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先日、高齢者の入居促進に関する記事を書きましたが、意外と感心が高かったみたいで、通常よりも多くのアクセスがありました。

高齢化社会に突入したので、今まで以上に対応が迫られる訳で賃貸管理実務の面からも工夫が必要になってきます。

特に、安否確認に関する仕組みについて自分なりに進めて行こうと考えているのですが、もう一つ考えないといけない事がありました。


しばらく前に年配の売主さんに何度かスッポカシを受けて中途半端になっている売買案件があると書きました。

80代の女性(Aさん)の話しですが、
2年前の夏に土地の売却相談を受けて、いろいろやっているうちに何度かスッポカシされたので、1年前に手を引かせてもらった案件です。

手を引いた所で終わりにしてしまえば話が終了だったのですが、区役所の福祉課さんで、バックアップしてくれるとご連絡を頂きの事で
再度活動することになりました。

Aさんは数年前にご主人さんに先立たれ、公営の賃貸物件で一人暮らしをしています。

簡単な自炊をしたり洗濯をすることは問題ないのですが、何だか訪問する度に部屋が荒れて行っている感じでした。

売却しようとしている物件は、埼玉県にある物件で、当社が10年以上管理していた貸家を壊し、現在は更地になっています。

全く利用予定が無く固定資産税を払い続けていますので、もったいないから売って欲しいと頼まれていました。

そろそろ一人暮らしをやめて施設に入った方が安全だと役所の方も考えているようで、売却した代金は、施設に入所する費用になります。

今年7月に区役所さんと一緒にAさんを訪問して「認知症の疑いがある」との事で、司法書士さん経由で成年後見制度の手続きをするになったのです。

そして4ヶ月近く経った昨日、区役所の職員さんから電話がありました。

職員  「7月にお話していた件ですが、司法書士の先生から連絡が行きますのでよろしくお願いします」

クマ  「手続きができたんですか?」

職員  「はい、土地の売買に関しての細かい打ち合わせをして頂ければと思います」

クマ  「そうですか、どんな感じになるんでしょうか?」


職員  「詳しくは先生に聞いてみて下さい」


そんな感じで先生からの連絡を待っていましたが、かかって来ませんでした

水・木と会社が休みなので金曜日にはわかると思います。

89c20284後見保佐補助と制度の中では別れていますが、どうやって判定したのか興味があります。

手続きが出来ない年配者も多いと思うのですが、実際の取引では、決済の時に司法書士さんが判断能力のチェックしているような気がします。



入院中で決済に立ち会えない共有者に司法書士さんが病院まで意思確認に来た事が何度かありましたが、その際に全く意識が無かったり、「土地って何?」とか言われちゃったらストップさせられて手続きを踏むように言われるのでしょうかね・・・

売買の方はそこら辺でチェックされているのかと思います。

高齢者が増えて行くと言うことは、判断能力に欠ける人も増えて行くのでしょうから、賃貸だから関係ないとは言えなくなってくることでしょう。

ココらへんも考えないといけませんね。



さて、本日と明日(水木)は連休です。

いろいろ宿題を抱えていますので、頑張りたいと思いますが、どうなりますでしょうか・・・

ではまた明日


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