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お客さんが減っている・・・

先日そんな議題で営業課の会議に参加しました。

集客に関してはポータルサイトへの掲載が一番強いとの判断で、大手のサイト数社にかなりの金額をかけているそうです。

まぁ 市に魅力が無いとか学生が減っているとか分析して納得して終わっちゃっても意味がありません。

来店した一人ひとりのお客さんを大切にしないとダメだ。

と、ごもっともな意見になる訳です。

で、うちの会社の営業担当の接客対応レベルを分析するために夏頃に「覆面調査」が行われました。

その報告書が届いたので会議の場で見せてもらいましたが、これがまた驚くくらいの分析項目があり、お店の全国順位まで書いてありました。

来店したお客さんの中に調査員がいて、事前のメール問い合わせへの対応、来店時の挨拶、案内中の言葉使い、運転の仕方、そして追客(アフターフォロー)の有無等々、詳細に試されたって事です。

実にいろんな商売があるものだと感心しましたが、そう言えば自分もレストランの覆面調査を手伝った事がありました。

そう言った類のアルバイトなのかも知れませんが、営業担当としてはかなり凹んでいました・・・

それだけ刺激になったと言うことで効果はあったのかも知れません。


で、会議の中で出た、来店客を大切にする話の中で「高齢者の入居促進」が話し合われました。

70歳すぎて仕事をしていないけど、訳があってアパートに入りたい。

そんな方がたまに来店されます。

今時の70代なんてヨボヨボな感じではありませんが、管理会社側や大家さんが心配し出すのがこの年代です。

一人暮らしでお部屋で亡くなったら大変じゃないか、と言うことが根本的な考えですが、30代だって亡くなることがある訳です。

高齢化社会に入っているんだからもっと、年配者の入居を促進しないとダメなんじゃないの?

と、言う方向に考えを変えていくことになりました。

で、なんかタイミング良く朝日新聞のデジタル版に「公営住宅での単身高齢者の孤独死が去年1年で1300人超えた」と記事になっていました。

民間のアパートで入居を断られた方は公営住宅に行かれた可能性が高いような気がします。


人間は誰でも死んでしまう訳です。

賃貸住宅の場合、自然死に限れば発見されずに長期間放置されている事が問題になってしまうのですから、早期発見できるような仕組みがあれば良いのでしょう。

111そんな高齢者系の安否確認で有名なのが電気ポットで安否確認ができるみまもりホットラインi-potです。

月々の経費がかかりますが、身内の方が協力して頂けるのであれば良い仕組みになると思います。





警備会社系のセンサーを使った仕組みもありますが、基本的には報告を受ける身内の方が必要です。

その他、ネットで検索してみると、毎日決まった時間に電話で確認してくれるサービスなんかもありますので、異常時の連絡先が管理会社とか大家さんにするとか、お金さえ出せれば仕組みとしてOKになる訳ですね。


考えて見れば、今時はスマ放題とか通話料金が定額になっているんだから「毎日電話しますよ」系の対応をビジネスにしても悪くないかも知れません。

と、言うことでうちの会社は高齢者でも積極的に相談に乗ってもらえるように大家さんと考えていく流れとなりました。

ちょっと遅い方かも知れませんが、そんな時代になった事を思い知りました。

さて、本日は衆議院議員選挙ですね。

自分は出社前に投票に行ってきました。

いつも不思議なのが午後8時の投票終了と同時に「当選確実」が報道される事です。

まぁ昔よりも圧倒的に大差が付く状態なのかも知れません。

あと、今回注目しているのが、ヤフーが12日に発表したビックデータを使った選挙結果予想です。

個人情報を収集する仕組みが増えまくっている時代ですが、インフルエンザの流行予想とか実際に役に立つことも多いので期待してます。

マスコミ系の力が強大な時代ですが、ビックデータが活用できる仕組みを持っている組織も力をつけていくのでしょうね。

ではまた明日


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