
「壊すと固定資産税が高くなるから放置しておくよ」
そんな理由で放置されている古い建物を何件か知っています。
固定資産税は土地と建物に課税されますが、建物は古くなってくると評価が低くなり、最後はほとんど課税されないような感じになります。
土地の方は古くならないので普通に課税されるのですが、建物が建っている敷地の場合は200平米以下の場合6分の1に軽減された税金となります。
この事を理由として古家を空き家のままにしている所有者さんがいるのです。
売る・貸す・自分で使う・放置する・・・
選択肢の一つなのかも知れませんが、昨日の読売新聞のネット版で「倒壊の恐れなどが顕著な場合は税制優遇措置を除外する方針を政府が固めた」と、報道されています。
早ければ2016年からの実施を目指しているそうです。
実際問題大家さんの場合は、家を貸す意識が高いので放置することは少ないと思いますが、親が住んでいた家を空き家にしている人や、次の活用法が決まるまで古家を空き家にしておくなんて事で放置している地主さん等もいる訳です。

「固定資産税が上がるからしばらく放置するよ」
と、言う理由が無くなっちゃう感じですが、空き家にして放置しておくのは台風や地震等の自然災害時に危険なだけでなく、不審者に住まれたり放火されたりのリスクもありますので、良いものじゃないですから仕方ない話しなのかも知れませんね。
と、言うことで今度この話を地主さんにしてこようと思います。
優遇が無くなる訳で、嬉しくない話しかとも思いますが、ちょっと理解できる話とも感じます・・・
ちょっとは活性化するのでしょうかね?
ではまた明日


何の意味もないでしょうね。
古家があっても更地でも税額が同じなら
取り壊す費用がかかる分、放置したほうが
特でしょうw
そうではなくて、危険な古家と認定されれば
税額が3倍4倍で課税されることになれば
取り壊す人は増えるんじゃないかと思います。