な裁判になった事がありました

この時は、「保証人の仕組みを理解しないで契約した」とか「本人が行方不明なのはおかしい」とか「明け渡して契約が終了したんだから保証人じゃない」とか、それなりの異議があった感じでした。

結果は、裁判官に一言で片付けられましたが、何だか今回のは滞納している本人に請求しているだけなのです。

電話しても、本人さんが聞かないと答えてくれないので、大家さんと一緒に裁判所まで行って職員さんに聞いてみました。


クマ  「すみません、支払督促の手続きやったら切手揃えて欲しいって言われたんですけど、異議申立てですかね?」

職員  「ご本人さんは?」

ご主人  「私です」

職員  「債務者の方から昨日異議申立てが届いたので、印紙と切手揃えて欲しいって電話したと思いますけど」

クマ  「そうでしたか、では今買ってきますけど、いくら分でしょうか?」


無題2収入印紙が1500円、500円切手8枚、52円切手7枚、10円切手15枚、1円切手16枚です。







FullSizeRender (1)何か、1円が16枚とか変な感じですが、きっとバラバラに使うのでしょう。
裁判所の近所にある郵便局で早速揃えて受付に提出しました。







クマ  「異議申立てって分割して欲しいとかですかね?」

職員  「そうですね、こちらです」



簡易裁判所から債務者宛に届く支払督促には「督促異議申立書」が付いています。

BlogPaint親切に、異議申立て理由の見本が書いてあるのですが、その見本の通りに分割払いにして欲しいと申立られました。




クマ  「分割の申し出だと、司法委員さんと打ち合わせして和解調書作成ですかね?」

職員  「そうなると思いますが、訴訟ですので手続きをして頂きます」


と、言うことで1月に訴訟の予定となりました。

本人訴訟なので、自分は傍聴席なのですが、司法委員さんとの打ち合わせの場からは管理会社も入れてもらえると思います。

うちの近所の裁判所は、こう言う系の訴訟を水曜日と決まっているらしくて毎回休日出勤となりますが、今回のは大家さんが分割を認めるかどうかの話しなのですぐに終わりそうです。

ではまた明日

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