
本日もよろしくお願い致します。
賃貸管理の仕事をしていてやりたくないと思う仕事の一つに「安否確認」があります。
うちの会社は合鍵を保管するタイプの管理会社なので、自分は必要な業務だとは思っているのですが、最悪の場合は第一発見者となる事もある訳です。
例えば、普段滞納しないような入居者が滞納して音信不通な状態になった場合は、こちらからの発信で連帯保証人や警察官を同行して室内で倒れていないか確認に入る事もありますが、昨日の依頼は借主である法人さんからの緊急なお願いでした。
詳細な事情は書けませんが、やはり「大至急安否確認したい」と言われる場合はそれなりの理由がある訳です。
朝一番で連絡を受けて営業課N君と部屋の前に行くと法人さんの総務の方が3名程玄関の前で待っていました。

なぜか昔から鍵を開けて最初に入るのは自分の役割です。
この業界で仕事していて、安否確認して手遅れだった経験は人より多いかも知れませんが、9割以上は「寝ている」か「外出中」か「逃げた」かです。
ドアポストから臭いを嗅いでみると微妙な臭いがします。
(温泉の臭いがしたら硫化水素かも知れませんのでその場から逃げて警察を呼びましょう)
(スモークチーズの臭いは練炭自殺です・・・)
で、恐る恐る鍵を開けて名前を呼びながら入室します。
ドキドキがピークになるのがお風呂です。
開けてビックリと言うか、風呂にしてもトイレにしてもドアを開けた途端に包丁持って立ってたとか想像しちゃうし、少し前にお風呂で練炭自殺していた現場の対応をしているのでホント嫌なものです。
この物件、1Kタイプで、玄関入って廊下の脇に浴室とトイレ、その先に洋室のドアがあります。
風呂もトイレも異常ありませんでした。
病気で倒れている場合はお部屋のフトンの中の可能性もあります。
洋室の扉を開けると
・・・

クローゼットの中やバルコニーも調べましたが入居者はいません。
テレビと冷蔵庫が無くなっています・・・
N君 「これは夜逃げですかね?」
総務担当 「ですね」
クマ 「そんな前兆があったんですか?」
総務担当 「はい、万が一死んでるとかもあり得たのでお騒がせしました」
まぁ いろいろ大変な感じでしたが、とりあえず部屋で自殺されなかったのは救いです。
入居者さんも、突然いなくなったら余計に大きな騒ぎになる事がわからないのかと思ってしまいますが、いろいろあるのでしょうね。
変な気起こさないで復活して欲しいものです。
さて、本日は水曜日で定休日です。
実は明日木曜日は都内でイベントに参加するのでお休みを頂きました。
そんな事で本日は、明日のためにパワポの確認とかやっておこうと思います。
ではまた明日


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安否確認のブログは読んでいてもドキドキします。最悪の事態ではなかったにしろ、夜逃げだったのですね…。会社の方も『夜逃げの可能性もあります』と一言ドアを開ける前に伝えてくれていれば、確認の気持ちも少しは軽くなったかもしれないですね。
包丁を持っていたら…なんて現実に起きたら恐ろしいです。本当に気をつけてくださいね!!。
明日のイベントのお話も楽しみにしています(#^.^#)